環境保護

なかなか出来ないことだけれど

熊谷さとしさんが書いた「日本カワウソはつくづく運が悪かった?」という本での、マルミミゾウ保護に関するエピソードが良かった。
熊谷さんではない人が活動した話を紹介してあったのだけれど。
日本の三味線のバチに実はマルミミゾウの象牙が最適だとされているけど、マルミミゾウが乱獲されている現状について、伝統芸能関係の方とディスカッションから始めたという・・・。
肝心なのは、マルミミゾウの象牙のバチを伝統芸能で使用している方が、象の現状(滅びそうにまでなっている)事にまでは知らなかったということだと。
まあ、この辺は本を読んでいただければ。
何年か自然観察会に出たりして、それなりには「わかっている」(つもりも多分あるでしょうねぇ・・・。)となってくると、全く知らない立場の人のことを見落とすのだろうと思います。やはり「伝えていく」しかないのですね~~。
知らないことすら「知らない」そういう感じなのだと気づこう。自身も別のことでそうだったように。
さて、純然たるニホンカワウソでは無いかも知れないけれど、近似の系統のカワウソが日本で見つかったというのはうれしいニュースだけど、密輸入もされているというコツメカワウソのブームには熊谷さんは警鐘を鳴らしていますね。
次は大分前に読んだ本について書くかも。

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豊橋周辺のメリケントキンソウ生息地(他にもあるかもしれません)

次は普段通りの更新にしますが、

現在私が知っている限りのメリケントキンソウの豊橋周辺での生息地情報を載せておきます。

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・今の時期、メリケントキンソウの中心部の実はもう、棘付きで固くなり出しています。

・うっかり子どもも大人も、素手や素足で生息場所で実に触れると棘が刺さって怪我になる恐れがあります。

・棘付き実は、知らず知らず靴裏や、自転車や車のタイヤなどに刺さって付き、移動して運ばれることで生息地を広げてしまいます。

・繁殖力も凄まじいです。何らかの駆除を、実が成熟していない時期は、抜き取り駆除、または他の植物や生物には無害(とされている)の天然成分由来の除草剤の使用などが有効らしいです。

・地面が露出した芝地がある公園や、学校の校庭は、発生の恐れがあるのでご注意下さい!!

~生息地情報~

<豊川市>

・三上運動公園

・千両小学校→先年度、学校の保護者達が今くらいの頃?抜き取り活動何回か行い、食い止められた模様です(^^)!!

<豊橋市>

・賀茂神社

・豊橋公園・・・本丸櫓前の芝地の一部と、美術館近くのシナマンサクがある芝地にマット状に生息、駐車場一部にもある模様、公園内の他の場所にもパッチ状に点在していると思われる。

・豊橋市動植物総合公園にもあるらしい。

・桜ヶ丘公園(市電前畑近く)・・・遊具場所の一部に確認。今なら抜き取りで抑えられるかも。

・植田町蛤沢公園、憩いの場敷地内(涙;)

<田原市>

・伊良湖ささらパーク

・伊良湖遊歩道途中の芝地辺り?→観察会で抜き取り実施したけれど、復活しているようです;

*小学校は春の遠足シーズンに突入したかと思います。
今日も自宅前を、他校区小学校児童さん達が遠足に出かけていく姿がありました。
方角から某緑地公園と思います。そこでの情報は今の所聞いていませんが、場所が場所なので、生息しても不思議ではないです・・・。
普段なら、「微笑ましいな~、懐かしいな~」と見ていられますが、今日見て、ハタと気づき、今回付け加えです。
どうか、児童さんが実などで(他の要因でもですが)、怪我することがありませんように。
また、、棘付き実が靴裏にくっついてお持ち帰りされないことを(拡散されてしまうので)願っています;;
先生方はガムテープ持って行った方が良いかも!!→(靴裏などにくっついた実を取るのに。)

追記

ガムテープでも、靴裏に刺さった種子は取れないので、丁寧に骨抜きなどでとるしかなさそうです。

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画鋲のような原理で、根元まで刺さります。

*5月1日、4度目の自主的抜き取りをご近所巡りの際にしましたが、既に根元部分の最初に開花した箇所は、棘付きの実が熟した状態で、抜くときにばらばら地面にこぼれ落ちる状態でした。この時期に抜き取るのはそろそろ限界かもしれません・・・。下手すると靴裏などに実=種子を付けてしまいますし、素手では怪我も起こりそうです。

最初から分かってはいたことですが、びっしり広範囲に分布している中、一人では太刀打ちはやはり出来ない。それでもそこそこのエリアはやっつけれたし、通りがかった人に、この草のことも(2名)話せたかな。

近所の公園は、除草作業に入ることが決まりました。

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メリケントキンソウについてもうちょっと

メリケントキンソウ、メリトキ、メリトキとうるさくてスミマセン;

ここでメリケントキンソウについてちょっとまとめてみました。

まずはリンク集から。これ以外にも沢山ありますよ;;

豊橋市のHPから。

http://www.city.toyohashi.lg.jp/32846.htm

愛知県より(PDF)

https://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/shizen/gairai/soliva-sessilis.pdf

こんな対策マニュアルも(玉名市または志布志市関連作成のPDF)

http://www.city.shibushi.lg.jp/docs/2016120600073/files/syuuseimanyuaru.pdf

今後は造園業でのこんな請負も増えるのかも知れません・・・。

(伊勢造園建設株式会社さん)

http://www.isezoen.jp/meriken.html

近隣市内の公園で、ボランティアを募っての駆除活動を行っているところもあります。

(名古屋市庄内緑地公園)

http://shonai-ryokuchi.jp/staffblog/2342/

(静岡県立森林公園:浜松市内)

http://kenritsu-shinrinkouen.jp/cms/wp-content/uploads/2015/01/35c5bdb0535c774648e3a08865c6cbc9.pdf

個人で駆除に格闘していたりするブログ記事なんかもあったりしました・・・。

さて、

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愛知県のPDFリンク先にもありますが、抜き取るのには、これくらいの大きさの、魚の中骨抜きが割と便利です。これより大きな物もあるそうな。画像の物は100均で買うことが出来ました。

ただ、、地面が踏み固められたような場所では苦戦を強いられます;その時には違う道具があった方が良いと思います。

この前、近所の所のを抜きにいったのですが、30分、と決めたものの、ついフィーバーして(何せ気づけばあっちにもこっちにもあるのですからね;)1時間少し格闘したら、、中骨抜き握っていた右手の薬指がずっと当たっていたからでしょうね、痺れてしまい、4日目の今、少し治まってきた感じです・・・。

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ちょっとごつめの株から、出たばかりという感じの小さな株まで様々・・・。

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伸びた枝先に目立たない花→実に移行中?のものがありますが、指先の茶色くなったのは最初の花がもう実になった箇所です。

付き合うほど可愛くないし、しぶとさに呆れるし、禍々しいと思ってしまう;

彼らは元々の自生地で、きっと過酷な場所で生き延びるためにこのような姿になったのでしょうが・・・。

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これこれ、これですわ~~;;刺さる元凶の元!!

4月26日に駆除に行った株の中には、もうこのように棘付き種子が出来ているものもありました・・・。

リンク先でも、検索先でもきっと沢山画像を見たことでしょう・・・。

勿論、全ての駆除は無理とは承知の上で、それでも、車が停まる辺りで、タイヤに接してしまいそうな箇所とか、クスノキの木の下周り、通路沿い、まだ侵出したてのエリアなど、ポイントを絞って抜き取りました・・・。

公園の遊具のある辺りを本当は優先して採りたい所ですが、踏み固められた地面から抜くのはなかなかに難しそうです・・・。

この外来種に対して、何か良い方法あればいいですが・・・。

現実的に考えてしまえば、除草剤でもって駆除と言うことになってしまいそうです。ただ、他の草には影響を与えない種類の除草剤があるそうで、クエン酸が主としたもののようです。何でも、他の植物は摂取しないけどメリケントキンソウはクエン酸を摂取してしまい、結果枯れるとか・・・。

無毒、とされたものが、実は後々害があった、なんてならないといいですが。

そろそろ棘付き実の対策として、生息場所に立ち入ったときは、ガムテープか、コロコロのシートのロールを持参して、出るとき靴裏などに付いた種子を取るなどする工夫が要りそうです。種子は分かれば、すぐにそれ、と判明できるので、芥子粒のような分からない感じにはならないと思いますよ。(追記:靴裏に刺さった種子は、ガムテープでも撮れないので丁寧に取るしかないみたいです。)

例えば、折角お気に入りフィールドでの駆除がそこそこ成果を収めても、帰った家の庭にお呼びしてしまう、ということになりかねないので、それは避けたいですよね!

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公園や、学校敷地などは今後ご注意下さい!!

頭の痛い記事続き(苦笑;)

この時は、近くの建物で、某所属団体の総会+会員継続手続きがあったため、出かけていったのでした。

場所は桜ヶ丘公園。

ここでも、つい、例のアイツは無いか、自動的に目がサーチエンジン化になりました。

噴水の辺りとか、どうやらないみたいだ~~~・・・。

・・・・・・甘かったね(涙;)

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用事のあった、某所属団体の遊びの支援でも、ここは使われることがあるのではないかと思う滑り台。

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ここにもありました・・・。メリケントキンソウ・・・。

やはり、子ども達やそのお母さん達の足などに棘付き実が刺さって、運ばれているのだと思われます・・・。

ただ、この日見た限り、あくまでも「見た限り」では、

この辺りだけしかないので、有志で駆除すれば、拡散を防げそうな感じです!!

(抜き取ったらゴミ袋に入れ、外に出ないようにして燃やすゴミへ!!)

ここも関連施設に伝えた方が良いかな?→メールで連絡しました。

豊橋市に限らず、皆さんのお住まいの場所にある公園や、子ども達が通う学校の運動場などで、このメリケントキンソウが移入していないかどうか、是非気をつけて行ってくださり、可能なら早めに抜き取り駆除を行って欲しいと思います。

(駆除に関しては、他の植物などには害のない除草剤もあるようで、現実路線として、除草剤での駆除になりそうな気配がしますね;)

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豊橋公園でのメリケントキンソウについて

頭が痛いことだが取り上げねばなるまい・・・。

「メリケントキンソウ」南アメリカ原産の外来植物です。

この耳慣れぬ言葉を聞いたのが去年のこと。Nさんという方のメールで知り、なんだか好ましくない植物らしいとは分かったけれど、ただ名を見聞きしただけではどんな存在なのかイメージは分からず、「ふ~~~ん、」という感じだったと思います。

しかし、程なくして、その存在を知ることになったのが、去年2017年の4月の22日のこと。

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(クリックすると中央に棘ができかけているのが分かります)

何と、いつも定例観察会を行ってもいる、豊橋公園内で、人知れず繁茂していることが分かったのでした!愛知植物の会の豊橋公園での観察に参加の折りにでした。その時の記事が以下に。

http://romendensya.cocolog-nifty.com/2/2017/05/post-5a95.html

実際には、そのもう少し前にNさんが記録していたことに気がついたそうです・・・。

この草、花は目立ちませんが、実になりかけの頃から棘が出来だし、うっかり触れると痛いくらいになります。この前経験しました;;

それがやがて種子となり、ばらばらになると、靴裏なんかに棘付き種子が刺さり、歩かれることで、生息域を拡散していくという戦略はオオバコにも通じるものがあり。

加えて、一番やっかいなのが、その棘付き実を付けたメリケントキンソウがある公園などで、うっかり素足・素手で触れてしまうと、時には怪我になる恐れがあったりすることです。

現に、メリケントキンソウ、で検索すると、日本全国各地で猛威を振るい、怪我をした話なども見ることができます。

こいつらが出没する場所は、公園や庭、学校の芝地など、人々が集まったり憩ったりする場、そしてなだらかな、コンクリートでない芝地は、子ども達の遊び場として最適な場所であったりするのです・・・。

我が家も通り過ぎた道なので分かりますが、歩き出したり走り出したりして、まだ足下が覚束ない小さなお子さんが、転んでも怪我の心配をせず、自由自在に走り回れるフラットな緑地は、結構貴重な場だったりしますよね!子どもが生まれる前は、そのことに気がつかなかったですが・・・。(自然の森や原っぱで遊べばいい、と思っていたけど、結構起伏だらけだったり、岩場だったり色々あるのでそれはもう少し大きくなってからになるよね。)

私の子どもも幼少時、特に良く走り回る子どもだったからねぇ・・・。

そんな小さな子ども達が走り回り、うっかり転んで膝をついた先に、この棘付き実をスタンバイさせたこの草が待ちかまえていたら、、、と思うと、気が気ではないです。

さて、豊橋公園でのメリケントキンソウ、植物の会で見つけた、マット状に繁茂している場所以外でも、パッチ状に分布しているところもあったり、更に去年12月の観察会時では、吉田城隅櫓前の芝地にもマット状の群生地があることが判明しました;駐車場付近のロータリーでもどうやらあるようです。

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こんな風に、地面が露出したような芝地に出没します。

4月の観察会下見の後に、この外来種の駆除をしたらいいのでは、と思い立ち、呼びかけなどしたところ、やはり市の公園緑地課に許可を取った方が良いのでは、との話になり、市の担当の方に電話したところ、市では、もう既に、市内あちこちで猛威を振るっているこの草は手に負えないという答えで、窓口でボランティアとしてのアダプト登録を行って駆除していただけると有り難い、とのことでした。

ということで、今回東三河自然観察会、という団体名で登録はしてあります(登録の手続きは難しいものではない)。

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登録(実施する公園名と作業内容、行う人や団体記載)すると、指定のゴミ袋を支給していただけます。

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4月の観察会下見の後、、私と、、もう一人の方が協力してくださって、小一時間作業してみました。とはいえ、これで全部が取りきれるほど、相手は甘くないですが;;

メリケントキンソウは抜いた後、外に出ないようゴミ袋に入れ、しっかり口を縛りましょう。

指定のゴミ袋に入れたら、公園内の分かる場所に置いておけば、市の方が取りに来ていただけることになっています。今回は風もあったし、中身多くないので、飛ばされる恐れもあったので窓口まで持って行きました。

尚、東三河自然観察会では、5月と7月の豊橋公園定例観察開時に、このメリケントキンソウの駆除体験を取り入れることとなりました。(実ができかけて素手で触れると痛さがあるかもなので、手袋等していただこうかと検討中、)この外来植物について知っていただこうということとなりました。

豊橋市内の公園などでこの草を見つけたら、市の公園緑地課で是非アダプト登録をしていただければ、有志で除去活動ができますよ!子ども達が安心して公園で駆け回れるよう、機会あれば是非行っていただければと思います!

*さて、豊橋公園でのメリケントキンソウ事情についてはこんな所ですが、、この後まさかの現実に打ちのめされるとは・・・。

駆除に便利なのが、魚の中骨抜き器具。100均で買えますよ。

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誤った「環境教育」

*これは、特定の箇所を責める目的で書いたのでは無いことを書き加えておきます。問題は、この流れをメジャーとしてしまっている世論の全体部分になると思うから。

どうかあまりこんな事はしないで欲しいという願いから、改めて書きます。
こんな私はマイノリティーなのかも知れません。

日本での環境教育、生き物に関したそれの場合、その多くが「特定の生き物の愛玩」の域を出ていないことを感じさせられてしまいます。

環境教育って、どんなものでしょうか?

温暖化や農薬問題など言われているように、地球環境に及ぼす人間活動の影響をどう少なくして、未来の地球環境を守っていくのか、これ以上自然の生き物を滅ぼさないように、どう暮らしていけばいいのか、自然の何を学んでいけばいいのか、

環境教育とは、そういった深い内容のはずだと思うのです。私たちのこれまでの行いの反省も含め、未来の子ども達に世界を残していくためのもの。地球にいるのは人間だけではない、あらゆる生き物たちと共に生きていくのだと言うことを。

これまで、川や池に外来魚の放流、以前はニュースで、小学校の行事でニシキゴイの稚魚を放流している様子がテレビであって、愕然としたことを覚えています。最近は、外来種の問題も定着しつつある中、そんなことが無いことを願っています。

ホタルの飼育と幼虫の放流も良く話題になります。その地にいるホタルを保全ならばいいですが、そうでない他の地域のホタルの持ち込みは、問題視する声もあります。(ホタルの遺伝子汚染に繋がると言われます)

さて、下の記事でアサギマダラという渡りをする美しい蝶を、この蝶が好む成分を出すフジバカマを植えることで呼び寄せる花壇作りについて書きました。検索したら、1箇所や2箇所どころか、県内ばかりではなく、色んな場所でこのフジバカマ花壇を作って呼び込んでいる事が分かり、今かなりかなり驚いてしまっている私です;

しかも中にはこれを「環境教育」と呼んでいたりする所も・・・。

アサギマダラは大型の蝶で、その色合いも美しく、会えたらやはりとても感動すら覚える蝶です。更にこの可憐な姿ながら、海を越えて渡りをする事も知られていて、このこともロマンを感じます。渡りのルート解明のためにマーキング調査も行われています。

こうした蝶が沢山集まれば、それは見応えがあり、「綺麗ね~♪」と足を止める人が多くなることは自明のことでしょう。マーキング調査もしやすくなりますね。

各地公園で、そして小学校でも、、その姿を見るためのフジバカマ花壇は作られているようです。そしてこのことについて推奨はすれど、異を唱える人は少ない・・・。

でも、これでいいのでしょうか???

多くの人が足を止めるために、喜ぶために作るこうした花壇作り。それは申し訳ないけど「愛玩」もっと言ってしまうと見せ物的な要素が多く、その様子からは決して環境教育などとは呼べないものです。アサギマダラとフジバカマしか見えていないです。

伊良湖に行くと、フジバカマに近い種のサケバヒヨドリに集まるアサギマダラがいますが、その影にそれを狙うカマキリがいます。時にカマキリに捕まるものもいて、サケバヒヨドリの下にアサギマダラの翅がいくつも転がっている光景もあります。綺麗なアサギマダラもカマキリにはご飯なのですね。(旧ブログ記事参照)

http://62753154.at.webry.info/201110/article_17.html

そしてアサギマダラの幼虫は、キジョランという植物の葉っぱがないと生きていけません

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→こういうとキジョラン畑を作ろうと言い出されるかも?でも本質は、そこじゃない。

アサギマダラはフジバカマだけを吸蜜しているのではなく、近所で見たのでは、外来ですがセンダングサの花であったり、在来のノコンギクの花であったりもします。

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(ノコンギクに吸蜜に来たアサギマダラ)

そして自然にいる蝶はアサギマダラだけではないですし、渡りをする蝶にはイチモンジセセリだって実はそうなのです(ということを恥ずかしながら私はここ数年で知りました;大分前から分かっていたみたいですね)。

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(身近にいるイチモンジセセリも渡りをする)

蝶に絞っていれば、彼らはその種ごとに、幼虫の頃それぞれ食べる植物が決まっています。たとえばウラギンシジミは幼虫はナツフジやクズなどマメ化の植物、

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(クズの花にいたウラギンシジミ幼虫)

ヤマトシジミはカタバミ、ムラサキシジミは常緑のアラカシやアカガシの葉を、といった具合に。成虫も花の蜜を吸うものもいれば、動物の尿などを吸うものもいたりします。樹液もあるね。

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(暖かい12月に現れたムラサキシジミ)

そんな彼らはカマキリなどの肉食昆虫のかけがえのない餌でもあります。

様々な植物がないとそれらを食べる虫、更に肉食の昆虫、そして鳥や獣が生きていけず、そうなると巡り巡って人類の暮らしにも影響が出てくる、その自然、多様な生き物がその地で食物連鎖などを通して繋がっている環境の仕組みを知ること、生物多様性とはを知ること、アサギマダラを含む色んな生き物たちが生きていける環境を知り、残していこうとすること、

それこそが、環境教育の、「はず」です!!

勿論、そこに「人」がいてもいいけどね。

特定の生き物だけを愛玩したのでは、環境教育の真の姿に近づくことはできないのではないかな?

そして特定の生き物だけを尊重すること、ともすればそのために他の生き物を排除したり不要な外来生物の放出や、植え込みなどに繋がったりすることは、反することはあっても環境教育としては誤ったものであると言えるでしょう・・・。

ビオトープのあり方が、時に慎重に見極めなければならないのも、そのためです。

そういえばホトケドジョウを中山間地の水田で保護するために、食べに来る鳥が来ないようネットで覆ってしまうと言った出来事を批判する書き込みも見ていますね・・・。残酷なようでもあるけれど、食べる食べられるという関連もあってこその自然なので。

確かにアサギマダラの呼び寄せは、分かりやすく、また見た目綺麗なので感動を呼びやすいですね、手っ取り早くもある。しかし環境教育とは決して呼んではいけないと思います。

それに渡りのルートは日本では解明されているとも言えるでしょうしね。むしろ渡った先でのデータが少ないのではないかと、そこで調査する人がいないのではないかな?そちらの方が本来重要なのではないかな?

日本の環境教育、本来の意味のもっと成熟したものになる日が果たして来るのでしょうか?

どうか「誤った環境教育」は広めないで、本来のあるべき環境教育とは何かを問い直して欲しいと思います。

*勿論自然の生き物の保全のために観察会活動などを行っている団体や場所が数々あることも付け加えておかなくてはなりません。頑張らねば。

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梅田川フォーラムクリーンアップに参加

母校に出かけた翌日は、地域の梅田川で、クリーンアップが行われたので参加しました。

主催は「梅田川フォーラム」さん。

今回は川の左岸側を廻ったのですが、、そこでの1画が凄いことに・・・。

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一所にゴミが固まっていて、袋に入れて回収するのが大変でした。多いのがペットボトル(飲み残しも)、缶など。うわぁ~~;;

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主催の方は、川の流れで1箇所に集まってきた、と言いますが、中にはこうしたヘルメットがいくつかあったり、サンダルが集中していたり、ゴミ袋に無造作に詰められたゴミが並んでおいてあったりしていたので、恐らく不法投棄だと思います。

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ペットボトルの飲み残しジュースなどは、甘いような腐ったような妙な臭いがしましたし、回収でぐちゃぐちゃなので、はめている軍手もドロドロになりました。

大量のゴミをかがんで拾うので腰にも来た(汗;)

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回収しきれなかった発泡スチロールなどの大型ゴミは、県の方に連絡して引き取ってもらうことにしたようです。

ゴミの底からは、住処にしてしまっていたクロベンケイガニやベンケイガニ達が出てきたし、マムシか、アオダイショウの幼蛇(両者は幼蛇姿似ている)が出てきて草むらに隠れたようです。

各所でゴミ拾い活動ありますが、1度は参加することをおすすめします。

場合によっては回収作業大変なこともあり、こうしてみると、いかに無思慮にゴミを外に捨てていくことの人の所作に怒りを感じてきます。

是非。

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ゴミ拾いの後は、Nさんの植物調査に同行しました。白いのはこの頃逸出のタマスダレ。

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セイバンモロコシ

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20年前には無かったけど、最近猛威をふるっている、アレチハナガサ。

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元からこの地にあると思われる、ハマアカザ。

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途中でNさんが「わっ!でかいアシハラガニ!!」と。

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確かに握り拳より少し小さい位の、しかしアシハラガニとしては大きなカニ→ハマガニでした、が2匹、お互い向かい合いながらこっち見て静止している・・・。この姿は交尾中の様子。邪魔してスミマセン;顔を外にそらした隙に2匹とも巣穴に潜り込んだ模様・・・。

*その後Nさんから、アシハラガニ→ハマガニであったとの訂正メールがありました。私も図鑑などでいろいろ見てみましたが、この画像のアングルからではなかなか判別難しい。けれど、アシハラガニは甲羅幅が3センチほどに対し、ハマガニは5センチと大型になるとの記載があり、大きさ的にはやはりハマガニが妥当なのだとなります。ということでハマガニに訂正します、済みません;フィールドでは当たって砕けろ、何度でも、ですね;;ひたすら修行だ;

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ハマザジ。塩性植物が見られるのは、汽水域(海水と真水が混じっている水域)である証ですね。

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水質検査結果。この日は汚れがひどかったそうです。

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帰りの車にいたのは、ヒメジャノメ。デジカメで撮って後に家で図鑑で見たり、ネットで聞いてみたり。Sさんありがとうございます。

地域の活動なので、なるべく今後も参加はしたいと思っています。

梅田川フォーラムの皆さん、お疲れ様でした。

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結局、自然を守ろう、という気持ちを育てるのはどういうことなのだろう、っていう話 その6(ひとまず完結編)

このところ、前のブログや別館ブログで取り組んできたことの記事が未完結のままになっていて、ここできちんと片を付けないと、と思っています。このところ身の回りの忙しさで月日が流れて行ってしまい、こうした取り組みがおざなりになってしまいまいました。若かった頃はこまめに出来ていたこうしたこともやはりなかなか出来なくなっていくのかな?

気力・機動力が衰えてしまわないうちに、出来ることはやっておかないとと思います。

「もり~ゆ」第1弾のブログで取り上げたこの特集記事、見てみると「気持ち玉(Facebookのいいね!に似たような機能)」が付いているのが分かりました。ありがとうございます。

今回は締めくくり。きっと本当はまだまだ広がりはあり、解決しきれない面もありますが、一番にいたかったことについて書いて、ひとまずの区切りにします。

まずは旧ブログ記事、その1~その5までをリンク。

http://62753154.at.webry.info/201503/article_9.html

http://62753154.at.webry.info/201504/article_2.html

http://62753154.at.webry.info/201505/article_10.html

http://62753154.at.webry.info/201506/article_1.html

http://62753154.at.webry.info/201512/article_2.html

自然を守ろうという気持ち、伝える先はどこになるのだろう?

毎年開催している雑貨や、ベジタリアン向け(とばかりでも対象は無く、幅広い対象です)の食べ物のブース展を出しているところが、今までの施設内から、公園に会場を移したところ、好評だったそうです。自然の中で子ども達がのびのび遊んでいたり、木々に腰掛けて、買った食材を頂いて楽しんでいる光景が見られました。その自然について詳しくは知らないけれど、元々自然が嫌い、ではなく、好きな人は案外多いのではないかしら?ただ、接し方、目の前の自然や生き物についてよく知らないなど分からないなぁ、という所があるのではないかな、と思います。

自然を知り、守る気持ちになってもらうためにと開催されているはずの観察会です。しかし場所によっては常連さんが殆どで、自然についてはひとまず知っている人が多かったり、既に自然の意味を分かっていたりする人が多かったりするケースもあります。それも悪いことでは勿論全然ありません。

でも願わくば、もっと幅広く、「何となく自然は良いものだ、と思っているけど、自然ってあまり分からないんだよね~」と思っている層に伝えられる方法がないかな、と思ったりします。小さな親子連れや、保育士さん、子ども達等々・・・。

みんなは詳しすぎる知識はあまり必要ないかも知れない(知っていても勿論損は無いですよ!)。勿論、自然の出会いで知識欲を高めて、専門職になる人も生まれることは良いことではあると思います。

でも、マニアックに必ずしも皆がなる必要はなく、、自然とどう付き合うかとか、いつも現れる生き物、心配な生き物について、たとえばモデルさんのプロフィールくらいの情報は知ることができたらいいよね、と思います。(あまり貴重な生き物は、逆に伝えるのは慎重にした方が良いでしょう)

観察会、もう少し敷居は低くしつつ、伝えるところはしっかり伝えられるような、そんな場でありたいですね。

守る気持ち、自然への理解、共生を探るのは足下から

今も日本の自然保護、進んだ面もあれば、残念ながら変わっていない面、政権が逆戻りしてからむしろ後退してしまった面も出てきています。温暖化の心配は尽きないままです。

つい「環境保護」となると特別な地の自然の保護問題、という意識にまだなってしまうのかも知れませんね。勿論、保護するべき特別な場所は勿論大切にするべきであるし、その活動も応援していきたい。一方で、極身近な森や林、そして人の手が入った田畑やため池などの半自然についても、その存続自体が危うくなったり、自然環境の変化(遷移や外来種の侵出など)である種の生き物が見られなくなるなどの問題も起こったりしています。

地域の身の回りの自然を想う気持ち、遠くの自然、特別な自然を想う気持ちは同じ物

いづれも何をどう保全し、何を守っていくのか、それは個人の好みとか主観ではなく科学的に見つめて取り組む問題だと思います。

最近農の衰退によって田圃の環境を生息地としていた生き物に取り生息環境の危機となっていたりしていて、農のあり方も今後問われていくのではないでしょうか?

近所の子どもを気にかけるように、身近な自然の生き物も気にかけよう

環境問題は特別な問題ではなく、既に身の回りにある生き物たちの変化に既に現れてきている、本来は決して誰にでも無関係ではない問題ではないでしょうか?ただ、身の回りの慌ただしさに振り回され、なかなか向き合えなかったりしますね。あるいは「今この瞬間が良ければ楽しければ、」と関心を持ちにくいのかも知れないですね→ここをどうしていくのか、になるのかな?

同じく無関心になってしまうものとして、政治問題などがあるけれど、ある方は「歯磨きをするように世の中のこと、国のことを考えよう」と訴えていて、なるほど、と思ったことがあります。

自然のこと、生き物のことも、同様で、住む場所にある生き物について地域でもっともっとまなざしを注いでいって欲しいな、と思います。

近所の子ども達を地域で気にかけていくように、地域の自然についても同じように気にかけていって欲しい、今年のウグイスはどうだろうとか、チョウたちこの春いつものように出るだろうかとか、川のカニたちが今後も見られるようであって欲しい、イシガメが見られなくなったので心配だ、等と言ったように、自然について常に町の話題になるような、そんな社会になったなら、というところに行き着くように思います。

そのような社会になるよう少しでも動けたら、そう思っているのですが。

きっとまだまだ言い足りないことはあるけれど、それはまたおいおい述べていくとして、ひとまずこのシリーズここまでとします!

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中部の環境を考える会(新聞で)

今日の中日新聞朝刊で、「中部の環境を考える会」が35年になる活動について載っていました。
私は会員とかではないですが、知ったお名前も新聞にありました。
昔の活動の頃、当時の活動先はこちらの会とは少なからずつながりはあったのではないかしら・・。
(色んな所とゆるやかに連帯は必要であったため)

インタビューにメンバーの方で弁護士でもある野呂汎先生が出ていました。
「反省生かされない日本」として。

そうですね、あれほど環境アセスメントの法整備については市民側からも意見が出ましたし、万博のアセスでも皆が意見を出し、公聴会も開かれたりして来ましたが、現在不十分なままではあるけどこの環境アセスメント、最近どれだけ活かされているのでしょうか?あまり聞こえてこないのですが。
リニア中央新幹線なんて、正に対象のはずですが。

一昔に比べて「環境保護」=異端という見方は無くなってきたようには思えますが、まだ内実は不十分なものがあるとは言えるかもしれないですね。官・民共に。

最近流行らないとも危惧されてしまっている環境問題、これからも変わらず問い続けるところがあって欲しいと思います。

*今年の総会テーマは「パリ協定」とのことだそうです。トランプさんがまた後退させちゃった感がありますが、どうなるのだろう?

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これは、是非ご協力下さい!

東浦の里山を破壊してのメガソーラー計画から自然を守ろうという活動です。
是非、ご協力下さい。

卯の里・東ヶ丘 里山保護アクション

https://unosato.wixsite.com/higashigaoka

*ソーラー発電は、原子力や石油に代わる、環境への影響を少なくする(厳密には使う材料面でゼロとは言えないらしい)発電方法の一つとして有効ですが、皮肉なことに大規模なソーラー発電計画によって身近な森などの自然が開発で破壊される出来事も起こっています。
中には行政への正式な手続きなどを行わずに違法に行ったケースもあり、海上の森の隣接地の森が破壊された事も最近の出来事として記憶に新しいところです。

尚、電力の自由化はようやく出来てきたのですが、本来市民が環境に影響を与えない安全な電力を選ぶためのものが、使用量に原発の廃炉費用を上乗せされるなど(つまりは元の電力会社の利益が守られる仕組み)の問題も起こっています。

本来の環境を守るための取り組みは何なのか、太陽光発電の本当の意義は?そのような本質的なことが今も尚、おざなりにされてきている現状があります。

そうだ、私はそのために自然観察を始めたのだよね、だからこういったことは今後も見過ごさず、取り上げ続けます。

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