映画・テレビ

「この世界の片隅に」こんな見方も・・・。

あっちこっちで話題にしている感あり、「この世界の片隅に」。

感想をここで書くよりは、是非上映中に観に行って欲しいとお奨めします。
原作マンガも合わせて是非に!

ところでこのアニメ映画の魅力の一つに、広島・呉の当時の描写がありますが、まだ自然が残っていた頃の様子も丁寧に描かれていると思います。

最初に書いたけれどシロバナタンポポ。論争があるようですが、昔はあったみたい。
それから、ヒドリガモかカルガモ、オナガガモとホシハジロも登場します。
物語の鍵にもなっているサギはチュウサギのようですし、ダイサギもいますよ。ダイサギが突いていたのはオサガニらしいと述べている所あり。まあ、たしかに場面は干潟だったので、オサガニかヤマトオサガニの可能性がありますね~~。
ただ、シギやチドリがきっといたのでは、と思うのですがそれを求めるのは贅沢でしょうね・・・。真夏はシギチは確かにいないけれど、イソシギ当たりはいそうであるし・・・。
カブトムシやヤマトタマムシモいますし、浦野家のみんなが食卓で食べていたのはマテガイだ~~!!
シオカラトンボ、そして色味的にウスバキトンボではなく、アカトンボの仲間の群れ、、と。

最初1回目観たときは、作品の流れを追うのに必死で今ひとつ掴めなかったところも、2回目ですと分かってきますね。

ううううむ、チャンスがあれば3回目観に行ってこようかな。そんな映画です。

大抵は2回止まりだったのに(風立ちぬ、あしたのジョーなど)、3回観たのは「マラソン」でしたね。それを越えるか・・・。

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割と真っ当な番組が出るようになってきた・・・。

テレビ愛知で「緊急SOS危険生物外来種から日本を守れ」という番組があり、珍しくYu-Yu君も関心を持って見ていました。
あ、最近彼は「ダーウィンが来た」も欠かさず見るようになっていますね、主にヒゲじいのダジャレが良いのだろうけれどね・・・。
いろいろ、出てくる外来種について聞いてきているから教えることが出来ました(^^).
ニホンイシガメは君がまだ小学校低学年の頃は近所でも普通に学校そばの田圃脇にいたりしたのだよ(当時の校長先生が驚いていました)。
鉄道オタクな本人とこんな話が出来る日が来るなんてね~。

アフリカツメガエルの実態も出ていました。簡単に飼育できるらしいので、外来種になってしまう不安は感じましたが、やはりそうでしたか・・・。
和歌山の池に爆発的に増えている現状に憂えてしまった。
ちょっと前に別の番組で、「飼うのが簡単でお金になるから」ということで、一軒家で大量飼育の様子も見ていて「逃げ出したりしたらどうなるんだ」と思っていました。

番組では各地の様子を伝えていて、対策で池の水抜き、駆除という様子を放送していました。
国内外来種とかコイも外来と取り上げていたり内容としては割と真っ当な内容であったので良かったです。民放でこのように取り上げられたことはいいことだと思いました。

かつて「自然を大切にする」=魚の放流、中にはニシキゴイの幼魚もいる、なんていうとんでもない様子が、小学生達に行わさせている「美談」ニュース映像見て唖然となったことを思えば、格段の差です。

勿論、今もまだまだ「トンデモ」な自然保護、の例は出てくるとは思いますが・・・。

そして、芭蕉の住処の跡の管理されていたい池に、外来種はいなくて在来種が残っていたという様子も見て、主な目的はそこに飼っている由緒正しいニシキゴイの池を綺麗にと言うSOSだったけど、日本の淡水魚の保全の意図は無かったと思うけど、外来種が来ずに結果守られていたと言う事実に、以前読んだ熊谷さとしさん著の「ニホンカワウソはつくづく運が悪かった?」での一文、「自然保護はつくづく、結果オーライだ」を思い起こしました。

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