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2019年10月

環境保護活動のニューフェイス

多分こちらにも書くかも(出来なかったら済みません;)と思いますが、

最近、環境保護や世界各国で子ども達を支援したりしている藤原ひろのぶさんという方の講演が豊橋であったので、聴いてきました。

「病気を治そう」という名前でFacebookを運営、ブログなどもあるし、本も出されています。

また、豊川で、今度は別の方が地球環境についての講演を行うそうです。

この頃の気候変動への危機感が世界的に高まっている中、日本は今ひとつ実感を持った人がいない中、新しい世代の若い方(自分から見たら若いな)が登場するのは良いことだと思います。

ただ、、年寄りのせいなのかね、ご免なさいね、一歩引いて見てみます。

藤原さんはバックボーンがそれなりにある感じではありますが、もう一方は果たして?

ある程度時をかけてみて、果たしてその活動は本物なのかどうか、見てみたいところです。

気候変動に対して、デモだけではない何かが欲しいですよね。

勿論、冷静にと言って、気候変動に冷静のポーズを取って何の危機感も持たないのは良くないですが。

小さな発信しかできない私は、地域ならではの発信をしていきます。時に「私の存在は、意味があったのだろうか」と波野靜香(OVAハーロックの人工知能としての設定の方)のようにつぶやきながら。

 

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命の洗濯へ その3

やはり見るもの色々あって、時間が過ぎていきますね~。

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これもコバノガマズミかな?

そうこうしているうちに、帰りの電車の時間が近づいてくる・・・。

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ここでもアカトンボ類はいた、というか結構いましたね!ただし県民の森よりは、着いた三河槙原駅周辺が良く見られました。

これは上手く撮れなかったのですが、マユタテアカネで良いと思います。ヒメアカネらしいトンボもいました。何となく構成メンバー海上の森と似ている??

もりとぴあに寄って、今度の県民の森観察会やはり参加できない旨と次のイベントには参加を伝えました。今回これも目的にあった。

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ヤクシソウ多い。葉っぱちぎって苦みを味わえば良かったな(毒はないです)。

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もうジョロウグモ雌はこの大きさ。

三河槙原駅に到着。ホームの前に田んぼがあるのですが、そこにアカトンボの仲間らしきトンボたちが沢山飛んでいました。中にはまだウスバキトンボもいたかも知れません(飛び方から)。この光景も、海上の里と似ているなぁ・・・。

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駅ホームから超ズームで撮った。流石に種は分からない。

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こちらも。

やはり行って良かった、県民の森。

今年は蔵王山、葦毛、こちらも何回か行けている。しかし、、「県民の森を極める」尾根沿いを登るハードな観察会は結局ほとんど参加できずに終わってしまいました。内3回が体調不良なんていう;;あとは事前に分かっていた用事と、、、

スケジュール管理の甘さによる別用事が入ってしまって、、

実に情けない結果になってしまったことが、返す返す悔しいです;;来年はこんな事にならないよう、体調管理とスケジュール管理をすべし、ですね。腰は大分良くなってきたと思います。

来年は、不調の要因の一つとは断ち切っていると思うので、色々お気楽に、楽しみが沢山あるといいなと思っています。

家に帰ってFacebookタイムラインに豊田市でクマに人が襲われたというニュースが(幸い割と軽い怪我で済んだらしいです)!!うわ~っ!!ですね。

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命の洗濯へ その2

入り口から不動滝~休憩所のある芝地からもう少しだけ行きました。

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ここにもツマグロヒョウモンが。20数年前、四国で見て珍しい~、と思っていましたが、直に豊橋でも何度か見ることに。以前観察会入会時にお世話になったSさんが情報を集めていた時期がありました。また温暖化特集記事か何かで登場予定。これは雌です。

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おお、狂い咲きですね。フモトスミレ?にしては色が紫・・・。

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ノコンギクかなぁ、、

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センボンヤリの閉鎖花だ。

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秋のいろいろな花が見られて、やはり心が躍る感じです(^^)

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セグロセキレイ。ここではハクセキレイはあまりいないのだろうか?

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ヤクシソウも所々に見ましたね。これも観察会始めた頃の思い出多き植物。海上の森でこれも沢山あったのだけど・・・。

続きます。

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命の洗濯へ

10月23日、開いている日と天気と体調が丁度良くて出かけた愛知県民の森です。

何件かの自然情報をFacebookサイトで見ていますが、その中に愛知県民の森もあります。そこで秋の情報などを見ていて、「近々いかねば」と思っていました。

23日、予定もなく、調子もそんなに悪くない(秋のこの時期は疲れやだるさが出やすい時期)、家事を片付け、支度もしてあり、自分のお弁当も作って、戸締まりして、県民の森へ出発!

10時40分台の飯田線に乗り、最寄り駅に着くのはお昼少し過ぎになってしまう。そこから2時間弱廻って、15時近くの帰りの電車に乗るという、いつものパターンです(苦笑;)。お弁当はやや長期停車中の長篠駅に停まった時点で車内で食べる・・・。

平日の一人での県民の森はあまり奥深くまでは行けないので;だいたいこのメニューで丁度良い感じです。

駅について向かう途中、同じく降りた数人の方は、この辺の地元の方々らしく、お一人が「朝、シカがいて怖かった;」と話しているのを聞きました。この辺りなら、いてもちっともおかしくない;クマだって出たらしいし;

・・・ということで、念のために鈴をリュックに下げてはいます。

到着。

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20日に行われたトレイルマラソンの時の掲示がまだ残っていました。この日は人が多かったからむしろ奥地まで行けるのでは、、と思いましたが(結局家にいたけど)、後で様子を見て「あれじゃあ、、落ち着かなかった」と思いました。

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アキノキリンソウです。海上の森でも昔は沢山あったのに・・・。

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歩いていたら、思わず右から横切って登場したのはジョウビタキ君(雄)!今年初の確認です!近所でもそろそろ来るね。(案の定、その翌日24日に家の洗濯物干しに、こちらは目が可愛いおジョウさん(雌)がやって来ました!)

その後歩いていたら、今度は沢をカワセミが横切りました。

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県民の森も、秋ですね。アオツヅラフジ。

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コバノガマズミ。

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アカシデの実。

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コウヤボウキもありました。

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ノコンギク

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平日で、人は少ないながらも、山から下りてきた男の人とか、2人連れのご婦人方などとすれ違いました。川辺を眺めていると、気になったのか、やはりお一人様の若い女性が見に来て去って行きました。言葉をかけようかな、と一瞬迷ってしまった。同じような人も見えるんだね。

こんな沢をただただ眺めているだけでも幸せで、正に命の洗濯。こうしたときにヒーリングとか、横文字ではなく、やはり命の洗濯、という言葉がぴったりです。

・・・大分草刈りとかされて見通しも良くされていますが。あまりやらないとそれも、ですし兼ね合いがありますね・・・。

続きます。

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アカトンボ速報

今日駆け足でご近所めぐりしたところ(午後から用事があった)、

アカトンボ5~6頭そして離れたところで1頭。

どれもがアキアカネで良いようです。

今日は割と多かったですね、しかし往事を思えば少ない方かな?

そういえば、まだコノシメトンボを見ていません。

アカトンボの仲間、画像検索して識別ポイント探っています。

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この秋も!!

今日も結構な雨でU川の水かさも多かった;;

こういう日に片付けなどをする方も見えますが、私は困ったことに掃除などもお天気が良くないとやる気にならないらしくて(苦笑);

天気良い日が少ないと、忙しいし色々やりきれなくなるので困りますね;

今日したことは、パソコン保存の画像整理。これも追々やっていかないと画像だらけになってしまいます(泪);旧画像フォルダ大分整理できたかな?

先週、豊橋有機農法朝市さんで取り寄せていただいたナツメの実です。

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東三河では数少ないナツメの実!

苗木も売っていると教えていただいていますが、我が家の庭はもう既に先住者さんで一杯です;車も家族分停めるスペースも要ることですし;

10月始めの朝市に、ナツメを求めに行ったところ、今年は実が成るのが遅くて、2週間後に来てみて、と言われたのでした。農作物は天候に左右されるので、こんな所からも秋が遅かったのが分かる。その2週間後に行ったら、ちゃんと取り分けて置いて頂いていあって、そちらと、残りのナツメも買ったのでした。

もう今は甘露煮になって瓶に入って冷蔵庫ですよ~。

そして、7月の飛騨天生峠ツアー帰りに買った缶詰もスタンバイしています。

子どもの頃はあまり好きではなかったのにね~、大人になると食べたくなったという、、、

今年はあまり本格的なトレッキングが出来ず、ちょっと残念な年です。不調や腰痛があったりしたし、家人の入退院もあったりで落ち着かなかったですしね;

でも、天生峠は行けた。来年再び籾糠山登りたいし、飛騨の違う場所も行きたいです!神岡町も歩き倒したいな!

何というのでしょうか、飛騨のあの独特な空気や風土はやはりなじみがどこかあると感じるのです。

山が好き、というのもありますし。

とはいえ冬のあの場所、よくは知らないのですよね~、3月に初の一人旅で行ったとき、雪が残っていて気温もマイナスで驚いたのですが、真冬じゃないですしね。寒がりで霜焼けも出来るかも知れない身には応えるだろうか。

このところ、飛騨は色々地域での観光や体験活動に力を入れているようです。

さて、今日も朝市に行った際、できあがったナツメの甘露煮、小瓶に取り分けてお世話になったMさんにお渡ししました。味お気にいられればいいのですが。甘露煮にして食べるというのは飛騨以外ではあまり知られていないようですね。飛騨でも少なくなっているらしい、ナツメを食べる習慣、アピールすれば小さい火付けになるかしら?

来年は、飛騨にも出かけたいし、違うフィールドも出てみたい(でも自分のペースで。他人に左右されないように)ですね。不調など諸々によって極めることが出来なかったあの場所も、可能ならばリベンジの機会を望みたいところです。何より、調子を整えることをまずは先決ですよね。

それからFacebookほどほどにして、やはりブログを中心にしようと。そう毎日自分の日常を書く必要も考えれば無いわけで、やはり適宜が肝心かな、と思います。

 

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アカトンボに出会えた!(ご近所の自然観察) 続き2

Kさんと別れた後、S池(小さな方)へ。

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真夏の花で、今頃はもう花がないはずのナツフジだけど・・・。

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ええ~~!!まだこれから咲く気満々ですか?つぼみが沢山ある!

(咲いたら絵を描かせてもらおうかな?果たして咲くかな?)

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以前はこの辺ミゾソバが茂っていたのですが、イシミカワに取って代わられた感じ。

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タデと言えば、なじみ深いのはこのイヌタデだよね。

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アオツヅラフジの実も良い感じ。奥にあるのはマユミのまだはじける前の実。

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こんな風に並んでいるなんて!殻の口がめくれた感じになっているのは確か大人になった証拠だったかな?

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遠くだけど今年も赤い実があって良かった。すっかり少なくなったよね、カラスウリ。

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この前の雨で一気に芽が出たね;メリケントキンソウね;

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スダジイの実が、車などで潰れているけど。

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コナラも。

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今年は近所のコナラ、成りが良いみたいですね。どんぐり全般近所は好成績みたいです。

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外来のキダチコンギク。

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先週はすっかり水がなかったのに、こんなに溜まっていたS池(大きい方)。

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在来のノコンギクも咲き始めました。

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ここにもいたよ。でも上手く種が分かるようには撮れなかった;コノシメトンボではないです。やはりアキアカネ?

アカトンボ類の識別は、未だ修行中の身です~;;

*アカトンボキャンペーン続行中です(笑)!

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アカトンボに出会えた!(ご近所の自然観察) 続き

13日に近所では自治主催の草刈りが行われました(義母が行っています)。

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その時に「環境整備」で張り出した枝なんかを伐ったみたいです。幹は残して置いてくれたのでまだいいかも・・・。

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この前のイヌマキ生け垣伐採後の場で。他の草も入っているけどこの茂み、レモンエゴマなんて信じられる!?

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イシミカワも色づいたし、

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上手く写せず;いつも下の方で巣を張っているよね、ナガコガネグモ。

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先週から色づきが進んだ!ヨウシュヤマゴボウ。子どもの頃、この実を見て、「美味しそう!」と見ていたのですが、毒ですよ(そう注意されました、子どもの頃も)。

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この綺麗なシジミチョウは?図鑑で調べたらウラナミシジミ。翅の裏側はこんな綺麗な色だったのね。

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アキノノゲシ

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さて、M池に来ました。ここにもススキ。

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サデクサらしきタデ科植物に、手前のもうひとつのタデ科もあります。何だろう?

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托葉(茎をぐるりと巻いている)のギザギザの形、サデクサで間違いないですね。

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そして、謎のシソ科植物もチラ見え。貴方は誰?フェンスの内側にあるので確かめる術がない;;

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サデクサは水辺に生息するそうです。

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さて、もうこの時期なら、いても良いはずなのに、と気になっていたのですが、ここで出会うことができました!

そう、アカトンボの仲間。これはアキアカネですね。

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別の場所に降り立った貴方は?ちょっと良くわからなかった・・・。

アカトンボの仲間、近所では以前はもう少し普通にいたのです。洗濯干しをしていると、物干しに停まったりして。しかしここ10年、特に最近の数年はとても数が減ってしまいました。

出会ったら、停まったところを見計らって、胸の線模様が分かるようデジカメ撮影を試みています。

もう1匹、と思っていたら、向こうから手を振る人が、、ご近所のKさん!

M池の様子を見に来たとのことです。何でもかつて氾濫してKさんの住む場所近くまで水が来たこともあるそうで・・・。

現在のハザードマップには危険地域では無さそうですが、その代わりU川が氾濫しやすいみたいですね。あの観察をした場所で出会った生き物たちは、この台風の大雨などでも耐えることが出来たでしょうか?

いろいろ近況報告話にしばし花を咲かせたのでした(^^)

続きます。

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アカトンボに出会えた!(ご近所の自然観察)

10月16日のご近所めぐりの様子です。台風19号から3日後ですね。

先週は「発見」の日でしたが、、、今日は?

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まだ、ヒガンバナが咲いている~~~!!!因みに去年の10月15日にはもう花の記録はなかったです。

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セイヨウタンポポ、コース始めの畑の脇に。

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クサギも未だ花が・・・。でも、

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こちらの豊橋南部のU町にも、ミゾソバが咲き始めましたよ~!!

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ススキも本格的に出てきています。

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だんだん「おいり」状態から秋の実らしくなってきましたね、ノブドウ。そして、、

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あっ、実だ~!!お隣には花が。

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クコの実が成っていました。そりゃあ、あんなに沢山花が咲き続けたものね、しかし売るほどにはならないですね;;

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センニンソウ。こちらではあまり綺麗な綿毛にはならないことが多いです。この感じでも上等な方。

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この色合いが綺麗ですね。

続きます。

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10月13日豊橋公園定例観察会、は中止、、代わりに下見の様子を報告です。

10月の豊橋公園定例観察会は、12日に接近した大型台風19号の影響を考え、中止と決まりました。

代わりに11日に行った下見の時の様子を報告しておきます。

この時も大型台風は来るだろうとは予測していて、影響があったときの対処はどうするべきか、気になっていたのでした。今月のテーマは「豊橋公園でカニウォッチング!!」

丁度大潮で観察会の時間帯に潮が引いているので計画でしたが、一方で気温が下がるのでカニの活動が停滞する種もいるのでは?との心配の声もあったのでした。そして、何より、台風後の雨で川の水が増していたら、観察場所に行くのは危険なので、代わりの観察内容も考えなければ、、と集まった方々とでの話になりました。

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この日、カゴノキに花が咲いているのが分かりました!美術館そばにあるこのカゴノキは雌株なので実が付きます。ただし花は地味目。雄株の方が目立つようです。

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朝倉川のそばで、ムクノキの丁度良い頃合いに熟した実を頂きます。レーズンに似た味ですよ。

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だけど、一粒の実の中の種子は、結構大きいんだね・・・。

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下見の日も、曇り、時折雨だったこともあり、こんな大きなトノサマガエルに出会った。捕まえたのは私!

ただ、逃がすときちょっと乱暴に扱ってしまいご免なさい(元気に跳ねていったので大丈夫だと思うけど);

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心配していたカニたちですが、画像のベンケイガニや、黒い体のクロベンケイガニは沢山元気に動き回っていました。

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7~8月の時の様な、雄がハサミを振るウェイビング(雌へのアピール)は繁殖期を過ぎたので見られませんでしたが、チゴガニが巣穴から顔を出して餌を漁る様子は見ることが出来ました。

ただ、アカテガニは見られなかったですね・・・。

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川岸で、一回りでっかいイシマキガイを見つけた!!

しかし、台風19号では大雨ももたらすだろうから、観察会が出来たとしても、川に降りることは止めた方が良いだろうということで、川のある場所から石段を上がって公園内の様子を見ることに。

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枯れてしまったか~、と心配だったマメガキ、無事今年も実を付けたみたいです。

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去年一昨年と不作気味だったムクロジも、今年は実が期待できそう。

スダジイの実も落ち始めていますね。

しかし、公園内は、丁度草刈りが行われた後(確かに、豊橋まつり、造形パラダイスが控えていたからね・・・)。草花などはちょっと期待できず、その点苦しいかな、という感じでした。

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やはり、アオスジアゲハの蛹の抜け殻で良いみたいです。

当日は、台風直撃コースからは外れているので、暴風警報は外れているだろうけれど、もしも去年のような停電だったら、当日の現地対応どうするか、などの相談もして、下見は解散。下見に来てくださった皆さん、ありがとうございました。

*その後、結局、会長Hさん判断により、観察会は中止となりました。現地での対応はHさんほかでして下さったようです。

ということで、次回は11月10日になります。テーマは「木の葉っぱ・木の実」です!是非ご参加下さい!!

今年は毎回、定例観察会前の天気予報に迷わされ、当日は運が良く晴れたりして開催にあまり支障が無く済みましたが、今回は流石に仕方がなかった;11月、またこんなことがありませんように!!

担当も残すところあと2回となりました!

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今もアカトンボの仲間が健在なフィールドはありますか?を勝手にキャンペーン始めます(笑)!

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豊橋公園下見編(観察会が中止となって10月開催は幻に;;)や最近の近所更新の前に。

この頃アカトンボの仲間が減っていると言われていてちょっと経っています。

私の近所も以前はもう少し普通だったのですが、この頃は近所めぐりで2~3頭かもう少しいれば良いくらいの状況になってしまいました。

こちらでは、アキアカネとコノシメトンボがいることは分かりました(どうにか識別できたのがこの2種)。

一方で、瀬戸市海上の森の里では、今もアカトンボの仲間は健在です。現地は農薬をおそらくは使わず、割と昔ながらの田んぼ作業を行っていると思うので、アカトンボも住みやすいのかもしれません。

豊橋公園では去年マイコアカネが観察されています。

このブログを読んでいる方で(そんなにいないかとは思いますが;)、アカトンボがまだ見られるよ、という場所を知っている方が見えましたら教えて下さい~~!!

一方で「すっかり減ってしまった」という情報も(悲しいですが)あれば・・・。

この問いに反応帰ってくる場所もあれば、ま~ったく帰ってこないだろう、という場所もあったりします・・・。

後は個別に質問しようかな?

自然を見ている(しかもそれなりに)人の中で、この辺の危機感とか感触とか持っている人はどれ位見えるのでしょうね?→関心度の違いになると思うのですが。

また追い追いに。

*因みに、7月頃方飛び始めるウスバキトンボが良くアカトンボの仲間と間違われますので、ある程度ウスバキとアカトンボ類見分けが出来る人でお願いします(アカトンボのそれぞれ種レベルまで行かなくても)。

NACS-J(日本自然保護協会)での自然しらべでやればいいのにな~~。

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今週末は家仕事に徹底する日になりました~まとめがかなり進んだ!

巷では、豊橋まつりやイベントが目白押しで、今日などは晴天の良い日ですが、、

金曜日に久しぶりに偏頭痛が来て、そして肩こりで・・・。

結局今週末はフィールドに行かず、家にいる日。この時期不調になりやすいので想定内ですね。とはいえ、酷くだるいわけでは有り難いことになく、何となく中間的な感じです。絶好調ではないけれど。

腰は大分良いですが、疲れ混むとやや少し痛みますね。

昨日はナツメの甘露煮、冷蔵庫に眠っていた梅酒に漬けた後の青梅の実(頂いた)のジャム作り、栗ご飯の栗の下準備、裁縫(服などの手直し)と夕方マッサージ施術に出かけ、

今日はまとめと諸々です。

まとめが大分進みました!

あとは入れる図の整理と、印字できないページの内容詰め、そしてページ入れですね!

しかし、、表は第1弾の2倍以上になりました。図も増えそうですが、あまり煩雑になっても行けないので、ここが悩みどころです。SDGsも入れ込みたいところですが、どう入れ込むかが悩みどころ。

こうしたことをやりかけのまま、どこかひっかかったままフィールドに出るよりは、腰を据えて片付けたいという時もありますね!

今日はある場所へ初メールでした。ちょっとドキドキしています。

 

*追記

結局、コピーを取りに最寄りのコンビニへ行った以外は、ずっと家にいる日となりました。フィールドに出るスタイルのまま、すっぴんで、家で過集中の日・・・。

図もほぼ揃いました。後は付録的なものを手直しして入れるのと、文章詰め!!図を入れたらなんか良い感じ!!できあがってくる感じが分かってくると俄然楽しくなります!!

 

*更に。

ここから大部分が作業はローテクになっていきます・・・。

表や図の表示したものを貼っていく作業、まるで文化祭とか何かみたいな気分になりますね。なんとなく、ページがスタイリッシュになったような?→作業している人は全然スタイリッシュではありませんが;

最後の難関が、やはり詰めのページ部分・・・。ごちゃごちゃ感が否めないので、なるべくスッキリさせたいところです。

 

 

 

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リハビリ蔵王山! その2

この日も良い天気!この数日後に大型台風19号が来るなんて信じられない・・・。

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頂上展望台でお昼ご飯。13日に「たはら蔵王祭り」が控えていたのですが、台風後の影響(倒木など)を考えて中止になったそうです。カフェの方がとても無念そうに話していました。確かに、準備とか色々あったのがダメになってしまったので痛手が大きそうです・・・。

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降りる途中で。ヤマハギかな?

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頂上近くのフジバカマ園(元旧トイレの跡地)には来ていませんでしたが、自然の花にはこの日数頭アサギマダラを見ることが出来ました。

そうですね、ここではこれくらい見られれば上出来!ですよ。

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アベマキの大木。

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ドングリはそこそこ落ちていたようです。殻斗は多い。ドングリは早く落ちるので、誰かに拾われたり動物に食べられたりしたことでしょう・・・。

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田原の名木になっているアベマキ

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もうかなりの大木・老木なのであまりドングリはならないようです。しかし、1個だけ殻斗とドングリが。かなり大きめでした。

この日はヤマガラたちが良く見られました。何度も通ったけどサンコウチョウやキビタキにはその姿に会えずじまいでした(泪;)

来月はどんぐり拾いに登らなくては!!

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リハビリ蔵王山!

10月10日に出かけた田原蔵王山

この時期は、体調不良になりやすい時期で、なかなかフィールドに出れないのですが、そろそろ蔵王山に登りたいと思っていて、10日午前からややお昼過ぎ(お昼から用事があったので)まで、と出かけて行きました。

腰の調子は大分良いのですが、低山だけど登り甲斐のある場所、果たして?

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権現の森からスタート!!

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トカゲが頭隠して何とやら・・・。

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アサギマダラに会えました!

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ヌマダイコン。アサギマダラの好きな吸蜜植物です。

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近所でもソメイヨシノの狂い咲きがありましたが、こちらのヤマザクラでも見られました。

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ホタルガここにも。

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在来ヌスビトハギ、ここでは健在ですね!

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これはホソバイヌビワでいいのかな?

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久しぶりに登ると少々きついはず、なのですが、それほどでもなく登れたのは、呑んでいるもろみ酢のおかげなのかも知れません。

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どうやらスズカアザミは刈り残してあって、アサギマダラの吸蜜が見られるように、と言うことかも知れないですね。でも在来のものを残すようになるのは良いことだと思います。

続きます。

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あいちトリエンナーレ観に行きました!(細かい感想など諸々) その5

・いろいろな、所感など

展示は制約は仕方ないにしても、再開されて良かったし、関係機関や働きかけた様々な方は色々尽力されたと思います。

今回のことで、公的なお金での展示について問う動きもあったりしました。

色んな意見があるけれど、

私としては、

先にも書いたように、図書館が思想の自由があり、所蔵する図書は広く市民に閲覧されるべきことを詠っているのと同じで、美術館も思想の自由は保証されて欲しいと思っています。

ただ、、

作品そのものが例えばテロなどに直接結びつくような扇動的なものだったり、あからさまな他国の人などのヘイトに繋がるものならば、展示は控えるべきかな、と思います。今回の不自由展、そこまでのものとは思えなかったですね。

宗教の冒涜したものも控えるべきと思っています。この辺の線引き微妙なところもあるのかも。

そして不自由展は「何故、展示されなくなったのか」といった作品をその経緯と共に展示するものだったので、それを元に色々意見を伝え合うものとしてあるのであれば、それはいいのではないか、と思ったのです。

だから賛否は共にあって良いとも。

それから、政治的なものをアートにすることの是が非ですが、私は「あって良い」と思いますよ。

今回のこととは別に、例えばトーベ・ヤンソンさんが以前に政治風刺画(カリカチュア)を描かれていたことに触れていますが、西欧ではそうした分野があったわけですから。ただし、公的な美術館とかでは当時はなくて、発表の場は機関誌とか新聞とかであったのですが(まあ、後世に美術館展示になっていますが)。

不自由展以外の作品にも政治や社会についての作品が幾つか見られましたし。

ところで、私自身、どんなアートが好きで、どれがダメなのか、、というのがあるのですが、

私自身は、アートは観てそのメッセージが分かりやすいものが良いと思いますね。何となく漠然とか含みを持つとか、こちらが深読みしないといけない、という作品ではない方が好きみたいです。

だからトーベさんの風刺絵も、割とその意味が分かりやすいのでいいのですよ。でも当時の情勢知らないと読めないものもあるけれど;

所謂現代美術は、、実のところは特に好きではないとは言えます。しかし嫌いでもないかな。好きじゃないから観ないわ~、という狭量的な見方は持ってないつもりです・・・。

 

そして、一方で、「これだけは絶対、ダメ!」なのは・・・。

ハイ、それは、自然界や生き物そのものをアートと言って映像を付け足したり、色づけしたり、もてあそんでしまうようなものはどうしても、駄目~!!です・・・。

人工物にプロジェクションマッピングは面白いと思うけど、自然の景観や生き物には止めてほしいです。

生きている植物にカラースプレー吹き付けたり、金メッキするのもダメ!!

これが「不寛容だ」と言われても、、それだけは絶対に嫌なのです~!!

 

次回のトリエンナーレが、今回の経験を経て更により良いものに、そして息苦しくないものであって欲しいと思います。それは主催側だけではなく、私たち観る側の努力も必要なのだと言えるかもですね。

読んでいただきありがとうございます・・・。書き切れたかな?

 

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あいちトリエンナーレ観に行きました!(細かい感想諸々) その4 作品について

観た作品感想などを画像と共に(画像掲載の際は作家さんと作品名も記載することになっているのでちょっと時間要りました)

まず、10階から。

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エキソニモさん(ユニットです) The Kiss

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ウーゴ・ロンディノーネさん 孤独のボキャブラリー

チラシなどで展示の顔として紹介されているだけあって、入った瞬間目を惹きましたね。

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ピエロさんに手を触れないで下さいというスタッフさんの口頭注意が度々ありました。

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ボイコットされていた方の展示再開には、上にこのような表示がされています。

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そのお一つ。

クラウディア・マルティネス・ガライさん ・・・でも、あなたは私のものと一緒にいられる・・・

そして

田中功起さんの 抽象・家族

もボイコットから再開された展示で、田中さんの文になる今回の展示のいきさつに関してのメッセージ文入り資料も、各自持ち帰られるようになっていました。

一般的に「ハーフ」と呼ばれる人たちの中の葛藤などを語る映像等が何カ所かにあって見ることができるのですが、全部は見られず。でもできればじっくり見たかった気も・・・。

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こちらも話題作だったと思います。

ヘザー・デュインハグボーグさん 

  Stranger Visions, Dublin : Sample3

      Stranger Visions, Dublin : Sample6

      Invisible

      Stranger Visions

街中に落ちているたばこの吸い殻からDNAを検出して、そこからその人物像を探り当てるという事が出来ることについての展示でした。映像もあって色々ショッキングそうな内容。これも本当はじっくり見るべきだったかも。

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文谷有佳里 「なにもない風景を眺める」ほか

細かい線が綺麗なんですけどね・・・。

ここから8階だったかな。

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これは

Re Freedom-Aichi アクション #YOur Freedom

壁の向こうは抽選で当たった人のみが観ることのできる「表現の不自由展 その後」があるのかな・・・。

更に進んで・・・。

ユェン・グァンシンさんの 日常演習は、

実際に台湾で起きている警報音の元行われている日常の様子なんですが、誰も人がいない巨大都市の様子はやはりちょっと不気味。もうひとつのジオラマっぽい映像も爆破音が衝撃的。

そして、

パク・チャンチョンさんの チャイルド・ソルジャーは、

北朝鮮の少年兵の様子?の映像写真が展示されていました。映像ではつい、出てくる植物に目がいってしまうのはこの手のお病気のなせるものですな;モンゴリナラ(多分正式なヤツ)もあった!

途中で流れる「口笛」は、恋心を歌うのでさえ、国家の全体主義と絡めてあるのは何ともな歌詞ですね。

この辺からもう少し腰を落ち着けて観るようにしたのですが。

気に入ったのが

パンクロック・スクラップさん(グループ) 進化の衰退

擬人化された昆虫たちが、これまでの人間界で繰り広げられてきた世界を体現している版画でした。

それから、

イヌ・ミヌクさん ニュースの終焉

北朝鮮の金日正の葬儀映像は分かったのですが、韓国の朴大統領のものもあったとは気づかなかった・・・。

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タニア・ブルゲラさん 10150051

アメリカに脱出した移民の数と、叶わなかった人の合計数の数字なんですが、最初はタイトル通りの数字でも、段々増えていっているのですね。

メントールの刺激が確かにあったけど、泣くまでにはいかなかったよ。

このほかにも、南米移民のインタビュー的な映像とか、アニメで環境や検閲社会のことをながしている場所とか、ノイズが聞こえる場所とかありましたね。

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B2階では、

ピア・カミルさんの ステージの幕 が。

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何とこちらもボイコットからの再開作品だった!

看板作品のウーゴさんの 孤独のボキャブラリーも当初はボイコット表明していて、結局そうはならなかったそうですが、確かに看板的な作品も観られなかったらツライものがあったでしょうね・・・。

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疲れたので喫茶室で休憩。

今回はお昼ご飯と休憩でコーヒーとアイスを食べたくらいで、ミュージアムショップなどでものを買ったりすることなく帰ってきたのでした。お金ちょっと節約しているので(やや疑わしいが;)。

不自由展で出展されている写真が本になっている「重重」や少女像についての書籍も販売していました。

 

 

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あいちトリエンナーレ観に行きました!(細かい感想諸々) その3

・ようやく観に行きました

画像などは次の記事で入れましょう。

再開の様子はニュースなどで見て、「不自由展」の鑑賞抽選方式となり、とても大勢の人が応募となって高倍率なので、観に行ったとしても抽選漏れする方が可能性が高いです。それにドキドキしそう・・・。

でも、行かないことには何も分からないし。

そんなわけで、様々な諸用事があり、しかも台風19号、自分の担当の観察会どうなる、があったりでしたが、ようやく、、展示最終日の10月14日に、名古屋特割切符で愛知芸術センターへ観に行くことができたのでした。腰も治ってきたのでした。

朝の家事の片付けなどがあって、家を出たのが11時過ぎ。14時台の抽選の機会があるので、それまで一般の展示を見て、時間になったら、抽選を行う場所に行ってみました。

いや~~~~~~凄い人が並んでる~~~!!!

抽選希望者は並んで、腕に番号が付いたリストバンドを付けられます。そして当たったときのために、展示を観るのに当たっての様々な決まりを守る同意書に署名をして出す用紙が配られました。

会場には警備担当の方、スタッフさんと多くの方が見えていました。

不穏な空気なのではないかと、心配でしたが、会場で怒鳴り声が一声あったのみなのと、抽選申込みの中に微妙な格好の方が少し見えたくらいかな、、、それ以外は平穏でした。

果たして、抽選結果で当選番号がパネルに表示されると・・・・・・やっぱり、、私の番号はなく、落選に。

仕方ないですね;何しろ当日200数人の枠に3000人あまりの申込みがあったと言うので。

こうして、「表現の不自由展 その後」は私は最後まで見ることは叶いませんでした。

しかし、他の展示は会場でほぼ全般、、観たかな、、観れなかったものもあるかも。尤も、愛知芸術文化センターだけではなく、名古屋市美術館や豊田市美術館など他にも会場はあったので全部は無理。芸術文化センターの中だけでも作品多いので、あのボリュームの展示を数時間で観きるのはなかなかに大変です;

だからかなりはしょって観てしまいましたが、観客の中には、とても真剣に鑑賞している人も多かったですよ。

そして気づいたのは、

展示を不自由展中止の際にボイコットした方の展示作品の大半は、やはり政治や社会情勢を問いかける内容の物が多かったと言うこと。

今回の件で他人事とは考えられず、作品への圧力が起こる危機感を感じたのでしょう。

南米の移民問題、北朝鮮問題、メディアのこと、日本における差別問題等々・・・。

映像物がかなり多かったですね。もっとしっかり時間をかけて観るべきだったか、と思う内容の物もありましたし、後半は私もなるべくそうしようと思ったのですが、何しろ、あのボリュームで、観る人も大勢で落ち着かないし、しかも限られた時間内、何より特急電車や地下鉄など乗り継ぎで2時間かけてきているので、帰りもあまり遅くはいられない・・・。

結局、家に着いたのは19時、そこから晩ご飯準備でした。

一通り観て思ったのは、「う~~~ん、何だろう?」と思うものあり、「ちょっと受け入れられない(嫌いとかとは違う次元で)」と思うものもあり、「言いたいことは何となく分かる」など諸々でした。会場は見に来ている人の熱気があって、美術館に来るからか個性的なファッションの人もいたりで、雰囲気は悪くはなかったですね。

色々あったあいちトリエンナーレですが、

結果、観る側に様々な制約が課せられ、「観る自由を奪われた」とも評される「表現の不自由展 その後」ですが、ある意味致し方ない面もあったかな、と思いますし、制約ありながらでも再開できたことは良かったと思ったのと同時に

展示をボイコットしていた方の作品も同時に再開されたことは(こちらは普通に観られる)、良かったと思いました。

丁度中日新聞愛知県版でトリエンナーレの検証記事出ていますね。

津田大介さんは甘いという意見があったけど、今日の記事見てそれはあったかも、と。

今回愛知県知事大村さんはよく頑張られたと思います。自然環境保全についてもこれ位目を向けて欲しいな~~。

今回の展示が河村市長さんが言うような「日本人の心を踏みにじる」とまでは私は思えない。

あ、「不自由展」は結局見れなかったので、賛否も言えないままとなりました。

 

 

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あいちトリエンナーレ観に行ってきました!(細かい感想諸々) その2

続き行きます~。

・観に行こうかな、と思った矢先に

新聞やネットでニュースになり、県外でも話題になるほどになってしまった、今回のあいちトリエンナーレ。

実際に「不自由展」含めて観に行ったという人の感想を観てみたりしました。

「右でも左でもないけど、不自由展、これは嫌だわ~~」という意見もありましたし、一方で「これがそれほどの騒動を?」とあっけなく思ったという人も。「玉石混合」という方も、「素晴らしい」という方も、それぞれ・・・。

そして中止になっていない他の展示でも良いと思う感想とかもあって、それならば、不自由展は中止だけれど行ってみようかな?と思っていたのですが・・・・・。

咲きに韓国人アーティストのお二人が、次いで海外の作家さん達複数人、そして日本の方も、今回の「表現の不自由展」中止に抗議して、自らの作品展示ボイコットを表明に!!

「え~~~っ!!!」と思ったのと同時に

「やはり、、そうだよね」とも。

これでは、折角行っても見られない作品がきっと所々あるので、観に行く甲斐がないかも;と思いましたが、いや、こんな時だからこそ、観に行く価値があるのかも?と思い直しましたが、

それどころではなくなりました・・・。

家人の入院、手術があり、無事退院でしたが、今度は私が腰痛になってしまった・・・。

その後、反対意見ではなく、今回の展示中止を憂える声を見るようになり、様々な働きかけも見られるようになりました。

展示再開の署名も始まり、アートと検閲、に関して意見交換の場もありました。

(検閲、、名古屋市長さんが抗議したことと、文化庁が結局の所交付金を停止してしまったことがあります。政治家が公で批判する事もあったりしました)

愛知県側でも第三者による検証会があって、結果、不自由展は再開すべき、ということになりましたね。

私は、このことに関して様々な働きかけに特別に協力とかしたわけではないです。津田大介さんにシンパシーも反感も無かったですね。ただ、図書館が思想の自由を詠っているように、美術館もそうではないのか、というのはある。勿論、公に出されるべきかの境界はあると思うけどそれは最後に書きましょう・・・。

ただ、知っている人がシェアした電子署名に賛同したのと、そちら経由で県がトリエンナーレに関するアンケートを実施していることを知り、自分の所のSNSでシェアしたくらい。勿論アンケートは遅くなっちゃったけど再開希望の旨で送りましたよ。

署名先が伝えたアンケートのお願いの意味として、「アンケートが電凸のようにならないように、再開を訴えて下さい」というものでしたが、私はシェアした際には、「是非自分のご意見で(誰かが言ったからとかではなく)、脅迫も、不必要な攻撃も無しで送って下さい」としました。

賛否は自由なので。でも、誰かが言ったから的ではなく自身で考えてであって欲しい。

(ニュースでインタビューに答えた電凸に加わった方の一人は、著名人がツィッターで批判していたからじゃあ、となったけど、中止になってしまってあっけにとられた、一度観に行っておけば良かったみたいなことを話していたのを聞いて、それはな~、になりました)

「賛否は自由」これは「せやろがいおじさん」も言っていましたね。全部ではないけれどあの動画はなかなか良いところ言っていると思いました。

「再開する」事にはなったけど、なかなかすんなりとはいかないのかな、もう期日の10月14日になってしまう、、と思っていましたが、ようやく、、、

10月8日午後に、「表現の不自由展 その後」は抽選形式で、そしてボイコットしていた他の作品は通常通りに再開となったのでした。

次に続く!次回はちょっと画像もあって、掲載方法もふまえないといけないので時間がかかるかも・・・。

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あいちトリエンナーレ見てきました!(細かい感想諸々)

読者の方に関心持っている人が見えるので、まずはこちらを書きたいと思います。

もうちょっと待ってて下さい。

記事は長くなります(笑)。こんな感じで書きます。記事分けるかも知れませんね。

・まず始めに

あいちトリエンナーレ公式サイト

https://aichitriennale.jp/

トリエンナーレにはこれまでに2回ほど行っています。初回の愛知芸術センターへ、そして2回目だったと思う2016年に名古屋市美術館会場に。

2回目のそれは、本当は名古屋市博物館開催の「ポンペイ遺跡」展を当時Yu-Yuさんの通っている学校の寄宿懇談の前に行こうと思って、会場を間違えて(良くあったらしいです;)来てしまったためで、時間的にポンペイ展は無理だったので、成り行きで見たという感じです。

豊橋でも会場だったときがあるのですが、その時、生きたインコなどの展示方法や管理が杜撰であったため、問題となりました(その後改善)。

今回は展示の一つ「表現の不自由展」があり、テレビで紹介されていて、見た瞬間「観てみようかな」と思いました。

所が、3日目で中止になってしまう事態に。

私の周り(と言ってもネット周りだけですが)には、最初目にしたのはこの展示に対する反対意見の方が多かったです。最初その意見を読んでいて、実際の展示内容どんなものだったのだろう?と思い以下のサイトを見ることができたのでした。

https://censorship.social/

サイトで展示の紹介を観た上で、「これがそんなに非難されるべきものだったのだろうか?」と逆に「私は」思うようになりました。

今回のトリエンナーレ=芸術監督の津田大介さん、に結びつくイメージが大きいですし、実際監督をされた訳なのですが、不自由展は別組織として実行委員会というのがあって、以前にも同じ趣旨で展示活動などしていたのだと分かりました。

それに展示は少女像や天皇陛下のものだけではなく、他にも色々あったので、それらが一斉に展示中止になったのは悲しいと思ったのと、中止の背景に脅迫電話が関係部署に鳴り響いたことなどが分かって驚きました。

作品を快く思わないとしても脅迫なんて、と。

「賛否以前に、圧倒的に脅迫が悪いわけですよ。何故そこに矛先が行かない?」とツィッターされた方も見えます。そう、シンプルに私もそう思う。

これは、以前にイラク日本人人質問題での過剰なバッシングにも似た恐ろしさを感じました。(自衛隊派遣のあった頃の話です。あのISが猛威をふるった頃は、状況かなり変わっていてリスクも倍増だったと思うし、見境も無いし、日本人への見方も変わっているだろうからもっと気をつけないといけなかったですよ;でも過剰な批判はしないけど)

少女像は元々、反日のために作ったのではないと作者の方が言われています。残念なことに韓国で日本批判の時、少女像が反日の象徴みたいになってしまってはいるとは思いますが・・・。また「天皇の絵を、、、」の作品、本来の意味は元々の美術館で展示されず、目録を燃やされた事への問いかけだった感じですかね。とはいえ、私だったらその表現はしなかったかも。

何にしても、賛否するにしても、展示で実際に作品を見ないと何とも言えないわけで。だから賛否については結局見れなかった今も言えないかな。

ほら、7月に行った天生峠で、パンフレットとかで「ササユリもニッコウキスゲも咲きますよ」とあっても「ふ~~ん、」ですが、実際に平地にもあるササユリと、高層湿原のニッコウキスゲが近い距離に一緒に咲いているのを見て初めて「なんだか不思議な感じ~」になったように。

展示作品を巡っての、見た上での賛否は勿論あって良い。肝心なのは脅迫とかいわれのない非難はあってはいけない。意見を伝え合うのは良いけど二極化したり対立、分断になって終わってしまうのは残念、と思います。

(どうも私もこの展示で「分断」を経験しているようです。私はそうは思わない、と表明しただけ、攻撃とかはしていないし、否の意見を全否定したわけでは無くていわれのない非難だけは合点がいかなかった、それだけです。)

因みに今回のことで改めて従軍慰安婦問題について知る事になりました。慰安婦で犠牲になったのは朝鮮の人だけではなくて、他国、そして日本人女性も見えるのですよ。嫌韓として観るのではなく、戦争になるとどこの世界でも起こりえる問題として捉えて行った方が良いですね。

今起こっている不必要な日韓関係悪化も憂えています。

長くなったね、やっぱり分けて書きます;

以下、このようなタイトルで続く・・・。

・観に行こうかな、と思った矢先に

・ようやく観に行きました。

・所感など

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私の出来ることって何だろう?

良くこのようなことを考えます。

以前もどこかで書いていたように、私は周りの中心になるような人徳は残念ですが持ち合わせていないと思います。それが出来る人を羨ましいと思うこともあります(その羨ましいと思われるような方はそれはそれで悩みとかがあると思います)。

悲しいくらいに周りへの影響力もないと思う。Facebook発信でもそれは分かるので、いづれはブログ中心の更新に戻した方がよいかと思っています。自然のことでは反応いただけるけれど(時にはそれも無いことも;)、社会のこととなんかのつぶやきには悲しいくらいに無いですね(笑)!

もうひとつ、ブログの方がじっくり考えなどが書きやすい面があります。それに過去ログなどを探しやすい事も。

自然関係や環境関連では・・・。

環境問題の関連については昔から関心はあって、いろいろな場所に顔を出していた頃もありました。子育てを始めてからは、、少し手がかかる時代も占めていたこともあって、どうしても、気持ちはあっても制約が多かったことと、何よりも子どもの成長のための行動の方が優先だったものね。なかなか顔を出せませんでしたね(勿論このことは後悔していはいないです、むしろ子どものためにしなかった後悔の方が大きいでしょうし)。

観察会参加なども同じく。生き物好きな子どもだったらまだ参加出来たけれど、彼は虫などが苦手だった(汗;)!山歩きは本人のハイペースになってしまうので、観察仕様のペースには合わせられないのです(多分今も)。

こんな風に書くと子どものせいにしている感じがしてしまう;いやいやそうではないんだよ;;

また、東三河は、公共機関よりも車での移動がどうしても主になりがちで、観察地もそんな場所が多くなりがちなのも理由ではありますね。私は車で行ける場所が限られてしまうのです;車の運転得意な方ではなく、ここに来る前に10年間のペーパードライバーであったのを、何とか自動車学校で練習して、普段の買い物などの日常生活で困らない程度の運転スキル取得をしたのでした。

だから車で行けるフィールドも限られてしまう。

そして以前にも書いたのですが、私は一つのフィールドでじっくり見ていくのが向いているタイプであり、そして足下の自然のことをしっかり見たいな、と思っているし、自然について伝えていくことも、それをベースに語っていきたいと考えている人間です。

そして自然や環境のことは足下の自然環境を軸に活動できるのであればしていきたい。

9月25日のSDGsも興味があって行きたかったのですが、その2日後の小学校での観察が控えていてですね、そのためのエネルギーを蓄えておきたかったのです。結構エネルギー要る;(学校の先生ってこうしたお仕事を複数併せ持って毎日仕事しているのでそのところはえらいなぁ、と思っています!)でも地域での学校などでの自然を学ぶ機会はとても大事だと思うのと、これまで東三河方面ではあまり充分ではなかった面だったとも思うので、やはりそちらを重視しました。この関わりを頂けたことはこれまでのことを思えば有り難い。充分に出来るかどうか出来たかどうか分からないけれど、自身も学びながら、今後も機会があるのであれば、お役に立てればと思っています。

時には遠くの山とか、他の方の観察会参加とか、色んなフィールドも行きたいし、

環境についての取り組みのイベント等も参加はしたい、

けれどエネルギーは有限、お金も潤沢ではないです。増してこの頃はかつてのように飛び回れる体力や機動性はさすがに落ちてきました。自分の性分として、関わることには没頭するタイプであることと、不器用さもあるゆえ、「あれも、これも」は出来ないのです。

自分の特性に合った役割や活動、そして選択をその都度行う、今後も益々それが必要になってくるでしょう。活動の選択は今後も行うと思います。

ヒガンバナの年ごとの開花の時期のことや、伐採後の場所の変化、長年見てきたフィールドでの(あまり良くない)変化など、実証を元にしたことを、世界の環境問題とふまえて語れること、これこそが「私の出来ること」になれればと考えています。

*後もう少し、人望があったらなぁ、、とは思うのですよね;

地味目に頑張っていきます・・・。

追記

これを書いて、コンビニにコピーに出かけ、通信届けに公民館などに出かける車内のラジオ、FM豊橋に林正道さんがいいだまきさんのインタビューに答えているのを聞きました。以前シンポジウムで見たときは、パフォーマンスが目だってそれゆえに懐疑的な見方もあったけど、長年の間に色々取り組んできたのでしょうね。見方がちょっと変わりました。「活動26年目で芽が出てきた」と話されているのにじ~んとしてしまった。林さんは海の生きものの取り組みに活動されてきた方で、今度20日の三河湾大感謝祭を最後に活動の幕を閉じると話していました。

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色んな発見が出来た日!(ご近所の自然観察) 続き2

こんな「発見」はイラナイ・・・。

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ペットボトルゴミ。レジ袋有料化などの対策よりも、ペットボトルなどの方を削減した方が良いのではないか、という記事をどこかで見ましたが、私もその通りだと思います。質・量共に圧倒的にこちらの方が多いと思う。

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セイヨウタンポポ秋に咲き出すのはこの時期なのね。

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モズが鳴いていました。逆光なので雄なのか雌なのか分からず。

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出来れば無くなって欲しい「発見」やはり外来種の危険なメリケントキンソウが、一見それとは分からない双葉の姿で芽を出し始めました!

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今年の秋もアラカシのどんぐりは豊作になりそうです。

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キダチコンギクの花。

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何と、ソメイヨシノの季節外れの花が咲いていました。どうも豊橋や周辺であちこちで同じ現象が見られているようです。葉が少なくなってしまうと「咲き時だ」と勘違いしてしまうらしいです。

そして、、

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道中で拾った昆虫の死体。オサムシの仲間です。漫画家手塚治虫さんが自分のペンネームにしたという虫の名前。

種の見分けはなかなか難しく、交尾期で見分けるとの記載もあって「ウワ~ッ!!」となります。

どうやらミカワオサムシの黒い色のタイプらしいです。

近所にはオサムシ、まれに見るくらい。貴重な「発見」でした。

このように今回はいろいろな「当たり日」があった日でした。住む場所の自然の様子を20年(こんな風に書くときが来るなんてね;)見ていますが、それでも知らないことや発見がある。一方で確実に失われていくものや変化もありながら・・・。丁寧に見るのは大事と岩手県西和賀のSさんもFacebookに書いていましたが、その通りだと思います。

ということで、次の記事に続く。

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色んな発見が出来た日!(ご近所の自然観察) 続き

フィールドを歩いていると、「今日は何となく外れかな」という日もあれば「この日は当たり日だ!!」という時に巡り会う日もあります。当たり日の時は本当に立て続けに「出会い」や「発見」が連続するという不思議さがあります。

最近、鳥の「当たり日」に巡り会っていない気がするのが気になっています。

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ヤブマメの花が丁度見頃な感じで咲いていました。こんな風に出会うの、久しぶりです。

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M池土手側で。手前にあるのがタンキリマメで、奥の蔓がヤブマメです。

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ここにも花が。

近所に来た頃の当初(20数年前)は、ヤブマメも普通に見られましたね。所がそのうちあまり見られなくなったな、、と思い、過ごしてきていたのですが、近年また見られるようになるとは。これも地中に閉鎖花を付けるのですよ。

そうそう、ビールのおつまみにもなる落花生、あれも地中で閉鎖花が実になったものですよ!最近も生落花生を塩ゆでしたばかりですが(^^)。

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両者の葉っぱを並べてみたところ。違いは分かりにくいですね~~;;

左がヤブマメ、右がタンキリマメです。(左右逆でした;訂正しました;)

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カルガモたちは、秋頃から池に集まってくるようです。どこで子育てとかしているのだろう・・・。

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そして、この、先にあったような「ママコノシリヌグイ」みたいなタデ科植物、実はサデクサらしいと判明しました。

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こちらにもススキ。

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もう真夏の花であるはずのナツフジは、鞘が出来ていますが、一方でつぼみが。ええっ!まだ咲くの?

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わかりにくいけれど絶賛開花中のナツフジ。10月上旬でも咲いているのを見たのは初めてだと思います。

続きます。

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色んな事が発見できた日!(ご近所の自然観察)

10月7日のご近所めぐりの様子です。

きっと私以外の人は、毎回このご近所シリーズは単調な報告に食傷気味なのかも知れないな、と思ったりしています。同じ画像が割と多いのではないかとも・・・。いつか掲載方法は見直ししようかとも思ったりしています。

でもね、この日は色々「発見」が多かったのです。地味ながらも。

この週は予定が色々後半出てくるので、月曜日に行きました。

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マルバツユクサも最盛期。もう地中にも閉鎖花を付けています。

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N池土手にもようやくススキが。やはり豊橋でのススキの見頃は十三夜のお月見の頃なんですね。

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まだノブドウの実の色具合は「おいり」状態。

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ツユクサの花も最盛期。部分帰化(外来)のマルバツユクサや外来のノハカタカラクサ(トキワツユクサ)との競合で衰退するとかは今の所無いようです。

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早くもホシアサガオは実になり始めている。

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4日金曜日に訪れた、「有機農業朝市」では、新城からの出店者さんが、ミゾソバを飾っていましたが、まだこちらでは花は未見、もうそろそろだよね、と思い、この花の集まりにやはり、と一瞬心躍らせましたが、、、、、これはホシアサガオだった;まだこちらでは現れていないようです。

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ホシアサガオの花の下にある別のピンクの花、こちらはミゾソバと近似種のママコノシリヌグイ。茎の棘が継子の尻を拭う、という恐ろしげな名前です;最近子どもの虐待のニュースがあり、それどころではない内容を聞くと胸が痛くなりますね。

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あらら、こんな光景を「発見」アオスジアゲハがコシロノセンダングサの吸蜜風景。

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海上の森でも見たホタルガがこちらでもいました。

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O池近くにやって来て。キムネクマバチが吸蜜に来ているのは、、レモンエゴマの花だ。

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あれ、、この辺にもレモンエゴマがあったの?この場所は、、、

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かつてイヌマキの生け垣に様々な蔓植物が絡まっていた所が、、

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このように4月に伐採された場所です。

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生け垣内の敷地は日が差し込んだので、このように背の高い草地になっていました!半年でこんな風に変化するんだ!これも「発見」ではある。

その後この土地はどうなるのだろう、、茂らせてしまわない観点からすれば、生け垣は伐らなかった方が良かった気がしますね。

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イシミカワも出ていました。

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この植物も衰勢が激しいと思う。

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一見ヒナタノイノコヅチに見えてしまうけど、これもレモンエゴマですね。こんな風に勢いを増すものだったとは。

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でもそのレモンエゴマに来ていたカメムシらしい虫ですが、何ものなのかが不明です;

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攪乱地にはやはりこのヨウシュヤマゴボウが生えてくるものなんですね。

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伐採を嘆いていましたが(とはいえ土地所有者ではないのでどうすることも出来ないのですが)、自然界は思いの外逞しい。半年の間に変化する植生のダイナミズムと、それに伴う虫の動きを垣間見たのでした。

続きます。

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ススキもようやく本格化(ご近所の自然観察) 続き

この日、ウスバキトンボが殆ど飛んでいなかった。アカトンボらしきものが1頭いましたが、後は全然です;ギンヤンマは健在。

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コシロノセンダングサとイチモンジセセリ

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ヒガンバナに来たのはキアゲハ。キアゲハは秋に見るような?今シーズン少ない気もします。

ヒガンバナとキアゲハ見ていたら、通りすがりの農家の方が。挨拶して、ヒガンバナ見ている話をしたところ、「あまりヒガンバナは好きじゃないのよね」とのことでした・・・。

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この花だけは季節に忠実に咲き出す気がしますね。あまり遅い早い無かったような?セイタカアワダチソウ。

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緑の方のトノサマバッタ

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大分ススキも穂を出し始めました。

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S池(大きい方)の水が抜かれた状態に。ここのところ水位が低かったりするのは何故なのだろう?

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発生した外来オオアカウキクサとかの対策でしょうか?この残った水に集まってきたウシガエルのオタマジャクシ撲滅対策かも知れませんね。

案外実は違う理由かも知れませんが。

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ススキもようやく本格化(ご近所の自然観察)

さあ、どんどん更新!

10月2日のご近所めぐりの様子です。

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9月26日に花茎を出し始めた場所のヒガンバナがようやく盛りになりました。今辺りはもう終わりに近い頃なのに。

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草刈り良くされる場所なので、あまり多くはないけどイタドリがあった。雄株ですね。U川の方がまだある。

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ノブドウの実も色づき始めました。この感じは「おいり」というお菓子に似ている(食べたことはないです)。

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刈り残されたか、再び生えてか、あのメドハギにこんな可愛い花が咲いたよ。

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N池の鳥たちのお立ち台、であったアカマツが枯れてきてしまいました。

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なんとなく、ぼけた感じもアートっぽく?

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電柱が写らなければ完璧だったかな。良く見るとイモムシさんも見える。

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アキノノゲシ

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レモンエゴマ

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タンキリマメ

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ヤブマメがつぼみを付け出しました。

続きます。

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あいちトリエンナーレ行ってきました。

細かいことなどは、後にブログで書きますが。

最終日の今日、ようやく愛知芸術センターの「あいちトリエンナーレ」を観に行くことができました!最終日のこの日しか行けなかったのです;

他の会場もあるのですがね。

そして、「表現の不自由展」再開後の鑑賞の抽選に応募しましたが、見事に外れたので、最後まで見ることは叶いませんでした;今日3000人も申し込んだと知って!!それは当たらないはずですね;;

ということでその他の作品をほぼ全部見ました。

いろいろあったけれど、制限ありつつも、不自由展の再開と、不自由展展示中止を抗議してボイコットしていた作家さんの展示も再開されて、良かったです。

見た作品などの感想や、今日の様子、私にとっての許容できるアートとそうでないものとか諸々は、後日に。前のことはなるべく繰り返さないようにします(苦笑)。

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台風19号による災害お見舞い申し上げます。

大型の台風19号による被害が、長野や東日本方面で主に出て、大変な事と思います。

やはり停電や断水のある地域もあるようです。

できるだけの早い復旧があることを願っています。

こちらでも、多少の川の水量増しがあったりしたようで、一部停電もあったようですが、大きな被害には至らなかったかと思います。

とはいえ、次も起こらないとは言えません。

国は今後、災害対策に力を注いで欲しいと思いますが、同時に私たちも普段の対策を忘れず行うことが必要だと感じています。

さて、今回、試験湛水中であった八ツ場ダムが、雨であふれた上流の水を受け止めたことで、思わぬ治水効果になったことが話題となり、それを讃える書き込みが見られています。

同時に脱ダム政策を取ろうとしたかつての政治家への批判が起こってもいます。

今回のこと、事実はしっかり見ていきたいところでもあり、確かにいきなりの当時の政策が良かったわけではない部分もありますが、一方で一気にダム建設容認の流れになり、実際に必要かどうか争点になっている場所への不当なバッシングや、後付の建設の理由付けなどが起こらないかという心配をしています。行政辺りはすぐそうしたがるから・・・。

千曲川での治水対策では、下流域の堤防域の狭さが招いた点も言われていたりします。

この辺りはもう少し詳しく検証がいると思います。

しかし、今後この規模の台風はこれからも来るかも知れませんね。温暖化の影響なら。そして、奇跡的に先進諸国の足並みが揃って温暖化対策が進んでも、すぐに温暖化が治まるというのでも無いと思うと、色々課題が大きいものがありそうです。

観察会は結局中止となりました。

台風前のスーパーは、買い出しの人で多かった;ペットボトルの水とか、懐中電灯、インスタント食品などが売り切れた模様。我が家でも懐中電灯家族分と電池、多少の水、缶詰など買いましたが、同時に水筒や大型空きペットボトルにも水道水入れ、お風呂の浴槽にもお水を溜めたりしました。

 

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10月13日の豊橋公園定例観察会 台風19号による影響があった場合

*追記:10月13日の豊橋公園定例観察会は、台風後の影響を考えて、中止となりました。ご了承下さい。

 

 

非常に大型の台風19号が接近中です。

東海地方も12日には接近は免れないかと思われます。

さて、13日の日曜日に、豊橋公園定例観察会が開催予定ですが、台風による影響が少なからず出ることが予想されます。

・13日の開催時間9時30分前後に暴風警報があった場合は勿論観察会は中止となります。

・暴風警報が解消されたとしても、豊橋一帯に、去年起こった様な大規模停電が起こる可能性もあります。ついこの前千葉県での大規模且つ長期停電が起こったばかりです。

・上記のような場合は、観察会の参加はご無理なさらず、安全性を第一にして下さいね。停電時は電車が止まっていたり、道路でも信号が止まっているので、観察会どころではなくなるものと思います。

・無事開催された場合ですが、その際でも川の水が増水していて、今回のテーマであるカニを見ることは安全性からの面でも出来なくなる可能性があります。当日の内容は状況を見て変えることをご了承下さい。

12日の各種イベント等は軒並み中止、田原蔵王山で13日開催の「蔵王まつり」も台風後の影響を考えて中止となったそうです。

停電は起こって欲しくないですが、しかしこの頃の台風などの状況から「停電は、起こるもの」と意識して備えた方が良さそうです。なるべく何事も起こらないでくれることを願うばかりです。

どうか皆様、お気を付けてお過ごし下さい。

 

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豊橋~東三河でのSDGsの取り組みに期待できるか。

 豊橋市内でも、SDGsについての取り組みに向けたイベントなどが、徐々に企画されているようです。
 9月25日に、企業や大学の研究での主体で取り組んでいる、または取り組もうとしているSDGsに関してのイベントが行われました。興味や関心はあったのですが、その週は忙しかった(後述)のと、私のパワー不足の中、苦手な朝早め(9時半、電車で行く場所)の開催、そして内容が読めないという所から行かずじまいになってしまいました。
 後日新聞報道発表などを目にしたのですが、SDGsの定義のことと、企業の手法的な話題が記事の主な物となってしまい、こちらが知りたい具体的な目標と取り組みが分からない内容となっていました。これは、報道としてのまとめのあり方にも左右されてしまうと思います。9つの事例報告があったようで、その中身が知りたかったです(その一つに宇宙ゴミを取りのぞくというものがあったようです)。主催の方が農業関係の企業(株)イノチオさんですが、そこは農業技術による貢献面の中身になるのではと思われます。
 私などが気にしている地球環境の問題解決面でも、企業の取り組みも不可欠なものとなってくるので、最初からではなくてもその中身が具体的な、実効性のある中身になっていくことを願っています。ただし、WWF-JapanのSDGsについての説明でもあったように、実際の中身に疑問のある内容にもSDGsの名が使われ、免罪符のような取り組みに終わってしまうことのないようにと案じています。これは、ESDでも同じ事が言えたのですから。何より東三河ならではの環境面でのアプローチがあって欲しい(でも却って余計な事をして懸念が増すようなこともして欲しくはないというジレンマが;)です。
 まだまだ東三河方面での環境への取り組みには、焦点がぼやけたものである感が否めない事が多いです。変化を期待したいです。
SDGs=「持続可能な開発目標」環境や貧困、教育やジェンダーの諸問題の解決を目指す17のゴールが設けられている。国連主体。
ESD=「持続可能な開発のための教育」環境、平和、貧困などをテーマにした教育活動。ユネスコ主体。
WWF-JapanによるSDGsについてのサイトSDGs(持続可能な開発目標)とこれからの環境保全
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/4087.html

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ひっそりつぶやかせてください;;

胡蝶蘭に金メッキ塗装した「ゴールドアイ」かあ・・・・・・・・・・。

胡蝶蘭自体、園芸の粋なので多少の色加工はさほど感じないけれど、

流石にこれはダメだ;私は;;

趣味が悪い(ごめん;)

生きているお花にこれやっちゃ。

某アーティストさんのプロモで鉢植え植物にスプレーカラー吹き付けている様子が嫌だったのに通じるものがあります。

そこまでするくらいなら、人工で作った胡蝶蘭にメッキするとかにして欲しい。

自然物には勿論、ゼッタイ、ダメです!!

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校区小学校での総合授業協力~汽水域の川での底性生物の観察でした!

9月に3回にわたって、校区内小学校4年生の総合授業に協力参加する機会がありました!

校区に流れるU川について学ぶ物で、ゴミ、水質、生き物それぞれについて学ぶ3つの班に分かれて現地で実践と学びを行い、考えをまとめていく内容らしいです。

私は生き物班のお手伝いをすることになりました。

3回それぞれ、小学校から生徒・先生方と現地のU川に出発!3回とも潮の引く日時に実施です(下流域で、真水と海水が混じる汽水域)。

・2019年9月13日

第1回目スタート!子ども達が銘々に貝などを持ってきてくれたりしました。

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また、石をひっくりかえせば、沢山のタカノケフサイソガニが現れました。因みに白いのは外来のヨーロッパフジツボ。

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川岸のヨシニもカニがいるよと伝えたら、皆クロベンケイガニをゲット。

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向かい側にハサミの赤いベンケイガニがいますが、バケツの色のせいでわかりにくい(苦笑;)

1時間はあっという間で、それぞれの生き物の名前を伝えて、帰りの準備、学校へ戻ったのでした。

バケツは、観察用に予め100均で3つ用意。しかし、採取した生き物は泥まみれになっていたので、本来の色とかわかりにくかったと思います。

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バケツの泥を家に帰ってから洗い流していたら、イシマキガイを連れ帰ってしまっていたのでした。プリン容器に義父母宅のメダカ水槽の水を入れて、次回の時に川に返せるようにしましょう。

・2019年9月17日

第2回目です。この時潮はあまり引かなかった日でした。

先回たくさんいたタカノケフサイソガニは、何故か今回見つけることが出来ませんでした。

今回はヨシの根元に潜むクロベンケイガニ捕りに夢中になった子ども達、そして先生も!!

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やはり、まずはそれぞれ持ってきた虫取りケースに入れたがるよね。

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段々大物狙いにシフトしていった模様です(笑)。

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イシマキガイも良く見つけてくれた子がいました。

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ヤマトシジミも割と取れた。

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ここではベンケイガニは少ないですね。因みにアカテガニはここでは見ていないです。

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今回玄関前で他の器財と落ち葉まみれになっていた、ホーロー製のトレイを見つけて洗って持って行ったのを活用。カニや水の中に住む生き物が観察できるように、クラブで使用した蓋付きプラスチックの容器(100均で購入)も活用。

やはり分かりやすく見せる用具は、干潟などの生き物では必要ですね。

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今回カニがメインでしたが、川の中のエビを採るのに夢中な子たちもいました。先回テナガエビらしい稚エビや、先回と今回は透明なエビ(種不明)も見つかっています。それから、

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終了間際に一人の子が見つけたのがこの巻き貝!これはここでは初めて見る!汐川干潟で良く見たウミニナやヘナタリの仲間だ~!

後に自然史博物館Mさんに見ていただいたところ、フトヘナタリの子どもの貝だと教えていただきました。

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で、、こんな巨大なパイプを掘り出した子も実はいた!!彼は3回目ではフジツボだらけのボーリングボールを掘り出している(笑)。

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こちらの小さな「クロワッサンみたい」な貝達も発見。これはカワザンショウの仲間で、自然史博物館のMさんによれば5種類確認されているそうです。Mさん、ありがとうございます。

観察が終わり、教室に戻るときは、もう潮の満ちる頃で、あっという間に川の水が岸辺に押し寄せてきていました。

・2019年9月27日

3回目。この日は時間も多め。潮もかなり引いていました。しかし、泥に足を取られる~!!ひとたびはまると抜けるのに大変です;

3回目なので、今回は時間の締めくくりに、名前を覚えたかと、川のどんな場所(環境)で見つけたかを教えてもらおう、ということに。私自身は、なかなか撮れなかった生き物に対してのデジカメ撮影を意識して撮ろうと(笑)。子ども達に対応しているとなかなか撮影出来ないですね(苦笑;)

 

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U川にはフナムシも見ることができます。

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フジツボの仲間も。筋の入っているものはタテジマフジツボ(外来種)。

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マガキもブロックに貼り付いている。でも中身は痩せているようです。とはいえ、水質は綺麗とは言えないので、食べれるかはその面でもどうなのかな?

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これ、ボーリングボールについているんだよ。なんでボーリングボールがここにあるのか、それも問題だ・・・。

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これもやっと撮影できた。コウロエンカワヒバリガイ(外来種)です。

その他に、多くはいなさそうですが、ゴカイの仲間も見つけてケースに入れました→これを撮るのを忘れていた!!しかし、後の大方は撮れたので良しとしようかな。

ゴカイは泥をざるに入れて洗い出す方法よりも、岩などをどかして見つけ出す方がここでは簡単でした;

このほかには、アサリの小さな貝殻を。タカノケフサイソガニが、辛うじて1匹いました。

終了時間前に生き物の名前を当てるクイズ形式とし、どこの環境で見つけたのかも聞いてみました。

そして、川の干潟で見つけた生き物たちと、水質との、食物連鎖を通しての関わりについえ、図を元に説明したけれど、、、、皆分かってくれただろうか?

こんな感じで3回のU川についての生きもの観察が終了しました。

この場での生きもの観察での主導役は初めてでしたが、以前にこの川で実施された生き物モニタリングに参加、その当時見えたNさんに教えていただいたことが力となりました。

また、どんな道具を持って行くと観察しやすいかが分かってきて、伝えるポイントもこちらとしては伝えることが出来たかと思います。

ただ、子ども達、もうひとたび水辺にはいると観察と言うよりも、水辺で戯れてフィーバー!てな感じだったような(汗;)

まだ学習は続くようです。どんな意見が出てくるのか、その中に今回のことが少しでも活きてくれればいいな、と願っています!

*追記:この頃ニュースでも取り上げるようになったからでしょう、引率の先生の中に、また子ども達の中にも、プラスチックゴミによる海洋汚染の事が言葉に上がったのは良いことだな、と思いました。

 

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今年のヒガンバナはやはり遅かった

今年は真夏もそこそこ安定の?猛暑でしたが、特筆すべきなのは、一旦落ち着くも、その後9月上旬にまたまた猛暑に、そして10月に入ってもエアコンを付けたという、いつまでも秋らしくはならない日々となってしまいました。

秋の植物も、昆虫の動き(イチモンジセセリ)も、そして畑の作物も、遅くなっているようです。

ヒガンバナの咲く時期も、「今年は遅いね」と各所で話題になりました。

では、ご近所ではどうだったでしょうか?

今年の開花記録から、、

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2019年9月18日開花

「まだ咲かないのかな~?」と思って歩いていたら、1箇所だけ!このように咲いている場所がありました。

大旨、ここでの開花記録は、9月18日~22日辺りが平均なので、開花記録自体で見れば、例年通り、となります・・・。

一番最も早かった開花記録は、2016年9月9日。

反対に最も遅かった開花記録は、2012年9月26日になります。

しかし、他の場所ではなかなか花が見られず。

ヒガンバナは、場所によって早く咲く箇所と、やや遅れて咲く箇所に別れたりします。

と、いうことで、ここからは同じ場所でのここ3年の記録を追ってみましょうか。

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2017年9月21日。そこそこ咲き出している様子が。

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2018年9月18日。同じ場所で。やや前より遅めかも知れませんが、もう茎が出ています。

ところが・・・。

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2019年9月26日。同じ場所で。2017年、2018年よりも日にちが過ぎていますが、ようやく、花穂が顔を出したばかりとなっていました!

*尚、除草剤が蒔かれてしまっていますが、ヒガンバナはトウカイタンポポと違って、結構除草剤にも強いです。その代わり、花が咲くと薬剤の影響なのか、変に色が抜けた花になってしまうことがあります。除草剤なんてない方が良いのだけど。周りのマルバツユクサに手を焼いているのでしょうね;

こうしてみると、開花記録こそは例年並みとなりましたが、全体の花の時期から見れば、かなり遅めと言うことが出来ますね。

このように、何となくの感覚ではなくて、実際の記録を取りながら自然のことを見て語っていきたいな~、と思っています。

 

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お彼岸過ぎにようやくヒガンバナが(ご近所の自然観察) 続き

さてさて、コース進むと、、

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タンキリマメの葉っぱ。あれ、海上の森でもどこかで同じような葉っぱがありませんでしたか~?

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そう、これです!でも、よく見れば、上の方の葉っぱの軸が長い。こちらはヤブマメの葉っぱなんです。手触りもタンキリマメの方がゴワゴワしていますよ。

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M池で。気になっていた「ママコノシリヌグイ?」がここにも。しかし葉っぱの形が明らかに違います。後日何ものなのかが判明しました。

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こちらもまだだね。

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小さい方のS池で。セイヨウタンポポが咲いていた。実は、在来トウカイタンポポの画像は記録に取っているのに、外来のセイヨウタンポポは残していなかったんですよね~!!やはり有り難みがない、と感じてしまったのでしょうね。しかし、愛知県の「モニタリングハンドブック」では指定種で、いざ、報告、となると、画像がないと弱くなってしまう。

画像を撮るときは、記録、と言う視点を忘れないようにしたいと思います。

かつての撮影に技術を要した時代とは異なり、こんな私でもそこそこの画像が撮れるようなデジカメが出来たのですから。

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ここにはキツネノマゴが沢山あった。あまり無いかと思っていたのよ。

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イヌタデだね。コガモと同様に今年の生物暦に報告せねば。

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ヤマノイモのムカゴ発見。採らなかったけれど。

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線路沿いのマメアサガオもまだ咲いています。

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もうすぐセイタカアワダチソウも咲く頃。

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クズの花にウラギンシジミの幼虫いないかな、、と思い、大きい方のS池フェンスに来てみたら、、もう既に終わって鞘ができかけていた!!1週間の間は、結構色々変動していっているんだな、と感じることとなりました。

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帰りの田んぼのそばにあったクサネム。綺麗に撮影できました。

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こちらがタンキリマメなんですよ。大分鞘がはじけてきましたね。

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お彼岸過ぎにようやくヒガンバナが(ご近所の自然観察)

9月25日、お彼岸過ぎのご近所めぐりの様子です。

この日あるイベントが朝から開催され、とても実は気になってもいましたが、この週はある用事があり、当然家事などもあり、そしてこの時期「秋疲れ」になる不調期でもある。

週1のご近所めぐりも自分としては避けられないのでご近所フィールドめぐりを選択としました。

SDGsも気になるけれど、この年のヒガンバナのことも気になっているので今回こちらを選択。

益々欲しい分身、プラナリアの術、益々衰えるパワー、、流石に二十代や三十代、四十代のようにはいかず(苦笑;)

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ツルボの時期は割と9月始めから後半まで長いですね。こちらの場所のツルボは、もう豊橋に来たときからずっとここに咲き続けているので、23年経つことになるね!!

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N池土手にも出ました。

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ようやく、ヒガンバナのつぼみも!あれれ、お彼岸の日は今年はその前日24日で明けてしまったよ・・・。

ヒガンバナの今年の時期については次の次で詳しく取り上げます。

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良い天気、良い青空、最近買った「別冊太陽」特集田中一村の絵みたい!!

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テイカカズラの実の鞘。

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N池を通りがかると、必ず「ピッ!ピッ!」という声がします。カイツブリの警戒声ですね。今回の発生主さん。明らかに私を見て警戒していた。何もしやしないよ~~。

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別の場所では若い子が。

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こちらはまた別の成鳥です。

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カルガモではない、、、コガモのようです。まだこの個体以外では今の所見ていないね(10月9日現在)。

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この形は綺麗。ホシアサガオ。

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今年も近所のコナラは多くは無いながらもドングリ付けました。

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ようやく咲き出した感じのヒガンバナ。この時期もう少し本当は咲いていて良いはず。

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O池で。この辺はススキが出てきていますが、まだここだけ。全体的にはススキも出は悪いです。豊橋でのススキが本格的に穂が出るのは、十五夜ではなくて、その次の十三夜になるのでしょうね。

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秋の花の代表の一つ、アキノノゲシも咲いています。

続きます。

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10月13日は、豊橋公園定例観察会です!

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多分クロベンケイガニならまだこの時期見られるはず・・・。

 

10月13日に豊橋公園での定例観察会を9時30分から11:30分の間(少々前後あり)に行います。
豊橋市美術博物館横で受け付け、集合です。
雨天決行
保険料として中学生以上100円お願いします。
今回テーマを「豊橋公園でカニウオッチング」としていますが、カニの仲間の中にはもう活動低下で見られないものもいるかも知れないので、テーマの部分変更の可能性があります。


*水筒はあったほうがいいでしょう。基本的に野外での観察になるので長袖・長ズボン、歩きやすい靴での参加をお願いします。

毎回今年の定例観察会は天気予報気にしながらになっているこの頃(汗;)この週末も台風コース如何で雨かどうか気になります。幸いこれまでどうにか来ていますが、今回は果たして?
(カニは雨が降ってくれた方が現れやすいです、ただし足下滑りやすいので注意!)

以上よろしくお願いします!

 

*担当も10月を入れて残り3回!

先月のように参加者さんの嬉しい反応があったりすると、今年限りの担当なのはとても惜しい気もしますが、恐らくこの形のまま続けているのは後々思わしくない事態になるものと思われます。

この後くらいにも書くかとは思いますが、恐らく私はその後も何らかの形で観察会などが出来ればいいな、とは考えています。どんな形になるかは不明;所属先とかそういった枠組み関係無しに(笑)!

何のためにするのかとか、一番大切にするのは何かとか、シンプルに考えて行動できるのが何にしても一番なので。

 

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緊急オンライン署名協力のお願い

更新が色々ありますが、まずはこちらのオンライン署名、ご協力お願いします。

https://www.change.org/p/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E4%B8%80%E9%83%8E%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E9%95%B7-%E5%A4%A7%E9%98%AA%E6%B9%BE%E3%81%AB-%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E6%B1%9A%E6%9F%93%E6%B0%B4-%E3%82%92%E6%94%BE%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8-%E6%9D%BE%E4%BA%95%E4%B8%80%E9%83%8E%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E9%95%B7-%E7%B6%AD%E6%96%B0-%E3%81%AB%E7%A2%BA%E7%B4%84%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86-%E3%81%94%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A8%E3%81%94%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7-%E5%91%BD%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB?recruiter=36248191&utm_campaign=signature_receipt&utm_medium=facebook&utm_source=share_petition&fbclid=IwAR0BkUoSD9aJnxeaL7Y23D7S93b3YGZY8XU_m5bhuYA32uBA57ix7TM5J20

大阪湾に放射能汚染水を放出しようという動きを起こさないで欲しいという署名活動です。

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9月の海上の森自然観察会 その7

里山サテライト、後もう少しよ・・・。

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ヒヨドリジョウゴの花。

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アメリカセンダングサ。ボケ画像になってしまった;

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コカマキリ。

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ホシヒメホウジャクの幼虫。なかなかオシャレさんじゃないですか。

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この日はアイドル達が多く見られましたね!クロコノマチョウ幼虫。いっそのことアイドルグループ結成しても良いのでは(笑)。しかし、このことは温暖化が進んだ証でも実はあります。以前は見られなかったチョウだったのが、だんだん増えてきたのですね。

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ツリガネニンジン。

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実は、この辺りで、デジカメの電池が切れかけ始めて!スマホ(こちらも電源が~~;;)で撮った、畑に群れるキタキチョウ!

キタキチョウがこんなに沢山群れで畑に集まっているのなんて初めて見ましたね。養分を吸いに来たのかな?

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クモか何かの卵の揺籃痕でしょうか。

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こちらもスマホで。アキノギンリョウソウです。

ようやく里山サテライトに到着!休憩後、今回は瀬戸大正池には行かずに戻ることとなりました。戻りの道で小さなヘビ、ヒバカリとも出会いました!!

駐車場に到着したのは15時40分くらい。

ゆっくり、沢山色んな生き物(特に虫)を見ました。

長時間でしたがのんびり歩いたので、また、急な登りも無かったので、腰に響くことはなかったですね;むしろ丁度回復に良かったのかも知れません(逆に動かないと治りが遅いのです)。

今回も担当のGさん、Uさん、そして参加の皆様、楽しかったですよ!ありがとうございました!!

*こうやって更新入力すると虫などの名前の復習になるのでいいね!後に画像整理で名前入力するという、再度おさらいの時間もあったりします、、でもいつになるかな??(まだ前のが控えている;;)

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9月の海上の森自然観察会 その6

もうすぐ里山サテライト!

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今度は実も見てみたいな、ノササゲ。

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こちらは脚に棘のないツユムシで良いみたいです。

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何気ないチカラシバも、花穂をよく見てみれば、こちらは雌しべが目立つ雌性期。

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こちらは雄しべが発達した雄性期。

よく見ると綺麗ですね。

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幼虫界のアイドルの仲間、クロコノマチョウ!

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大分大きくなった終令幼虫ですね。

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コガタコガネグモです。

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Gさんに捕まり、思わず肩に避難したのは・・・。

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ハヤシノウマオイ。背中の花瓶型がトレードマーク。

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ヒメアカネ。顔が白いのが特徴。このほかにマユタテアカネが。

なかなかアカトンボの仲間の違いを現地で学べる場所って、きっと少なくなってきていることと思います。

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ハネナガイナゴですね。

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サワフタギの瑠璃色の実!

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スズメウリを見つけました。青い実をちょっとだけ味見。正にキュウリの味。

リュウキュウスズメウリというのが沖縄や園芸でもありますが、そちらは食べてはダメ!です。

続きます。

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9月の海上の森自然観察会 その5

心配していた腰の様子は、痛むこともなく落ち着いています。

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これは、イチモンジカメノコハムシの幼虫脱皮の痕だそうです!なんだか色んな物をくっつけているように見える・・・。

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大人になった方。

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ザトウムシもいました。2匹はカップルさんなのか?

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もう1枚。

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ナキリスゲと言う。

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タニソバ。

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コメナモミが咲き始めた。この状態ならまだ画像も良く撮れる。もう少し経ってくると焦点が定まらず、イマイチな画像になってしまうのです。

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あるものを見つけて喜んでいました。

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ヒイラギナンテン。植栽だった模様。この辺りは以前は人が暮らしていたので、そうした植物も見られたりしますね。

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ここにもサワガニさん。この方は怒っていましたね;ゴメン。

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右にいるのは、鳴く秋の虫のようですが、、、スミマセン;まだ虫の世界は修行中。

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とても素敵なアオバセセリの幼虫さん。

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この画像から、絵を描いてみたいなぁ~。

続きます。

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9月の海上の森自然観察会 その4

物見山登り口までの道。

もうこの当たりで11時は回っていたかな?

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イヌトウバナ。近所でも初夏頃普通に見るのがトウバナ。

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身近なトウバナよりもこちらの方が上品な感じなのに「役に立たない」というイヌ、、が頭に名に付いたのは何故だろう?

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ハナタデです。

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ハナタデと似ているけれどこちらがボントクタデ。クリックすれば違いが分かる。そう、花穂が違うのです。

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アキチョウジが咲いていました。

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来月も見る事が出来るかな?

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今回良く咲いているのを見つけて嬉しいです。

この辺りでもうお昼も過ぎていて、流石にお腹も空いてきました。良い場所でお昼ご飯となりました。

お腹が満足したところで、、、

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久しぶりに花を見た気がする~ノササゲ。

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これは、ヤブマメの葉っぱです。タンキリマメとの違いについて談義になりました。また違う記事で登場するからね!

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サワオトギリ。

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この日出会えたオトコエシ。

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ヒヨドリバナ。

続きます。

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9月の海上の森自然観察会 その3

ようやく物見山コースへと向かう途中へ・・・。

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まるで指輪みたいなカメムシ。名前は済みません;不明;画像も不鮮明になってしまった(リサイズのため)。

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8月の時花だったホドイモが鞘を付けていました。アメリカの青年がアラスカまでを旅したルポ「イントゥ・ザ・ワイルド」ではアメリカホドイモの鞘を大量に食べたがために、その毒性で命を落とすきっかけになったらしいです。芋のような根を食べることが出来ますが。鞘はイカンらしい・・・。

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シラヤマギク。

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テントウムシの仲間みたいでしょ?実はキボシマルウンカでウンカの仲間だって。

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ホタルガ捕まえた。

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Gさんがホタルガの体を見せてくれました。こんなに綺麗な色をしていたんですね~!隠れた魅力というヤツ。

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ガガイモの鞘がありました。中には沢山の綿毛が準備されている。

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クリックすれば、ホタルガがいるのが分かるよ。

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これは、、何だったっけ?指先に大人になった白い綿状のものを作った主が写っています。

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クロヒカゲ。だんだんチョウも覚えていくと楽しいな。

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サワガニがいました~。海上の森にはいなくちゃね。

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ボントクタデ。秋の海上の森のおなじみの花。

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今回花を見つけて嬉しい。

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シュウブンソウ。

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まだこれから咲くヤブマメです。

続きます。

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9月の海上の森自然観察会 その2

歩くペースはゆっくりで、皆様々な生き物を見つけるので、そうハードではありません。

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ご近所にもあるエノキグサについてSさんが説明、「ほら、上にあるのが雄花で、下のが雌花よ」。

身近なエノキグサをこのようにじっくりと眺めたことがなかったですね、反省;

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コブナグサは染料に使ったそうです。

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Oさんが捕まえたホシハラビロヘリカメムシ。

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ツユクサにいたのは、ムラサキシラホシカメムシです。

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ゲンノショウコも咲き出しました。この濃いピンク色がいいですね~!!

この時担当のGさんが虫取り編みを振る!!「オニヤンマ!!」え~っ!!

一瞬だけですが、飛び去る姿を辛うじて見ることができました。どうやらテリトリーだったようで、Gさんが狙っていたようです。しかし逃げられた~残念!その後は警戒されたようで、現れてはくれませんでした;

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イヌコウジュ。見分けは花穂の元に付いている2つの葉が茎を抱くのがポイントだとOさんが。色々詳しい!

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こちらも。

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ヤマトシリアゲ、雌。

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マルバハギがありました~。

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ヤマハギとの違い、覚えなくちゃね。

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この骨は、、鳥かな?

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イヌコウジュか、ヒメジソか、悩んだ株。中間的だったのです。

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「こっちはヒメジソだね~」と納得の一株。

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ヒラアシハバチの幼虫のようです。

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貴方は8月にもいたワカバグモだよね。

海上の森定例観察会の更新は、虫の名前を確認しながらなので、ちょっと時間がかかります;;

続きます。

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9月の海上の森自然観察会 その1

9月21日の海上の森自然観察会(尾張自然観察会定例)に参加しました。

雨になるかな、と当初思っていましたが、降らずに済みました。参加人数は少なかった分、いつもよりもよりゆったりしたペースの観察会となりました。

また、8月末辺りから起こった腰痛が、治まっては来ていましたが、果たしてどれ位歩けるのか予測が付かない。蔵王山(田原市の往復2時間の少々登り甲斐のある低山)もまだお試しで行ってない中、大丈夫なのか?

ただ、海上の森のここでの観察会ならば、コースにもよりますが、途中で調子が悪ければお昼までとかで引き返しが可能なので、後々後悔するよりは行ってみましょう、と言うことで。

コース予定は、駐車場~四つ沢~物見山登り口途中~里山サテライト~瀬戸大正池~戻り、、でしたが・・・。

毎回の事ながら、ここでの海上の森観察会は、すっかりインセクトワールドの世界です(^^)

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まずは、この虫から。これ何~~だ?→オジロアシナガゾウムシだそうです!

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オオホシカメムシ登場!

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イタドリも咲き始めました。こちらは雄株。

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ギンツバメという蛾の仲間です。

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キハギも咲いていました。野の萩の中でこれは結構好き。

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ボケボケ画像のアカトンボの仲間。

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おそらくはマユタテアカネかな?

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トサカフトメイガの幼虫に葉っぱを食べ尽くされたであろう、ヌルデの樹!でもめげずに枯れることなく次の葉を出すことでしょう・・・。

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もう宿主はいなかった・・・。→いるよ!!ダイミョウセセリの幼虫さんが。

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こんなかわいらしいドア。

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森の中にあるカキ。多分に渋いカキだと思うので、これだったなら、柿渋実験も上手く行ったかも知れないなぁ、と思ったり。

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一般参加者の(と言ってもここでは指導員さんと一般の方との垣根と言うものが無いです(笑)でも良い形です)Oさんが見つけたのは、クズの葉先にいたコミスジ幼虫。

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先ほどの小部屋の住人と同族の方がいました。

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ダイミョウセセリの幼虫ですね。

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セスジツユムシ。脚の一部に棘があることが見分けのポイントなので、皆で脚を見ていたら取れてしまった・・・。(こうして敵から逃げるそうです)

続きます。

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「トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界」感想!

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久しぶりに、夢中になって読んでしまった1冊に巡り会えました!トーベ・ヤンソンさんのことを知りたい人、または戦時中のフィンランド情勢について知りたい人にはとても充実した内容であるし、最近の世の中について考えている人にとってもこの本は色々思えることが多いと思います。

トーベさんについて研究してきた冨原さんが10年もの研究を経て本にまとめ上げた、労作と言えるものです。正に。

分厚いですが文章はさほど難解ではありません。ただ、、解説が欲しいと思うものもありましたね。例えば、「マリアンヌ」や「ポルシェヴィキ」について。一見人物みたいに思えますが、前者は実在の人物ではなくて、自由の国フランスを象徴した女性像であり、後者はソビエトのレーニンが率いた党名です。

また、文中、当時のフィンランド周りを動かした人名が何人か出てきますが、なかなか覚えるのが;;「あれ、この人、どんな人物だったっけ?」とページ読み返したり。とはいえ、詳しくかみ砕かなくてもおおよそのフィンランドの事は分かるかと思います。

・「ガルム」について

さて、本書のタイトルにもなっている「ガルム」とは、フィンランドで30年もの間発行された、政治風刺雑誌です。本書ではカリカチュアと表現されていることが多いです。政治の風刺もありながらも、小説とか、ちょっとしたジョークとかもちりばめつつも、ヘンリー・レインさんという編集人さんと数々の風刺挿絵画家や執筆者によって刊行されてきた、スウェーデン語系雑誌(ここ重要)でした。

他にもフィンランドやスウェーデンなどで数々のカリカチュア誌があったそうです。西欧諸国では風刺の分野も早くからあったのですね。

日本って、あまり風刺画とか見ないし少ない感じもします。だからでしょうか、やはり洗練さなどは西欧のほうが感じられるのかも知れませんね。

・当時のフィンランド情勢

今、「フィンランド」と言えば、「ムーミンだ」とか、今ブームの北欧デザインの国の一つ、とか、陶器のアラビアとかイッタラ、福祉に厚い所など、そんなイメージが浮かぶでしょうか。

良く周りの北欧諸国と一緒にされますが、特にスウェーデンと似た感じもあるけど、どうやらスウェーデンとは何となくライバルのような間柄みたいです、今もかな?

かつては、そのスウェーデンの支配下に置かれ、また一時はロシアに制圧されたり、ソビエトになってからも常に脅かされてきたという歴史があります。独立を勝ち取ったわけですが、その後も内戦が起こり、そして第二次世界大戦の中、やはりソビエトとの戦争、そして当時台頭してきたナチスドイツや、イタリアのファシズムの脅威もありました。当時、ソビエトに対抗する手段として、ナチスドイツなどの右傾化に共鳴する人もいたそうです。

そして今もですが、国内では、フィンランド語系の人、そしてスウェーデン語系の人がいて、どちらも共用語。そしてヤンソンさんはスウェーデン語系フィンランド人でした。母のシグネさんは元々スウェーデン人、お父さんのヴィクトルはスウェーデン語系フィンランド人。

その2つの言語の中で、当時フィンランド語への扱いの不平等さから、フィンランド語を重んじる動きが学生を中心に起こったのですが、後にそれが右傾化となって、フィンランド語でないと受け入れない、と言う動きになってしまい、スウェーデン語の排除という行動にまでなったのですから、スウェーデン語系の人には実に生きにくい社会になったことでしょう・・・。

そしてやがて戦争、全体主義が蔓延して、自由な動きが取りにくい、状況悪化での食糧難とか灯火管制(空襲の目印にされないよう、部屋の灯りが外に漏れないよう窓を黒い布で覆うなどした→「この世界の片隅で」でもすずさんが暮らす北条家でもありましたね。)、禁酒法などなど・・・。

そんな情勢と人々の暮らし、当時の政治家についての風刺とジョークを「ガルム」では取り上げていったのですね。

因みに「ガルム」とは冥界の番犬のこと。画像でもある黒い犬がそうです。

後にこのガルムと共に、あのおなじみのムーミンも登場し、同じくマスコット的な役割を持つことになります(勿論絵はトーベさん!)。

 

・母シグネさんの絵、そしてトーベさんの絵

ガルムの挿絵や表紙絵画家として支えたのが、トーベの母、シグネさん、そして娘のトーベさんでした。その他にも何人かの風刺画家のかたが挿絵を描かれたようです。あのアラビア陶器をデザインした一人、カイ・フランクの名もある!

本では最初は、フィンランドの情勢を交えながら、他の方の風刺絵が主ですが、やがてシグネさんの絵が多くなり、後半は母の後を引き継いだトーベさんの絵が中心になってきます。

他の方の絵とか、シグネさんの絵もなのですが、当時の政治家や運動家(右傾化とか新フィン主義の人など)を鋭く批判した絵が多くて、辛辣な物も結構あったりする;しかし一方で、トーベさんのそれは、勿論辛辣なテーマもあるけれど、必ずどこかにユーモアがあって、スパイスと共にどこかクスッと笑える絵である事が多いです。それがいいかな。

とはいえ、当時は検閲も勿論あって、トーベさんの絵も検閲にかけられたし、物議を醸したりもしたそうです。あの時代、風刺絵を描き続けることは勇気も要ったことと思います。検閲しているご婦人方が、対象の物語の結末を気にしている絵なんて言うのもあって、笑えてしまいます(これも引っかかってしまったそうです)。

前に書いた、右傾化の人がドイツの劣勢と共に何事もなかったかのように変節する様を描いたのは、「変身請負工場フル稼働中」というタイトル。黒い装いの、つばも吐く右傾化の人が、工場から出るやいなや、真っ白い、以前のことなど知らないがごとくの装いで出てくるパロディー画。多分ガルムで検索するとどこかで出てきますよ。

その他にも当時の人々の暮らしの様子を描いた絵の数々もあって、当時の食糧難や防空壕生活、そんな中でも限られた逢瀬を大切にする恋人達、男女の駆け引きなどの絵が楽しいし、大変な中でも生き抜こうとする人々の姿があると言えるかな。

因みに私の好きな絵の一つが、上の画像にある裏表紙の絵「灯火管制下の天使」。

そして戦争が終わって平和な世界が戻ってきた頃のトーベさんの絵は喜びと、何ものにも縛られなくなった開放感にあふれているのを感じることが出来ます!

そして戦時の途中から、最初はちっちゃく「ムーミン」が登場、ヒトラーが略奪する絵の所で文に紹介されていますが、その前のページでも一つ見つけたよ!だんだんガルム犬と同じくらいのキャラクターになり、後に独自のムーミン物語の主人公になっていくのですね。

 

・歴史は繰り返されるのか?

この本が出たのが2009年。まだ東日本の大震災もなく、第2次安倍政権も無かった頃。

そして今は他の国では大変なところもありますが、日本とその周りは大きな戦争にはなっていなくて、平和とは言えます。

しかし、、フィンランドで言語を巡っての分断があったり、お隣のスウェーデンとの関係が複雑だったように、日本でも韓国との関係悪化があって、必要以上の対立が起こるのは心傷むことでもあります。

世界各国で右傾化の政党も台頭したりもしているし、アメリカでも移民排斥や白人至上主義が起こったりして、各地で分断が起こったりしています。

本書の中にも「忖度」とか「不寛容」「全体主義」という言葉があったりするけど、現在、その言葉が良く顔を出すようになっている。

そして、政治などの批判する動きを封殺しようとする空気もあります。

美術の世界では、「あいちトリエンナーレ 表現の不自由展」が中止に追い込まれ、国の交付金も停止と言う事態が起こりました。再開を望むところです。各展示作品に関する賛否等、勿論それぞれの意見は自由です。しかし脅迫が短期間に起こったのは異常です。

もうひとつ残念に思ったことがあります。それに付随したかどうか不明な各学校関係に向けての脅迫(似たような脅迫は、後日他地域でも起こったことと、関連を臭わす物は芸術センターにもガソリン云々の一文のみ、関連がらみでも同じ事ですが)が起こり、影響を被ったのでしょう、元々賛同とは思っていなかった展示そのもの自体を「迷惑」とまでしてしまう見方も出てしまった事です。確かに市井に迷惑な事件でしたが、迷惑をかけたのはあくまでも愚かしい脅迫者であって、展示ではないし、賛否とは別の所にあるはずです!(敢えて書きました、これが一番引っかかっていたことなのです。似たようないわれなき扱いは、ガルムの中でもある人種に対してあって後から見るとあんまりだと思うものがあったりする。)

時代は知らず知らず繰り返されるのかな?気をつけないと繰り返してしまいそうですね。

私たちはそうしてみると案外進歩していない、と言えるかも知れません。論理的に見えても主観や感情で言動を行ってしまう、、いえいえ、知恵を持って何とかかつての道には戻らないように歩んでいきたい。当時の人々の残した物から学ぶことは多い。

 

当時のトーベさん以外の絵を見ると、結構、これが日本語だったとしたら「露骨やな~」と言う物もあったりします;

因みに多くはないですが、日本も題材になっている絵があったりしますよ。

と、多くを書いてしまいましたが、関心を持たれた方は、何かの機会で是非読んでみては如何でしょう?(でもお値段は高いけど;でもその価値はある!)

*これまでに入手したヤンソンさん関連の書も改めて読みたい気もしますが、また時間が取れたときに!!

 

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「トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界」読了!

次の海上の森の観察会とか更新が待っておりますが(汗;)・・・。

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「トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界~ムーミントロールの誕生」 冨原眞弓著 青土社 (2009年)

ついに読み終えました!!

お値段が税込みで4000円超えの分厚い本なので、ムーミンの原作者、トーベさんの絵などの世界が好きな人以外にはなかなか手が届きにくいかも知れません。でも好きな人には買って損はしない1冊だと言えます。特にムーミンだけではないトーベさんの活躍などを知りたい方にとっては。

感想は、次の記事に集約するとして、

今回この書では、ムーミンの原作以外のトーベ・ヤンソンさんの活躍の舞台の一つであった、当時の政治風刺(カリカチュア、と呼ぶらしい)「ガルム」に寄せられた挿絵や表紙絵を交え、当時のヤンソンさんのことや、ヤンソンさん以外の挿絵、そしてフィンランド情勢について書かれた本です。

これまでに入手した、トーベさんとムーミンについての本などを・・・。

「ガルム」に絵を載せたことについて最初に知ったのが、、

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「ムーミン谷への旅~トーベ・ヤンソンとムーミンの世界」講談社(1994年)より。

当時ムーミンとヤンソンさんについてのほぼ初めて?と言っていい本だったと思います。まだヤンソンさんご存命だった頃の本です。ヤンソンさんは芸術家だったこと、そしてガルムでの絵も少し載っていて、こんな事もされていたんだな、と分かったのでした。

そして、

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2004年に何とおかざき世界子ども美術博物館で「トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の素敵な仲間たち展」が開催され、名鉄とタクシー(美術館に行くには車以外だとこの方法しか無くて;)で観に行ったのでした!ガルムの絵も展示してありましたね。

そしてこの時買ったのが、この図録集。作品が沢山紹介されていて、ムーミン以前の油絵もですが、ガルムに載せた絵も豊富で、今回読んだ本には載っていない絵も数々あり、今思えば「買って良かった」と言えるお宝本だと気がつきました。

なんとネットでも売っているのを見たけれど、これはいいですよ!

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「芸術新潮 2009年5月号 60巻5号 通巻713号 ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソンのすべて」

一番目の本が入門的な意味合いがあれば、2番目の図録はお宝、そしてこれも最も力を入れて編集されたものだと思っています!見応え読み応えアリ!

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「美術手帖 2014年11月号増刊 第66巻 通巻1015号 2014年11月15日発行 特集 トーベ・ヤンソン」

こちらも良く編集されているとは思いますが、内容的には芸術新潮のほうが上かな。

上の本などではトゥーリッキ・ピエティラ(おしゃまさんのモデルになった人)さんのことを「親友」と表記していましたが、最近は「パートナー」とされていて、あれ?と思っていましたが、ここで納得。同性愛だったのですね。今ではそれを咎める社会では全くではないけど無くなっているので。(男性の恋人さんも何人か見えたそうですよ。)

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時折、絵本などについて載せているこの雑誌MOEなんかでもムーミンやヤンソンさんのことは取り上げられていて、この2冊は買ってみたもの。また、リニューアル前のkunel(私はこの頃の方が良かったな、)にもヤンソンさんが夏に暮らした島のことなどが取り上げられていました。ええ、持っています。

他にもヤンソンさんについての本とか、後年のヤンソンさん自身が手がけた小説とか色々ありますが、全部を揃えることはちょっと出来ないかな;;

買おうとするなら、本格的に知りたいための本の場合、今回の「ガルム」についての本位の値段のものになってしまうので、そして雑誌とかはもう何度も知っていることとあとはムーミングッズの宣伝なのですからね、よほど興味持つとかでない限りあまり買えないのではないかと思います。

でも、展示はまたいつか来て欲しいですね。時折名古屋とかに来ますが、出来ればやはり、2004年の時のボリュームの物が見たいなぁ・・・。

ということで次から、感想、行きます!!

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