« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »

2019年8月

暑くてたまらん!!でも!!(ご近所の自然観察)続き

スミマセン;頭に血が上った、、、頭の中だけでもクールダウンします。

Dscn4324

そんな私を慰めるかのような(?)サルトリイバラの蔓。

Dscn4328

クサギの花。今年は手の届くところに花が咲く樹が無くて、、これも久々に描きたい所なんですが。

Dscn4332

O池にはタイワンウチワヤンマが。オオヤマトンボも旋回していました。

Dscn4333

M池で。ここにもタイワンウチワヤンマ。

Dscn4336

もう一頭。実は上の画像とこちらの間に来る途中にも1頭いて、計3頭!!

Dscn4341

近所ではここだけになってしまったキンミズヒキ。以前はもうちょっとあったのです。

Dscn4344

ナツフジ。

Dscn4346

ノアズキが咲き始めました。夏の終わりだなぁ~。

Dscn4354

と、、ここまでなら、割といつものご近所めぐりですが、今回は驚くことが2つありました!!それはね・・・。

いたのですよ、今回。

Dscn4317_20190831233301

コースの途中で、私の前に停まって休んでいるオニヤンマが現れたのでした!!おぉ~~!!

これまで、それらしいトンボが2度ほど近所を飛ぶ姿が見られ、海上の森の観察会でもそれはその可能性が高いと言われていて、かすかな希望を持っていたのでした。海上の森で出会えなかったのが残念だったけど;

しかし、今回「ほら、ちゃんとこうして来ているんですヨ」とでも言いたげに(いや、向こうは折角の休憩に邪魔が入った~;;かも;)、目の前にしっかりはっきり現れてくれたのでした。

これは嬉しい!!何しろ3年ぶりに確実に確認できたのですから。

勿論!お休みの所、デジカメ撮影させていただきました。程なくして、嫌がってか、飛び去ってしまいましたけどね;

目がやっぱり綺麗~~。

2014年にも別の場所で、お休み中の個体に出会ってデジカメで撮影できています。でもなかなかこのような姿には出会えないのですよ。

元気にここにも来てくれて良かったです。別の所が生息地だと思いますが、その場が無事だったことの証かもしれませんね。

で、もうひとつの、驚くことと言えばね、、、それはこちら・・・。

(時間11:39~13:31)

場所          気温

①道路        34.5度

②N池土手      35.5度

③M池周辺木陰    32.9度

④S池北(アスファルト上)35.8度

⑤S池北(ソメイヨシノ木陰)35.8度

 

去年ほどではないにしても、暑い!!いや~~~、死む~~~~~;;;

流石に35度越えはキツイです;一番の暑さとなりました。

大型水筒の麦茶はやはり全部飲み干しました。家までの戻りの照り返しのアスファルトは地獄でした;;

帰ってから着替え、冷蔵庫からアイスキャンデー出して食べたり、麦茶飲んだりしてやっと一息。

海上の森のように5時間も近所では出れませんね;尤も時間帯が時間帯で、もうお婆さんになったらやってはいけないヤツです。この後どうなるでしょう??

ゴミやら、暑いやらありましたが、何よりも、オニヤンマに出会えたことが一番の日となりました!乾杯!!いや、ゴーラム!!(お茶でですが)また来てね!!

 

| | コメント (0)

暑くてたまらん!!でも!!!(ご近所の自然観察)

8月21日のご近所めぐりの様子です。

17日、18日と、特に18日は涼しい場所を行ってきたので、下界の暑い近所のフィールドめぐりは(汗;)。

しかし行くのである。この後数日間は家族の所用で出られないので、行くならこの日しかなかったのでした。頑張れ。

Dscn4280

実はあまり撮ることがなかったヤブガラシ。記録面では、偏りあってはいけないので。

Dscn4282

ノブドウにはなぜかアゲハチョウが良く来るんだよね。小さい花に蜜がやはり沢山あるのでしょうか?

Dscn4285

N池に来ました。お!これは、久々に見るゴイサギ成鳥!画像はあまり鮮明ではないですが、何せ以前は普通に見かけたのに、この頃は余り姿を見ることが無くなっていた鳥なので、こうして記録上残すだけでも大事かと。

Dscn4287

このように、樹に3羽停まっている中の左側がそうです。因みに真ん中下にいるのはカワウさん。

Dscn4289

そして右にいた子は、ゴイサギの幼鳥なのでは、と思います。以前ササゴイの幼鳥がいましたが、色合いはわかりにくいけどそれではなくてゴイサギっぽい。

この日、まだチョウトンボが2頭ほどいたのは嬉しいことでした。タイワンウチワヤンマも1頭。この日はタイワンデーかと思うくらい、後でも出てきましたよ;

Dscn4291

今回も気温測っていますが、、、、え!!!!!35度~~~~!!!!!

Dscn4311

アカマツの陰にカルガモ達が、日の当たる場所では口を開けて暑そうにしているアオサギさんがいますよ。アオサギさんの表情は、どことなく「チコちゃん」に出てくるキョエちゃんを思い起こさせてしまいます(笑)。

そんな彼らのそばにあるのが・・・・・・。

Dscn4313

ペットボトルゴミなんて;;

Dscn4323

歩いているとこんな物も。これはポリ袋に入っていたので、拾って持参のゴミ袋に入れたのですが、、どうやら使い捨て紙おむつの模様!!しっかり袋の口縛りましたが、どんなお母さん(お父さん?)なんですか!!

夏休み期間になるとどうも投げ捨て増えるらしい;しかも若者だけじゃなくて、子どものいる家庭の人がこんなことするなんて;;

こういうのを見たキョエちゃんなら、「ゴミを投げ捨てするヤツは、バカァ~~~~!!」と言うのに違いありません。

続きます。

 

| | コメント (0)

涼を求めて、阿寺七滝と鳳来寺東照宮など その3

阿寺の七滝の後は、鳳来寺まで行き、東照寺あたりまで歩きました。

Dscn4262

Dscn4265

ハンミョウがいた。前の日の海上の森でもいたけれど、上手く撮れなかったので、ここで撮れて嬉しいね。

Dscn4272

休憩所で、近くの売店で買ったところてんをいただく。もう私の年齢だとアイスとかよりもこうしたもののほうが良いのかも知れないね。三杯酢で、さっぱりおいしく頂けました。

Dscn4274

下界の豊橋よりはやはり涼しいこの辺り。ちょっと夏休みらしく過ごすことが出来ました。

| | コメント (0)

涼を求めて、阿寺七滝と鳳来寺東照宮など その2

お昼になったので、着く前に「もっくる新城」で買ってきたものでお昼ご飯。

Dscn4231

Dscn4232

その後は、やはり川遊び。近くで子ども連れの方が魚捕りなどしていましたね・・・。大人だけど、もう我が家は成人ばかりだけど、やはり川には入りたい。家人を除いて(笑;)。

Dscn4235

何かのサナエトンボの仲間が、川の水面に産卵しに来ていました。

Dscn4236

ヤブミョウガ

Dscn4238

途中、別の道に行くルートもあって、東海自然歩道に繋がっているのですね。

Dscn4239

ここから先、どんな場所に行くのだろう、と気になりますが、そうなると帰れなくなるので、戻りますよ。

Dscn4250

Dscn4256

タマアジサイ

Dscn4259

これが何なのか、気になる。

Dscn4261

色々イベントもあるようですね。近くに民宿もあるようで、一度行ってみたい気がします。時には世間から離れて過ごしたいですよね。

五平餅を売っていた中のお一人の財所が近所だったと知り、驚き。今も住まいは豊橋で、そこから来ているそうです。

続きます。

| | コメント (0)

涼を求めて、阿寺の七滝、鳳来寺東照宮など

8月18日。

家族が3人揃った日で、暑い中、なかなかここのところ行けなかった阿寺の七滝まで行くこととしました。

家人に車出してもらってでしたが、行く前までケンカで少々ぎくしゃくと・・・(こう言うのがつきまとう;;)。

ここは公共機関ではなかなかに行きにくい場所ですね。飯田線と時期の良い新城Sバスを使って行くという感じになるようです。

Dscn4195

駐車場に着いて目にしたのがこの樹。これは・・・。

Dscn4203

クマシデか、サワシバか、、どうやらサワシバのようです。ここにもあったとはね。

Dscn4204

この時期、この植物を見たかったのでした。

Dscn4210

Dscn4211

沢沿いに滝まで向かって歩きます。休日と言うこともあって人が沢山来ていましたね。

Dscn4219

七滝に到着。

Dscn4220

Dscn4223

階段に登って上から撮った光景です。こういうところでスマホなんかを落としたら悲劇なので要注意!

Dscn4224

ここにもホオノキがあります。

Dscn4225

一瞬、ネコノメソウの仲間?と思いましたが、良く見たらシソ科植物ですね。タツナミソウの仲間だと思います。

Dscn4226

滝壺はお子さん連れなどの家族に人気の場所。でも、落ちたホオノキの葉っぱで遊ぶ子を見て、葉っぱを欲しがる子のために、生えている植物抜いてしまうのは止めてほしかった;注意それとなくしたかったけど、奥の方にいってしまいました;;

Dscn4228

ここは国定公園になるのですね。

続きます。

| | コメント (0)

表などのチェック、終了!いよいよ詰め段階へ!!

近所の自然の「まとめ」第2弾について。

「いつまでかかってるんだよ;;」という声が聞こえそうです・・・。

なかなか、次にかかるまでの間が長くなってしまうのですよね;とはいえ、あんまりもたもたしているといつまで経っても出来なくなる。

先ほど、表の最終チェック、完了しました!

表の入力数字などは、前回の時、後になってから、あれも、これもとミスに気づいた痛い経験があるので、数回チェックの必要がありました。

今度はいよいよ、全ページ詰め段階です!!あの図を入れ込み、参照、などの書き込みくわえるなどいよいよ最終段階です。

年内には終われますね!!

パソコンでの表やグラフもありますが、最終部分は、結構ローテクな部分が多くなります;;

| | コメント (0)

8月の海上の森自然観察会 その5

まだ大正池で、

Dscn4173

アカメガシワの葉にいて、どちらかが雌なのでしょう、何か(多分餌)プレゼントを受け取っているらしいです、ヒロオビジョウカイモドキなんだって。

Dscn4176

ハネナガイナゴの翅のまだ発達していない幼体らしい。

Dscn4188

貴方もコノシメトンボ。

Dscn4191

モウセンゴケが戻りのコース途中にありました。

Dscn4194

そのそばで、やはり夏ならではの、ノギランの花が。

・・・・・・ここで、「あれれっ?」とお気づきだったでしょうか?

「オニヤンマ、いないね~;」と担当のGさんも;;

辛うじて、コオニヤンマはいましたが。

そんなぁ~~(泪;)

「どこかで休んでいるのかな?」とのことです。Gさんに寄れば、8月でもオニヤンマは目撃しているそうなので、安泰ではあると思いますが、寄りによってこの日見られないなんて~~~(泣;)。

他のトンボも総じてアカトンボの仲間とウスバキトンボ以外はあまりいなかったので、やはり台風の攪乱の後、身を潜めるとか何かなのでしょうかね?

この夏、オニヤンマに出会ったのは、田原蔵王山と、怪しい近所にしかならないのかな?どうなる?以後続く(笑)。

しかし今回も沢山森の中で生き物に出会い、楽しめた日となりました。

担当のGさん、Uさん、そして参加の皆様、今回もありがとうございました!やはり森は心の浄化とエネルギーをくれます。

*この日持って行った大型水筒の麦茶は、全て飲み干し、帰りの山口駅で買った、500mlのスポーツドリンクも、電車を待つ間に飲み干してしまいました!!水分等はやはりしっかり持って行かないと行けません。

森には長袖シャツで歩きましたが、帰りは持ってきたほぼノースリーブシャツに着替え。汗だくだったので、着替えに手間取り、1本電車を逃してしまったけれど、やはり着替えて正解でした!

 

 

 

| | コメント (0)

8月の海上の森自然観察会 その4

里山サテライトに近づいてきました。既に時間は12時を過ぎている(笑)。

Dscn4139

ツチイナゴの幼体。このバッタは本当に可愛い。私も大好き!

Dscn4140

コマツナギと、これまた可愛いタニギキョウも咲いていました。

Dscn4144

ヒメエグリバの幼虫。近所でも会ったよ~。

サテライトでお昼になりました。

今日は差し入れに持ってきた、塩分チャージ用のタブレットはやはり喜ばれたと思います!同じく塩分補給にSさんからは小梅の酸っぱい梅干しが。

Dscn4146

お昼の後も観察は続く。イボバッタ。

Dscn4151

そして、海上の里には早くもアカトンボの仲間達がいました。こちらはコノシメトンボ。

Dscn4159

そしてこちらが、、なんと、ノシメトンボ!!各地ではすっかり少なくなってしまったトンボです。

Dscn4163

オオカモメズル。花は小さいけどね・・・。葉っぱは大きい。

Dscn4165

瀬戸大正池入り口で。外来種だそうです、ニコゲタカキビというのだそう。茎部分の細かい毛をにこげ、と見立てたのでしょうね。

Dscn4168

Nさんが気を利かせて、左側に頭が来るよう持っていてくれたこのアカトンボのお仲間さんは、

Dscn4172

マユタテアカネでした。

大正池にはオオヤマトンボが旋回していましたが、ギンヤンマ等は見られませんでした・・・。

里でもオオシオカラトンボの雌が水たまりに卵を産もうとしていました。

続きます。

 

 

| | コメント (0)

8月の海上の森自然観察会 その3

コースは毎回おなじみの、駐車場~物見山登り口~里山サテライト、瀬戸大正池~戻りの道です。先月は、湿地に行ったらしいです。わ~;;行きたかった!!(でも天生、こういうとき分裂技欲しいですね;)

Dscn4112

画像で見るだけで未見だったスジベニコケガ、いました。

Dscn4115

ハラビロカマキリ、この辺りじゃ、外来種ムネアカハラビロカマキリに押されて貴重なハラビロカマキリの幼体です。こんな風に尾を曲げられるなんてね。

Dscn4118

ちょっとぼけてしまいましたが、トノサマガエル。眼の周りの金粉を蒔いたような模様は蒔絵さながらでした。この後、更に大きな個体にも出会う。

Dscn4122

Oさんにより、ツルニガクサだと教えていただきました。

Dscn4124

スジベニコケガ、ここでも!

Dscn4125

「これは何だろう?」「ヤブタバコ?」と皆でわいわい談義、Sさんによれば、葉っぱは対生で、これはヤマアジサイの幼木ではとのことでした!

Dscn4126

サワオトギリ。

Dscn4127

落ちている羽状複葉の謎の葉っぱ。一見ヌルデかそのあたりか?と思ったけれど、Sさんの見立てではオニグルミではないか?とのこと。え~~。屋戸川入り口にはオニグルミの木がありますが、森の中はあるのだろうか?でもSさんはベテランの方なので間違いは無さそうです。

この日はアカシデの折れた、実付きの枝も散乱。イヌシデとの違いは、県民の森でのアカシデ見分けの時に図鑑で調べたのでバッチリ。

Dscn4133

ノリウツギです。

Dscn4135

アオハナムグリが来ていました。

続きます。

| | コメント (2)

8月の海上の森自然観察会 その2

今回も虫メインの観察会。でも花も見ているのですよ。

Dscn4097

シラヤマギクの花。この花が咲くと、晩夏だという感じになります。秋に咲く花。

Dscn4099

ご参加の方で、魚捕り用の網で草原を振って昆虫を捕まえる試みを行っていました。ホシハラヒロヘリカメムシでいいかな、と思うとのことです。

Dscn4100

こちらでは、その緑色のは先ほどのカメムシの幼体で、もう1匹はベッコウハゴロモですね。

Dscn4102

先ほどのトサカフトメイガさんだよね。

Dscn4103

カノコガ交尾中、上が雌。皆さん「お邪魔しちゃってご免なさい」と言いながら観察とデジカメ撮影。

Dscn4105

この時期、海上の森も暑いですが、森の中にはいると沢の流れや冷気があって、それなりに涼めるところもあり、過ごしやすいです。だから5時間いても過ごせる、、、これが近所だったらそうはいかない;

Dscn4106

アキカラマツが咲いていました。

Dscn4107

アキノタムラソウですね。

Dscn4110_20190827102701

ダイコンソウもあった。

Dscn4111

アオマツムシの幼虫。こんな姿なんですね。お盆の頃、合唱し始める虫で、毎年我が家周辺での生物暦記録を取っています。しかし外来種。

続きます。

| | コメント (0)

8月の海上の森自然観察会 その1

8月17日海上の森自然観察会(尾張自然観察会定例)に参加しました。

6,7月と参加していなかったので、8月は何としてでも!でしたね。6月は毎年、この時期の不調で(今年は特に)参加できていないので来年こそは、です。7月のその日は天生峠だったので・・・。

この季節の森で出会いたいのは、、何と言ってもあのトンボ!オニヤンマ!!

またまた前日辺り、接近はしなかったけれど台風10号が通りましたね・・・。

Dscn4077

山口駅から屋戸川、そして集合地の駐車場へ向かう途中で、Oさんが見つけたのはノコギリクワガタ!

Dscn4078

そしてやはり近くを通りがかったNさんが見つけたのは、コクワガタの雌で良かったのかな?後で調べてみよう。

森の駐車場で集合、駅のトイレ(この場所の壁に色んな虫が止まるので、観察ポイントになってしまうのですよ)へ。

Dscn4080

背中にちょっととぼけた骸骨マークをしょっているこの蛾は・・・?

Dscn4083

この時近くに掛けてあった気温計は32.5度ほど。それなりに暑いです。

Dscn4085

先ほどの蛾を捕まえ翅の裏模様から、メンガタスズメと判明しました。

Dscn4087

ヌルデにいたのは、トサカフトメイガの幼虫。

Dscn4089

アメリカネナシカズラ。根の消失していく様子も観察。

Dscn4092

ウスキシャチホコの幼虫です。

Dscn4093

幼虫界のアイドルのお一人、クロコノマチョウの幼虫。終令かな。観察会では、もう一人のアイドル、クロヒカゲではと話していましたが、画像検索で調べたり、「幼虫図鑑(2巻まであります。3巻欲しいな)」で見て、やっぱりクロコノマチョウですよね。

Dscn4095

朽ち木をどけて虫を探していたら、サワガニに出会ったのでした。素早く木の下に潜り込む。

続きます。

| | コメント (0)

教典とお宝本、到着!!

高校~短大の頃は「本の虫」でした。

最近は忙しさにかまけてなかなか本を読めなかった日々でしたが、今年は何故か、本をまた読むようになってきました。とはいえ、眼鏡をそろそろ「○○○グラス」にしないと読むのがツライです;

最近注文した本が、到着しました。

Dscn4356

1冊は、岐阜県で自然観察活動を続けている、小野木三郎先生の新刊本、「老楽酔夢 植物誌」。

もう1冊は、高校の頃、学校の図書室でその原作本を知ってはまることになった、ムーミンの原作者、トーベ・ヤンソンさんの「トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界 ムーミントロールの誕生」です。

小野木三郎先生は、私が自然観察指導員講習会に参加したとき見えた方で、その信念と行動力にただただ圧倒と感銘を受けたのでした。当時やたら話しかけたり、双六山まで登った、「妙な小娘」であった私に戸惑ったことでしょう(苦笑;)

最近、久しぶりに封書が届き、見覚えある差出人スタンプに驚き、開けたところ、「老楽酔夢・・・」の宣伝があったので、申し込んだのでした。丁度以前に出版された本を読み返していた所でした。

数々ある著書は、やはり自然観察の意味や、自然を見ること守ることについての「教典」とも言えるものであり、原点に立ち返りたいとき、何かに迷ったときに読んで確認するのに適していると言えます。

数々の植物画も素晴らしいです。

今回の書も、植物の絵がカラーで紹介されています。

ただ、、届いて見たのですが、やはり老いを感じる面が否めない所も・・・。輪郭は描き直さなかった方が良かったような;

ただし書かれている文章の切れは、衰えを全く感じさせません!!読むのが楽しみです!!

傘寿になられたそうで、日本自然保護協会会報でもお元気そうな姿が写っていて、大分高齢になられたのですが、どうかお元気でご活躍されて欲しいです!!

 

もう1冊の「トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界」、これは、もう正に「お宝本」と言って良いですね!!

税込みで4000円台いってしまうので、確か前知ったときも買うのは躊躇したのを思い出します。でも、この本はそれくらいの価値がありますよ!

ムーミンであまりにも有名なヤンソンさんですが、実は当時の風刺雑誌「ガルム」に多くの挿絵などを描いてきたことを、時々開催の「ムーミン展」で知ったのでした。

トーベさんの母で、やはり画家のシグネさんと共に、当時のフィンランドを取り巻く情勢や日常生活の風刺を絵にしてきたのですが、良く他の本などでも一部見ていますが、改めてみると、ムーミンのほのぼのした雰囲気とは違い、鋭いですね。尤もムーミンにもぴりりとした風刺などは見られますが。

本書はトーベさんについて研究した方が、当時の情勢と共に描かれた絵について解説されているので読み応え、見応えがあります。いや~、ある意味最近の不自由展なんて、凌駕するほどですよ。それでも根底にはユーモアも流れていて、その後のムーミン世界にもそのユーモアが受け継がれていく事が触れられています。そう、これらの絵の片隅に登場した「ムーミン」がやがて独自のお話しの主役になっていくのですね。

日本にはあまり風刺画は描かれないことが多いのかな。中日新聞には時折出るけど、スパイスの量は圧倒的に少ないね・・・。

そうそう、不自由展中止を受けて、トリエンナーレ参加の作家さん達が作品展示ボイコットを表明、見られなくなったり、抗議の意志で展示趣向を変えたりされたようです。しかし海外の方ばかりで日本の方が見えないのが何ともね(その後意思表示された方も見えるようですが)。

因みにトーベさんも検閲は受けたようです。でもその検閲をまた皮肉った絵もあって流石!!となります。

その活躍も、世界大戦から平和になったフィンランドの動きに連れ、ガルムも終刊と共に終え、やがてムーミンの誕生となっていくのですね。

読まねば。

*今日は本当は色々やりたかったのだけど、先日の諸用事のお疲れが出て、買い物くらいしか何も出来なかった日に;ブログの更新だけはできたかな。次は海上の森の分が待っていますね。通信もかかりたいし、そうそう「まとめ」早くやりたいところ。

| | コメント (0)

風があって過ごしやすいな~、と思ったら!(ご近所の自然観察)続き

小さい方のS池で。

Dscn4062

ナツフジはやはり綺麗だな~。

Dscn4067

今回も出会った季節外れのフジの花。やはり万葉集の「時じき藤(季節外れのフジの花)」は正しく言葉通りであって、ナツフジじゃないのでは~、と思います。

Dscn4069

こちらはノブドウではなくてエビズル。共にブドウ科の仲間なんですが。

コース終盤の大きい方のS池近くに来たとき、木陰から大型トンボが飛んでいくのが見えて、「!」となり、行方を追って行きました。どんどん飛んで行ってしまった先は、住宅の路地・・・。このような場所では、双眼鏡は使えません(人家を覗いていると誤解される恐れがあるため);

1日にふと見たトンボと言い、大型トンボ=近所でしばらく見ていないオニヤンマである可能性が出てきましたね。尤も去年も、盆踊り大会2日目後の片付け時、灯りに大きなトンボが飛んできて、皆で「大きいね~」と話していたことも実はあって、まだ希望は捨てなくても良さそうな気がしてきたのでした。

さて、この日の気温はどうだったでしょう・・・・・・?

(時間11:45~13:30)

場所           気温

①道路(自宅近く)    33.2度

②N池土手        35.1度

③M池周辺木陰      32.7度

④S池北(アスファルト上)34.8度

⑤S池北(ソメイヨシノ木陰)34.6度

 

・・・・・・・先週よりも、、暑い;;

え~~!風があって、先週よりも体感温度的には過ごしやすかったのに、気温自体は高かったんですね;;

台風接近に伴い、気温も上がったみたいです(フェーン現象になるのかな)。去年ほどではないけれど。

いざ、帰宅して着替えたとき、先週と同じくズボンもシャツも汗まみれになっていました。

*この時期、フィールドめぐりには、大型水筒にたっぷりの麦茶、そしてタオルは欠かさず持参です。

| | コメント (0)

風があって過ごしやすいな~、、と思ったら!(ご近所の自然観察)

8月13日のご近所めぐりの様子です。

この辺り、大型で、進行がゆっくりめな台風10号列島に近づいている頃でしたね。近所も風があって、黙っているだけでも汗が噴き出してくる日々よりはまだ過ごしやすいのかな、という感じでした。そんな中スタート。

Dscn4018

ナンキンハゼは、すっかり実になっています。

Dscn4019

夏休みとか、お休み期間にはいると多くなるのだろうか・・・。ゴミの投げ捨て増えるんですよね;;ガードレール下の奥まった方で、ちょっとついでに拾うにはハードルが高く、拾えませんでした;こういうのがプラスチック海洋ゴミ問題に繋がるのに・・・。

皆さん、530の街、豊橋、まだこんななんだよ~。

(毎回この頃ポリ袋片手に、拾える範囲内ですがゴミ拾いもしています)

Dscn4025

ノブドウが目立たない花を咲かせています。

Dscn4029

まだあった、センニンソウ。

Dscn4030

O池フェンス奥のクスノキかな?の木にも。

Dscn4033

アオツヅラフジにいた幼虫さん。セスジスズメに似ているけど、違う仲間。ヒメエグリバの幼虫さんです。海上の森でもいたよね。

Dscn4035

テイカカズラさんが季節外れの花。

Dscn4038

雌のそばに様子伺いでやってきた雄、オオシオカラトンボ達。産卵の時期なんですね。

Dscn4045

M池には、タイワンウチワヤンマ。元からいたウチワヤンマもいましたよ。

Dscn4046

そういえば、気がつけば、M池のヒシたちは流されるなどしてしまったようです。

Dscn4060

コシアキトンボ。

この日もチョウトンボも、ショウジョウトンボも、コフキトンボの姿も見えませんでしたね・・・。

続きます。

| | コメント (0)

今年の夏は、どうなのか!?(ご近所の自然観察) 続き

コースは終盤に。

Dscn3956

公園にあるホルトノキ。花は終わりかけ。自生は限られた場所にあるようですが。

Dscn3958

カラスザンショウの花も終わりかな?

Dscn3959

お願い、翅を閉じないで・・・。

Dscn3961

拡げると裏はこんなに綺麗なのだから。ウラギンシジミの雄。

Dscn3963

タカサゴユリ(花の根元に紫の筋がないものはシンテッポウユリと呼ぶ人もいますが)も咲き出しましたね。

さて、この日測った近所の気温は、、、

(11:42~13:30→無謀な時間;;)

場所           気温 

①道路(自宅近く)    33.1度

②N池土手        32.9度

③M池周辺土手      32.5度

④S池北(アスファルト上)33.3度

⑤S池北(ソメイヨシノ木陰)33.1度

・・・・・・と、なりました。

去年の8月2日は36度代行った場所もありましたので、去年よりはいいのかな~。

と、、思っていましたが、、以後どうなる??

期待していた「あのトンボ」には会えませんでした。でもまだ8月はあるからね。

| | コメント (0)

今年の夏は、どうなのか!?(ご近所の自然観察)

マイペースフィールドめぐり屋さんにとっては、少々危険なシーズンになって参りました;

8月7日のご近所めぐりの様子です。

その前週、7月末~8月始めは、家族の用事や、地域の盆踊り大会手伝いなどがあり、多忙だったので、ご近所めぐりはお休みでした。

さて、8月にはいると、、毎年、気温測りを自分に課していて、この季節がやってきた!!と気合いを入れるわけですが、最初に設定した時間帯が年々共に過酷なものになりつつあると思われます・・・。もう少し早く設定した方が良かったのにね;朝早起きが苦手な人間ゆえ・・・。

Dscn3924

クサギが咲き出すと、夏のクライマックスという感じです。しかしここの木、大分勢いが弱まって来ました。陽樹の宿命なのかな。

Dscn3926

N池。ようやく土手が草刈りに。メドハギジャングルが無くなった・・・。ノアザミは充分に種子を飛ばせたかな。一方でオオキンケイギクにも種子ばらまく機会を与えてしまったのですが(でも!そうなる前に抜き取った箇所は大丈夫かも!根はしつこいですがね;)。

チョウトンボが早々に少なくなった気がします;今年はここだけしか発生しなかったようで、気になります。

Dscn3928

カクレミノにも花。良く見ると星形のなかなか可愛い花なのが分かりますよ~。

Dscn3929

この夏も、近所でも無事咲いたセンニンソウ。

Dscn3934

Dscn3937

クサギの花。

Dscn3941

暑い夏にはこの葉っぱの香りを嗅ぐと良いかも!レモンエゴマ。

Dscn3943

イヌマキ生け垣が切り払われて日が当たったためか、レモンエゴマの勢いが凄いです。

Dscn3948

ナツフシのレモンイエローの花がこの季節、主なのですが、「時じき藤」フジの狂い咲きもありました。

Dscn3954

M池で。

タイワンウチワヤンマが捕らえて食べている獲物は、、、、後翅の幅広さと体色からどうやらウスバキトンボだった模様です(驚);

これまで、チョウトンボを捕まえて食べている様子を2度ほど見ています。今回で同じトンボの仲間を襲って食べるのを見たのは3度目。他のトンボも行うのでしょうが、これだけ目に付くので、やはり彼らは気が荒く獰猛なトンボなのかも知れませんね;

続きます。

| | コメント (0)

正にそこなんですよ・・・。

向こう(Facebook)に張りたいところだけどここで。

せやろがいおじさんの言うことが大部分そうだと思えます。

作品展の批判はそれは自由だけど、アウトな線はあるでしょう、ということで。

https://www.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=Ej93yBVLtm8&fbclid=IwAR14WuzvsQP2c1bzhJF8Z3A3oEWRdHoOgXej1IoCvM8cGj2gRnKBAX2QBGo&app=desktop

見た人に寄れば玉石混合な感じだったそうですから、やはり賛否は展示見てからだったと思いますしね。

このこととはまた別として、

日韓がどうも泥沼になりそうで本当に嫌な感じになってきてしまいました。日韓政府、共にどっちもどっちです。最初は韓国政府(あくまでも政府)の言い分もあると思っていましたが、照射問題辺りから違うと思うようになってきました。

未来の世代にまで争いを持ち込ませないで欲しいです!

 

*トーベ・ヤンソンさんが雑誌「ガルム」に挿絵を描いていたことについての本、早いけど注文しました。本当は12月、観察会担当終了記念で買おう、と思っていたけど、よく考えたらその前に消費税が上がる・・・。

当時、戦争時、ヤンソンさんは同じく画家のお母さんと共に「ガルム」で政治の風刺画を挿絵として描いていたのです。今ではこの絵もアートの面として評価されていると思いますが、これも当時からしたら、大いに「政治的」なんじゃないかと(笑)。

でも一部しか見ていないですが、ヤンソンさんのそれは、勿論「毒」の部分も含みつつも、持ち前のユーモアをスパイスとして、ちょっとぴりりとした風刺を楽しめる絵が殆どなのでは、と思います。ちょっと高い本だけど、届くのが楽しみです。

| | コメント (0)

速報!久しぶりに出会った!!

Dscn4317

コメントで丁度やりとりしていたので。

今日のご近所めぐりで、久しぶりにしっかりと出会うことが出来ましたよ!!

しかも!!目の前で停まった姿で!!

「ほら、こうしてちゃんとこっちにも来ているんですヨ」と教えてくれているかのように(いや、向こうはそうは思ってないだろうが;)、しっかりと姿を見せてくれました。

いや~、嬉しいし、出会えて本当に良かった!!

しかし、この日はとても暑かった;気温も35度越え。もっと暑かった日もありますが、歳を取ってくるとこの暑さは応えますね;松本零士先生の漫画のセリフじゃないですが、「死む~;」と言いそうでした;

まだその前の分の更新も含めて、後々また書きますね。

| | コメント (5)

豊橋のセントラルパーク~豊橋公園 8 戦争遺跡が残る場所

本当は終戦記念日にアップしたかったのですが出来ませんでした;

(画像は2017年8月5日に開催された、豊橋ユネスコ協会さんによる戦争遺跡案内の時に撮影させてもらったものです。)

緑あふれる現在平和な光景が広がる豊橋公園ですが、実は戦争とも縁があった場所だったことをご存じでしたでしょうか?

そもそも、豊橋市は世界大戦時、「軍都」として栄えていた場所だったそうです。吉田城が火事で焼けてしまった跡地であった豊橋公園は、明治18年(1885年)に、「豊橋歩兵第十八連隊」として兵士達が戦闘訓練を受けながら生活していた場所だったそうです。

今も公園内にはその頃の名残を残す数々の戦争遺跡が見られます。今回はそれらを見ていきましょう。

18

ここは市電「市役所前」から歩いた、市役所に近い方の公園入り口ですよね。実は、この門こそが「歩兵第18連隊営門」だったのです!ここから兵士さんが出入りしていたのですね、当時。

Photo_20190820000901

その営門か出入りする人を見張る哨兵が立っていた「哨舎」です。今では兵士さんではなくて、時折何かの虫さんの住処になっていたりします。

Photo_20190820001001

入り口から右方面に行くと機械油を保管していたらしい「軽油庫」があります。

Photo_20190820001002

そこから斜面を上がって行くと、軍馬の守護神として立てられた「馬頭観世音」があります。

Photo_20190820001101

もう大分台座が痛んできていますね。

さて、そこから美術館を抜けて、三の丸会館に向かう途中では、

Photo_20190820001201

「連隊記念碑の台座」があります。

Photo_20190820001202

元は何か文が刻まれていたのですが、後の時代になって上からセメントで覆い被されてしまったようです。残したくなかったのでしょうね。以前はこの台座の上に砲弾型の碑もあったそうで、そして、

Photo_20190820001203

以前から、公園の片隅に追いやられているこのライオン像(後ろ姿ですが;)が気になっていたのですが、

Photo_20190820001301

Photo_20190820001302

何と、連隊記念碑の足下に以前はあったと言うことが、豊橋ユネスコ協会さん主催の見学会で教えてもらうことが出来ました。

Photo_20190820001401

三の丸会館近くには、こんなオブジェみたいなものがありますが、これは「将校の通用門」だったそうで、黄色い部分は夜でも分かるようにとのことだったらしいです。この通用門に撮影時、セミの幼虫抜け殻があった;今じゃ将校ではなくて、セミの脱皮のための足がかりの場と役目を変えているのですね。平和になった証拠(笑)。

Photo_20190820001501

この鳥居もそうらしいです。

Photo_20190820001502

その奥にあるのが「軍人記念碑」。明治天皇に似せられた神武天皇像だそうです。

Photo_20190820001601

かつてはここではなく、中八町、そして八町練兵場にあったのだそうです。

Photo_20190820001701

今度は豊城中学校近くに行ってみると、「灰捨て場」が。一番下の兵隊さんが、たばこの吸い殻や暖炉の灰などを集めて捨てに行ったそうです。

Photo_20190820001702

貝殻が捨ててあったけど、これはその頃の物なのだろうか?

Photo_20190820001801

ここからは、市役所敷地から西方面に出て、通りに面したところにある「歩兵第18連隊西門」です。

Photo_20190820001802

以上、これ以外にも記念碑などもあったりしますが。

以前、豊橋公園での定例観察会でも、戦争遺跡を取り上げたことがありました。観察会会員の方や参加者の方の中には、当時の第二次世界大戦の出来事を覚えて見える方もおられ、その頃の話も聞くことが出来ました。

今は憩いの場となり、戦争とは無縁の場所となっている豊橋公園。今現代争いがあったなら、近代戦争ですので、この場が再び歩兵連隊の場になるなんて事は無いとは思いますが、それでも戦争は起こして欲しくはありませんね。

お隣の豊川市には海軍工廠もあったこともあって、豊橋市や豊川市辺りは大きな空襲がありました。

豊橋公園が今の姿になったのは、終戦後のことです。

Dscn4071

こうした戦争遺跡については、この「戦争遺跡ってな~に?」という、豊橋ユネスコ協会さんが発行したパンフレットで知ることができます。情報広場にも置いてあるかと思います。

去年、今年の夏は、ユネスコ協会さんでは、愛知大学内にある戦争遺跡の見学会を行ったようです。サイトがありますよ。去年の案内で止まっていますが、今年も活動はやっていることと思います。

https://www.unesco.or.jp/toyohashi/index.html

どうか、豊橋公園内に残された戦争遺跡の数々を見ながら、現在の平和な豊橋公園であることの有り難さを今一度確かめたいところですね。

戦争ではない、やはり平和と環境がある豊橋公園の方が断然いいですよ!!

 

 

| | コメント (0)

Facebook、しばし減速へ。

思うことがあってしばし社会について思うこととか書くのは、どうにもになったときに、ここか、別の場所で書くことにします。

私の所(Facebook)で書いたって、ウケが悪いのか、反応ほぼ無いし(爆笑;)。

それに思うことを正直になんでも書けばいいのかというのも違う気もする。議論はね、その必要性を言うは簡単ですが、違う見地や考えに反発したり、賛同よりの意見を無意識に重んじる傾向がどうしても出る場なのであれば、迂闊にはやるまい。ネットでは特に。

 

*記事編集しました。

どうもこの頃色々吐いており済みません;今年の内にまあ、片付けることは片付けることになるので後もう少しの辛抱です。また吐くかも知れんが。たった今、国防婦人とやらのことがやっていて、本音が言えなくなる事の怖さをいっておりました。あんな世界は来て欲しくはないですな。

 

 

 

| | コメント (0)

下界からの脱出!愛知県民の森へ!

現在(8月15日)は、台風10号がこちらにも近づいている影響で、今後も暴風や大雨が予想されます。

大雨の日は川や海などには近づかないでくださいね。

この日は晴れの8月1日の出来事です。

この時期、家の諸用事が前後にあり、こんな時期に出るのはいいのか迷いましたが、帰ってから用事に出ることも可能であったので、ならば、とあまりにも暑いこの夏、下界から脱出のため、愛知県民の森へ行ってきました。

余り気張らず、お昼過ぎ着の飯田線電車に乗って。

Dscn3892

県民の森も暑いことには変わりはないのですが、それでも森の中にはいるとやはり違います。

Dscn3894

その国的の一つにこの花に出会うことでしたが、最初に出会ったこの一輪以外は既に終わってしまったようです。残念、いや、でも出会えて良かった。

Dscn3895

Dscn3898

ビロードノリウツギ。こちらは今が旬で綺麗でした。普遍種ノリウツギよりも心なしか優雅な感じもします。

Dscn3900

リョウブは終わりかけ。

Dscn3901

この時期来たのは、何と言ってもねえ、川遊び(笑)。と言っても子どものようにはしゃぐのではなく、持参したサンダルに履き替え、冷たい川に市を浸して楽しむというもの。

Dscn3903

こんな風にお気に入りの場所で腰を掛けて足を水に浸しながら、泳ぐ魚たちを眺めてぼ~っとするだけに来たのです(笑)。それでも充分に幸せ。

Dscn3906

5月3日に県民の森での観察会に途中ながらも(無念の偏頭痛リタイア;;)、漠然と歩くよりも遙かに樹のことを認識できたためでしょう、シデの樹があり、実になっているのを気づくことが出来ました。房みたいになっているのがそうです。後で図鑑で見てみたら、アカシデで良いみたいですね。

Dscn3908

Dscn3910

群れ泳ぐ魚たち。

Dscn3912

静かな流れのこのような風景見ながら過ごすのは素敵。傍目からは怪しいオバサン;;もう一緒に川遊びに付いてきてくれた人は大人になって、この日も仕事に行っている(ゴメン;)。

Dscn3913

別の場所にも辛うじて咲いていた。

Dscn3919

遠目に双眼鏡で見つけました。タカサゴユリらしいのもある・・・。

モリトピアに寄り、3日の観察会は地域の盆踊り大会手伝いのため、出られないことを伝えました。次回こそは是非参加しよう!!

15時前の帰りの電車に乗り、夕方帰宅。しかし帰りの電車途中で、本当は出向く予定だった場所先から、今日は特に行かなくても良いとのメールを頂き、それでは、ということになりました。

この日、家に向かう途中で、上空を飛ぶ大きめ?な緑の眼のトンボが!!「あっ!」と思って振り向く先は逆光で確かめにくく、おまけに道路沿いで車がびゅんびゅん走っていたので、確証が取れませんでした;あのトンボだったらいいな~!!

| | コメント (0)

真夏の葦毛湿原

7月31日、葦毛湿原に行ってきました。

午後から所用があるので、午前の内に。

Dscn3852

ノカンゾウです。ヤブカンゾウに比べてすっきりした花ですね。

Dscn3853

Dscn3860

ミズギク

Dscn3863_20190813070201

ノリウツギ

やはり暑いですが、フィールドに訪れるとちょっと気分転換になるので良いです。

Dscn3865

葦毛では、現在湿原回復作業のために遷移で侵出した樹木などの伐採をしていますが、湿地性植物の回復も見られながらも、反面、この画像中心にあるようなパイオニアツリー、アカメガシワが先に出てきたりする面もあります。

Dscn3867

きっとその後の作業で、アカメガシワの除去に追われるのだろうと思います。

Dscn3869 

モウセンゴケも咲いていました。やはり同じ植物でも、高層湿原の天生などで見るのと趣が違いますね~。

Dscn3872

杭にトンボが、、ウチワヤンマが何か獲物をゲットしている様子です。この後長尾池にもいましたよ。因みにここにはまだタイワンウチワヤンマは来ていないみたいだね。

この日期待していたオニヤンマには出会えませんでした。去年は見ているから、また会いたいな。

Dscn3877

もう時期は過ぎたのに、ノハナショウブが一つ咲いていました。

Dscn3878

イソノキ、花も残っているけど、

Dscn3879

大方実になっていました。

Dscn3882

一通り湿原を巡って、入り口広場に戻り、ベンチで一休み。先にウラギンシジミが休憩でした。

Dscn3883

こんな場所にさえペットボトルが捨てられているなんて(2個拾いました)。

Dscn3887_20190813070401

トイレに掲示されているこの小学生さんのポスターが目に入らぬかっっっ!!

Dscn3889

皆さん、自然の中ではマナーを守ってください。

一旦帰って着替え、お昼食べて用事先に向かったのでした。

| | コメント (12)

久しぶりに会えた!!(ご近所の自然観察) 続き

アゲハチョウなどチョウも飛ぶようになったご近所ですが、久しく見られなかったチョウがいました。最近も、「そういえば見なくなってしまったな・・・。」と思っていたのでしたが、この日のコース始めに、見慣れぬ飛び方をするチョウが・・・。でも蛾かも知れないし・・・。

と思っていたら、別の所でもやはり同様の飛び方をする虫が。

Dscn3822

おお、これは!!

Dscn3825

ゴマダラチョウです!!この地に来て、時折見ていたチョウでしたが、最近見ていない、、と気になっていたのはこのチョウだったのでした。

久しぶりに会えて嬉しかったです!

Dscn3826

道ばたの水たまりに、、なんとまあ、産卵しようとするオオシオカラトンボのカップルが・・・。「そこに産んでもダメだよ~!!」と言ってあげたいですが、こちらの言葉通じないでしょうし;;子どもの頃、まだ沢山いたアカトンボが同じような行動をしていたことを思い出します。

Dscn3828

そんな水たまりに・・・。

Dscn3833

やってきたのはモンキアゲハ。水分を吸収しに来たのでしょう。

Dscn3836

アラカシの葉がやたら食べられていて、誰の仕業?と思ったら!!この毛虫たちはツマキシャチホコの幼虫か、と思います。

Dscn3839

真っ赤な外来オオアカウキクサの池の水辺でお魚狙う、アオサギ幼鳥さん。

Dscn3841

すっかりS池は真っ赤かになってしまいました。今後もこんな光景が出たり現れたりするのでしょう・・・。

Dscn3843

田んぼの稲の根元にピンクの塊。

Dscn3845

それは、スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の卵塊でした。外来のタニシで、稲を食害することで困りものとされています。

Dscn3847

そして今回のザンネン;食べたファーストフードのゴミを袋にまとめたはいいけど、外にポイとは;きちんと家にまで持ち帰って捨てて欲しいです(怒);

| | コメント (0)

久しぶりに会えた!!(ご近所の自然観察)

梅雨が明けた途端の猛暑。。東海地方の梅雨明けは、7月28日でした。

あの雨の中の天生峠が懐かしいです・・・。

梅雨明け宣言前でしたが、晴れて暑くなった7月25日のご近所めぐりの様子です。

Dscn3773

もう、ナンキンハゼは実になりかけ。

Dscn3775

ジャパニーズビートル、マメコガネさんもいますよ。

Dscn3784

チョウトンボ、今年はN池でしか見られない。

Dscn3788

そんなN池も外来オオアカウキクサがガマの辺りから発生し始めています。やはり、鳥の足にくっついて運ばれるのでしょうね。

Dscn3793

カワセミもいて、そしてアカマツの木の下にサギの仲間が、、、、デジカメでのズームめいっぱいで撮ったものです。

どうやら、ゴイサギではなく、ササゴイの幼鳥です!わ~~ササゴイ!!ここでは初の記録です!

Dscn3803

次の通信ではやはり貴方も描こう、クコの花。

Dscn3806

あのイヌマキ生け垣だったところ、蔓性植物が逞しく復活してきました。

Dscn3808

天生峠の雨にけぶるカツラの木とヤマグルマも好きだけれど、近所のクスノキにまとわりつくテイカカズラと出来はじめた鞘の実も大好きです!遠くの自然も、近くの自然も、どちらもいいですよね!

Dscn3814

M池で、ウチワヤンマ。

Dscn3818

ショウジョウトンボも。

Dscn3819

コシアキトンボです。身近にいながら、肝心の画像がなかったのですよね。後ろに写っているのはミシシッピアカミミガメです・・・。

続きます。

| | コメント (0)

トリエンナーレ追記

今回のことで心配していることとして、

中止は、却って日韓関係悪くしたと思う。現にトリエンナーレ本展示に出展されていた韓国の方2名が抗議のため辞退されたようです。

このことで慰安婦問題、腫れ物扱いが加速してしまうのではないかと。

過去のことは日本人もしっかり見た方が良いと思いますが、私も見切れていない。これを契機にしっかり捉え直せればとは思います。

日韓、未来の世代にまで争わせる必要はない、反省はいるけど。

掘り下げるには時間がかかるので、この辺で。

 

今日の中日新聞夕刊7面に「芸術祭のもろさ露呈」というタイトルで、「不自由展」中止についてのコメントがありますが、私にはこれが一番腑に落ちる内容だな、と思っています。

トリエンナーレでなくても良いので、別の機会で見ることがあれば見てみたい気がします。そこで賛否決めてもいいのであるし、それを忌憚なく脅迫とか妨害は無しで伝えあえる場であれば、当初の目的に近くなるような気はします。勿論「否」もあっていい。内容には確かに「これは」と思うものもありそうですが、一方でこれはテーマに叶った内容だな、と思えるものも私的には思えました。犯罪とかにつながるものだったらダメだとは思うけど。

| | コメント (0)

論点がずれること

(この話はここで留めた方が良いでしょうね;追記します。)

トリエンナーレ「表現の不自由展」が色んな波紋を呼ぶこととなっていますが、

作品の是が非については色んな見解があると思います。

しかし、一番悪いのは、テロまがいの脅迫を関係庁舎にしたりした相手です。まずはそれを問題にするべきで、是が非についてはその次でしょう。

更に変だと思うのは、このことに便乗してなのか、愛知県各自治体にこのことも絡みをなんとなく臭わせての各地域の学校などへの脅迫をしたメールがあったこと。私の住む市にも来たようで、そのため関係機関はその予告時刻は閉館するなど対応に追われ、影響を受けたご家庭などもあったと思います。このように困った事態になっているのですが、

このことへまでもあの展示のせいにするのは完璧に違う。確かに身近な暮らしに影響が出ていますが、絶対に違うよ。

あの展示がテロ扇動とかの直接的表現だったら勿論責任大ありで、中止になっても文句は言えまい。まあ、穏やかならぬ表現もあったようで、私がもしも、ですがアーティストならそこまでの表現はしないよね、というのはありますが、脅迫内容への直接の扇動表現ではないものと、検索した限りでは思います。

そこまであの展示は悪いと言うのか。それはもう作品の是が非論を越えてしまっている。

今起こっている愛知県域での脅迫メールへの責任はその展示には無いですよ。いくら内容が好きになれなくても、主催の県知事やプロヂューサーさんの浅はかさがあったとしても、それはないよ。

悪いのはおそらくはおもしろ半分にやった脅迫者本人ですよ、当然じゃないですか。あの展示が無くても残念ながら愛知県各市へやった可能性はあったわけで。そんなおまえ(脅迫者)が一番迷惑だ!

というように、ある出来事からよろしくない流れになっていってしまうということは他でも諸々あって、そのこと自体に憂えるのです。

昔覚えているのはイラク人質事件で「自己責任論」でのバッシングがあったのですが、あの過剰なバッシングが正当化できるわけではないし、ましてやご家族の住所まで調べ上げてのバッシングなんて、人質の方の落ち度でも何でもないではなかったですか・・・。

あの当時、このバッシングにおかしいな、と思ったのですが、「自己責任論」のほうが主流になってしまっていて、殺伐とした気持ちになったのですが、やがてやはりおかしいと言う声も出てきたのでした。

変な流れと言えば、、

香港デモの話。

最近かつての香港カンフー映画をDVDで見るようになり、サモ・ハン監督作品で「モジャ」と呼ばれる人が言論の自由の侵害だ~!!なんて叫びながら好きに行動している様子があって、当時のある意味おおらかさが面白いと思っている私なので、中国の圧政がそのまま香港にも影響を及ぼしてしまうのは憂えています。

その意味で当初のデモはまだ応援出来るものでしたが、

庁舎を占拠したりした辺りから迷走し始めた気が。

そして最近では地下鉄など交通機関を麻痺させてしまい、通勤する人への妨害になるような活動まで起こっています。本来の目的と明らかに違ってしまった行動には賛同できない;暴徒化している集団には実はデモのメンバーではない反社会勢力が関わっているケースもあるようですが、地下鉄の麻痺などは本来の団体なのかな?

もしそうだとしたら、折角懸念していた法案の凍結も無くなり、却って中国政府の介入という事態が起こってしまい、結果望まない自由のない香港になってしまうのではないでしょうか。デモの主導者の方はその辺考えた方が良いのでは、と日本の片隅で心配しています。

心配と言えば最近の日韓関係悪化もですが。どちらの政府もどっちもだと思う。民間同士の交流は断たれないでと願うし、必要以外の悪化や衝突は起こさないで欲しいです。

そして、、

本来の目的は、その地域の自然を見ていくはずの活動が、肝心の自然の様子を捉えず、自然は自己顕示の道具か、単なるレジャーになってしまっていて、他の足を引っ張ったり、言いがかりを付けたり、文句だけを言う出来事になっているのは何とも言えませんね。

担当している者の知らないところで、別の人を活動に入れようとして、結果思うようにいかなかったことがあったらしく、それはそれで上手くいかなかっただけ、その方面の思惑が叶わなかっただけの話を、「何もかも担当者が一人でやっているから来ないのだ」と言いがかりを付けるというのは失笑するしかないです、笑えればいいけど、これがイライラに繋がり、不調になったのだから堪らない、筋違いのクレーム等は今後一切お断りです(このことについては以前もブログに書いてはあります)。

まあ、色々筋違いな話を書きましたが、そこで出た「あれ?」という言葉(そんなこと言っちゃうの!という、ある種の境界域を越えてしまうような)は、当人の理屈とは別にある内心にある本音というか本心を表してしまっているのかも知れませんね。

妙な「流れ」に気づいたら、そこから離れて見た方が良いと思っています。

 

| | コメント (2)

« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »