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校区小学校での総合授業協力~汽水域の川での底性生物の観察でした!

9月に3回にわたって、校区内小学校4年生の総合授業に協力参加する機会がありました!

校区に流れるU川について学ぶ物で、ゴミ、水質、生き物それぞれについて学ぶ3つの班に分かれて現地で実践と学びを行い、考えをまとめていく内容らしいです。

私は生き物班のお手伝いをすることになりました。

3回それぞれ、小学校から生徒・先生方と現地のU川に出発!3回とも潮の引く日時に実施です(下流域で、真水と海水が混じる汽水域)。

・2019年9月13日

第1回目スタート!子ども達が銘々に貝などを持ってきてくれたりしました。

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また、石をひっくりかえせば、沢山のタカノケフサイソガニが現れました。因みに白いのは外来のヨーロッパフジツボ。

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川岸のヨシニもカニがいるよと伝えたら、皆クロベンケイガニをゲット。

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向かい側にハサミの赤いベンケイガニがいますが、バケツの色のせいでわかりにくい(苦笑;)

1時間はあっという間で、それぞれの生き物の名前を伝えて、帰りの準備、学校へ戻ったのでした。

バケツは、観察用に予め100均で3つ用意。しかし、採取した生き物は泥まみれになっていたので、本来の色とかわかりにくかったと思います。

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バケツの泥を家に帰ってから洗い流していたら、イシマキガイを連れ帰ってしまっていたのでした。プリン容器に義父母宅のメダカ水槽の水を入れて、次回の時に川に返せるようにしましょう。

・2019年9月17日

第2回目です。この時潮はあまり引かなかった日でした。

先回たくさんいたタカノケフサイソガニは、何故か今回見つけることが出来ませんでした。

今回はヨシの根元に潜むクロベンケイガニ捕りに夢中になった子ども達、そして先生も!!

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やはり、まずはそれぞれ持ってきた虫取りケースに入れたがるよね。

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段々大物狙いにシフトしていった模様です(笑)。

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イシマキガイも良く見つけてくれた子がいました。

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ヤマトシジミも割と取れた。

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ここではベンケイガニは少ないですね。因みにアカテガニはここでは見ていないです。

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今回玄関前で他の器財と落ち葉まみれになっていた、ホーロー製のトレイを見つけて洗って持って行ったのを活用。カニや水の中に住む生き物が観察できるように、クラブで使用した蓋付きプラスチックの容器(100均で購入)も活用。

やはり分かりやすく見せる用具は、干潟などの生き物では必要ですね。

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今回カニがメインでしたが、川の中のエビを採るのに夢中な子たちもいました。先回テナガエビらしい稚エビや、先回と今回は透明なエビ(種不明)も見つかっています。それから、

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終了間際に一人の子が見つけたのがこの巻き貝!これはここでは初めて見る!汐川干潟で良く見たウミニナやヘナタリの仲間だ~!

後に自然史博物館Mさんに見ていただいたところ、フトヘナタリの子どもの貝だと教えていただきました。

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で、、こんな巨大なパイプを掘り出した子も実はいた!!彼は3回目ではフジツボだらけのボーリングボールを掘り出している(笑)。

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こちらの小さな「クロワッサンみたい」な貝達も発見。これはカワザンショウの仲間で、自然史博物館のMさんによれば5種類確認されているそうです。Mさん、ありがとうございます。

観察が終わり、教室に戻るときは、もう潮の満ちる頃で、あっという間に川の水が岸辺に押し寄せてきていました。

・2019年9月27日

3回目。この日は時間も多め。潮もかなり引いていました。しかし、泥に足を取られる~!!ひとたびはまると抜けるのに大変です;

3回目なので、今回は時間の締めくくりに、名前を覚えたかと、川のどんな場所(環境)で見つけたかを教えてもらおう、ということに。私自身は、なかなか撮れなかった生き物に対してのデジカメ撮影を意識して撮ろうと(笑)。子ども達に対応しているとなかなか撮影出来ないですね(苦笑;)

 

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U川にはフナムシも見ることができます。

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フジツボの仲間も。筋の入っているものはタテジマフジツボ(外来種)。

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マガキもブロックに貼り付いている。でも中身は痩せているようです。とはいえ、水質は綺麗とは言えないので、食べれるかはその面でもどうなのかな?

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これ、ボーリングボールについているんだよ。なんでボーリングボールがここにあるのか、それも問題だ・・・。

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これもやっと撮影できた。コウロエンカワヒバリガイ(外来種)です。

その他に、多くはいなさそうですが、ゴカイの仲間も見つけてケースに入れました→これを撮るのを忘れていた!!しかし、後の大方は撮れたので良しとしようかな。

ゴカイは泥をざるに入れて洗い出す方法よりも、岩などをどかして見つけ出す方がここでは簡単でした;

このほかには、アサリの小さな貝殻を。タカノケフサイソガニが、辛うじて1匹いました。

終了時間前に生き物の名前を当てるクイズ形式とし、どこの環境で見つけたのかも聞いてみました。

そして、川の干潟で見つけた生き物たちと、水質との、食物連鎖を通しての関わりについえ、図を元に説明したけれど、、、、皆分かってくれただろうか?

こんな感じで3回のU川についての生きもの観察が終了しました。

この場での生きもの観察での主導役は初めてでしたが、以前にこの川で実施された生き物モニタリングに参加、その当時見えたNさんに教えていただいたことが力となりました。

また、どんな道具を持って行くと観察しやすいかが分かってきて、伝えるポイントもこちらとしては伝えることが出来たかと思います。

ただ、子ども達、もうひとたび水辺にはいると観察と言うよりも、水辺で戯れてフィーバー!てな感じだったような(汗;)

まだ学習は続くようです。どんな意見が出てくるのか、その中に今回のことが少しでも活きてくれればいいな、と願っています!

*追記:この頃ニュースでも取り上げるようになったからでしょう、引率の先生の中に、また子ども達の中にも、プラスチックゴミによる海洋汚染の事が言葉に上がったのは良いことだな、と思いました。

 

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