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2019年5月

「刺繍博物図」「ちくさ正分館書店」

時折、定例観察会にもご参加くださる方のサイトを見てみたら、名古屋で気になる展示のお手伝い参加をされているとあり、その案内も見ることができました。先週土曜の不調からやや治まった頃、行けそうな感じなのと、丁度名古屋の鳥友の方とも会いたいなぁ、と思っていたところだったので、連絡、都合も合うとのことでしたので、出かけてきたのが5月16日の事でした。出かけたところは、

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スタジオマノマノ

http://s-manomano.jugem.jp/?fbclid=IwAR1Mp4hr3sztZHmmyiCMUdagwQPbQuoTTdclpO8BOgexjwIqQN-tkVKgYb8

小さなギャラリーですが、心地よい雰囲気でした。

そして見たのが、

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「刺繍博物図」

マノマノさんのサイトにも下にスクロールしていくとまだ展示案内見ることができますよ(今はハンカチ展)。

博物図や葉っぱやキノコ、生きものなどを刺繍で描いた作品を展示されていました。

本も売られていたので、購入。展示している作品の写真と共に、図案と施すステッチが書かれていますが、○眼進んだ身には刺繍できない;元々裁縫関係余り得意でないです;;

*高校のクロスステッチでムーミンの場面刺繍し始め、途中でそのままになっているのを近年引っ張り出してやろうとして諦めたことが;;

実際に見た展示の刺繍作品、どれも素敵で、一緒に観に行った鳥友のかたも感心してみていましたし、一つの作品がとても気に入ったようでした(お値段的に断念でしたが)。

画像の本の表紙にもなっている、海藻の博物から制作した刺繍作品も展示していました。こちらは非売品だそうで。裏側も、これが裏側だとは思えないほどの精密さなのでビックリでした!

その本の写真のスタイリングを手がけ、この時の展示にも少し関わったのが、観察会にも見える方で、その本がこちら。

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家人が持っていました。私もじっくり読んでみようと思います。ビーチコーミングや森で拾い集めたりした、タコノマクラやどんぐりなどでセンスあふれた作品を作っていたりしています。ワークショップなども各所で手がけているようです。

http://www.takonomakura.com/

他のお仲間の方の展示も隣の展示スペースであり、そちらも見ることができました。

古本も展示してあって、鳥友のTさん、やっぱり鳥の本に目がいきました!

その後は、

ちくさ正文館書店

https://chikusashobunkan.jimdo.com/

の本店へ。

駅前にも学生参考書などを専用にした店舗がありますが、本店がお奨めです!

本揃えが最近味気なくなってしまった書店とは異なり、様々なジャンルの、中身が濃そうな本が置かれていて、まるで、かつての名東区藤が丘駅前にあった「白樺書房」さんを思い出させたのでした!

(白樺書房さん、本屋さん的には申し訳ないことだけど、仕事帰りのバス待ちの間に寄らせてもらったし、実際にそこで自然関係の本を何冊か買いましたね。その中からこっちの家に持ってきているものもありますよ。残念なことに白樺書房さんは閉店されてしまったそうです。)

近くにあったら、何度も通いたくなりますね!!

勿論、私たちは自然関係の本のコーナーに直行(笑)!

私は左の本を買いました。

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「なんかへんな生きもの」ぬまがさワタリさんの本。

「絶滅どうぶつ図鑑」の前に発行された本です。

以前にブログで掲載されていたいきもののイラストと解説が本になった物です。面白いです!!

*野生動物の本のタイトルに「ヘンな」とか「残念な」という表記を付けて売ることは、野生動物を観察している熊谷さとしさんという方からは好ましくないとのことです。確かに「残念な」は無いと思うな・・・。

そして、前にも登場した「絵でわかる生物多様性」。私はようやく読み切って、図書館に返却しましたが。

なんと、この本の感想を通信で書いたのをTさんが読み、どんな感じなのかを丸善で買って読んでみたとのこと!「確かに絵を見ると分かりやすい、、でも、、文の太字で強調している専門用語はむむむ・・・」という感じだそうで、わかる~!!と納得でした。里山のモザイク的環境についての所は賛同しているのも同じ。

そして、その本が、今我が家に再び。今度はTさんより寄贈いただき、「絵で分かる生態系のしくみ」と隣り合って置かれることとなりました!

展示会と本屋さんの後、お昼はコメダで。食後の珈琲飲みながら、色んなお話をすることが出来ました。今回は(も?)こちらがいろいろしゃべってしまった感じで済みません;;

Tさんは、自然関係の中で、こちらの思うところを理解してくださる数少ない中の一人です。なので普段はなかなか話せないことも聞いていただけて嬉しかったです。年配の方だけれど、ユーモアとお茶目さ、センスもあって、いつお会いしても嬉しい。

話題は、外来種の駆除の事(メリケントキンソウやキショウブのこと)、生物多様性のこと、SDGsやESDのこと(こちらが感じているモヤモヤ感分かってくださって嬉しい)、観察会や鳥類センサスのことなどに渡りました。そうそう、名古屋と豊橋での選挙のことも。「生きもの目線でどなたを選べばいいのか」やはり悩みますね~。

今回もありがとうございました!

刺繍展示も本屋さんも、土産になった本の数々も、楽しい一時でした。行き帰りに通り過ぎた鶴舞公園の様子も懐かしかったです。

 

 

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環境戦隊ゲコレンジャー!!(笑)

明日は豊橋発祥の530運動の日

今日の中日新聞夕刊でこの動画のことが紹介されていました。

その名も、「環境戦隊ゲコレンジャー」!!

まあ、1回見てみりん・・・。

https://www.youtube.com/watch?v=4hEeY0ebHh4&feature=share&fbclid=IwAR203tLNYuNkOODTjT1VgQpNgIMiVqfPH3vK9naVv4Gy2CDGCLfoAfRECG8

最新のか、と思ったのですが、実は2016年に出来たものだったんですね。

豊橋市内のあの場所とか、あの場所なんかが出てきます。

主役のヒーローの名は、吉田豊君というらしい・・・。

ペットボトルの怪物がシュールですし、主役が変身して戦いに出向く課程の無茶振りな展開も笑える;怪物がいる吉田城に向かうのに、律儀に路面電車に乗っているのも笑っちゃいます。

戦いの場所、観察会でも良く行く場所だ~~。

思わずペットボトルを拾う場面で地面の草、まさかメリケントキンソウじゃないよね?って見てしまいましたが、製作していた頃はまだそんなに広がってはいなかった頃でした。

まあ、環境を守るのは、ゴミ拾いだけじゃないんだけど・・・。

そしてゴミの投げ捨てすら未だに見られる豊橋市。

この手の啓発は悪くはないので暖かく応援していきたいところです!監督さんは若いらしい。レンジャーの衣装スーツもリサイクルだったとは趣旨にもあっていてナイスですね。

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テイカカズラ咲く季節、そしてあの外来種の季節(ご近所の自然観察) 続き

この日も池にはオオヨシキリは来ておらず、寂しいです。

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アオスジアゲハが良く飛ぶようになりました。

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マユミの花も咲いていました。近所ではここだけしか無い。

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わずかにスダジイも花が残っていました。

さて、この日もメリケントキンソウ抜かねば~、、、と思い、その場所に来てみたら・・・。

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所々枯れている、、除草剤蒔いたのですね。

メリケントキンソウがあった両隣の公園は草刈りがされたようで、その時にメリケントキンソウが固まって生えている箇所には除草剤を蒔いて駆除した様です。他の群生場所もそうされていました。

以前、もう一人での抜き取りには手に負えず、且つ人も通るこの群生地だけは、除草剤蒔いて欲しいと自治の方に電話したのですが、対処してくださったのだろうと思います。ありがとうございます。除草剤、、フクザツですが。お会いする機会があると思うので御礼は伝えようと思います。

(しかし、、生き残っている株もあって、やはりしぶとそうです。)

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除草剤の場所とは違うところで、ムクドリが。

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草の種か、虫狙いなのかな?

S池(大きい方)周辺の林では、キビタキの囀りがありました!今年も来てくれて嬉しい。キビタキの声が響く林を、池のヤナギの綿毛が舞う中眺めていました。

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近所の自然、あまり切り開いたり伐採しないで残していって欲しいと願っています。

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テイカカズラ咲く季節、そしてあの外来種の季節(ご近所の自然観察)

5月15日のご近所めぐりの様子です。

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豊橋市の木、クスノキは花の季節に。そして・・・。

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テイカカズラの花が咲き始めました!!好きな花の一つ。なんだけれどこの時期は、、、、。

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この綺麗なお花も咲く頃;ですがその勢力はとても強く、在来植物の脅威にもなってしまうオオキンケイギク!!

環境省によって、販売も栽培も運搬も禁止されている「特定外来生物」に指定されている植物です。近所の池の土手にもあります・・・。

(要因は、、近くの家の庭に栽培していたものから広がったのは明らか・・・。)

お隣町の道路両脇などはこの植物がかなり占拠している状態で、えらいことになっています。早急に駆除して欲しいところですが、お花が咲き終わった辺りに草刈りされる程度で、食い止めには全然なっていません;→こちらも要因は、道路沿いにある店舗敷地に植えられたものから爆発的に広がったものだと思います・・・。

この頃多くのかたの地域の掲示板的なFacebookグループページにもこの花の注意について書いてみたところ、既にその実態を知っている方も見えましたが、一方で、綺麗なのに残念、とか、花を見て癒されるのだけど、といった声も多かったですね;分かる気もするケド;でも日本の自然にこればかりになるのは良くない。

外来種、世の中には意図的に楽しみ的に外への植え込みをしてしまう人がまだまだ見えますが、このオオキンケイギクのような実態を引き起こすケースもあります。外に出してしまった人は、その始末も責任を負うべきだ、と強く思います。

(ホテイアオイを水質浄化のために池に放つケースについて、冬には腐るので却って良くないと言う話になったとき、「じゃあ取り出せばいいでしょう」とのお話しも出ましたが、、、、近年越冬もするし、あれが栄養繁殖して、最初の投げ込みよりも更に劇的に増えてしまった状態を見て同じ事が言えるでしょうか・・・。)

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近所の池の土手のオオキンケイギクは、つぼみが出来た頃から抜き取って放置して枯らす事にしています!!一昨年からそうしています。でも簡単には減らなさそうです。これは自分でも出来ることなのでね。

前週が出始めのつぼみの株が多く大変でしたが、この日は少なくて楽でした。でもその次の週が巻き返してきたけどね;;;

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しかしフェンスの内側に生えたものは抜き取り出来ません・・・。フェンス内立ち入りは禁止されています。

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テイカさん、これからですね~。

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スイカズラはそろそろ終わりです。今年は花期が短いような気が。

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M池で。真っ正面はちょっとキツイ顔のカルガモ。

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テイカさん、時に嫌われてバッサリ刈り取られてしまいますが、藤原定家に因んだ伝説もあったりする植物なので、林にあるものは優しい目で見て欲しいと思います。

続きます。

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豊橋公園定例観察会6月の案内です。

豊橋公園定例観察会

主催:東三河自然観察会

6月9日(日曜日)9:30~12:00(11:30終了の予定ではいます)

集合場所:豊橋公園内、豊橋市美術博物館横

保険料100円お願いします(中学生以下無料)

6月のテーマは、

久しぶりに沖野の田んぼへ生きもの観察!!       

豊橋公園を出て、沖野と呼ばれる田んぼで、カブトエビやホウネンエビ、他田んぼの生きものを観察できればと予定しています。

バケツや網などご持参頂けると便利です。

3年ぶりの沖野です。今回もカブトエビやホウネンエビなど見られるでしょうか?

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カブトエビ

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*尚、採取した生きものは、原則、元の場所へ戻します。

どうしても飼ってみたいという参加者(お子さん)も見えると思います。その際は、最小限持って帰って飼ってみても可能とします。但し、カブトエビやホウネンエビは、産卵期を終えるとその短い命を終えてしまう生きものです。そのこともご承知頂き、観察会では彼らが生きていける田んぼとはどんな環境なのかも知っていただければと思っています。よろしくお願いします。

 

 

*私事で恐縮ですが、定例観察会担当、今年限りの予定です。6月を入れて後5回、精一杯開催できればと思っています。ブログでも豊橋公園については特集記事なども書いていこうと思っています。アリーナ問題などもあり、今後もこの公園の行方は気になるところですが、今の形で自分が担当続ける事の限界のようなものも感じているのは否めないところです。観察会担当、今年で7年目まで来ることが出来ました。

豊橋公園は、また個人でも、別の形でも、関われればとは思っています。そこそこ思い入れはあるので。この辺は、またいずれ述べたいところです。

 

 

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無念のリタイアでしたが;;愛知県民の森 続き

「これはカスミザクラですよ~」と。

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葉っぱの裏が緑味を帯びていることと、葉柄にヶがあることが見分けのポイント。

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こっちは表。

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そしてこちらがヤマザクラ。葉の裏が白いことで見分けられるそうです!海上の森でもそうした目で見てみるといいかも!

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ヒメミヤマスミレ。久しぶり。

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下石の滝に着きました。ここに来るのは初めてです。

休憩で、ここからいよいよ険しい登り道へ、、なのですが・・・。

歩いている途中からかすかな偏頭痛が起こり、頭もふわふわした感じになってきてたのが分かりました・・・・。

これを無視して登り続けたら、経験上大変なことになり、案内の先生や、参加者の方々、同行している愛知県民の森の職員の方に迷惑がかかってしまうのが確実そうだったので、後方に着いていた職員の方に調子が悪いのでここまでで降りることを伝え、登っていく皆さんを見送ったのでした。

無念だ~~!!!

ゆっくり休んでから、これまたゆるゆると来た道を降りながら戻ります。

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道中教えていただいたカナメモチ。豊橋公園にも植えられている、園芸で使われている樹ですが、自生していたんですね。

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この日もホソバシャクナゲの花が咲いていて慰めてくれました。

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貴方もきっと慰めに来てくれたのに違いない(えっ、違う?)。アオダイショウかな。

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モリトピアに着いたら降りた報告してください~、とのことでしたので、事務所の方に伝えました。(無線で予め連絡していただいていました)

気持ちの良い天気なので、ぶらぶらここでしても良さそうなのですが、まあ、大事を取って帰った方が良いですね。

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ここにもコナスビさんだ。

帰り道、日本庭園のある当たりで、ホオノキがあって、何と目線の高さで花が咲いていたので、寄らせていただきました。なかなか、こんな風に花に近づけないよね。大抵高いか、遠くで見るくらいですから。

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寄ってみると流石に花は大きいし、香りも良いです。

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色んなアングルでデジカメ撮影。

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この日一番の出会いは、このホオノキの花だったかも知れません。

後で岩手県西和賀の瀬川さんに寄れば、この状態のホオノキの花は雌期で、花は半開きで、花に来た虫が外に出にくいようにして雌しべに受粉しやすいような仕組みになっているのだそうです。一旦閉じて、次に開くときは雄期になるとか。

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つまり、6日に見たこの花の時はめいっぱい花弁も開ききって雄しべが開き、雄期になっていたんですね。

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12時台の電車に乗って帰りました。車内では眠っていましたね・・・。

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何ともほんの出だしでリタイアすることとなってしまい、非常に残念でした。が、それでも色んな事を知ることができて楽しかったですよ。

後で公式Facebookでこの日の様子を見ましたが、あのときの調子で、急な山道の画像見て、やはり無理だっただろうな、と思ったのでした。

今度の時は今の調子から戻って参加できると良いです。

8日の伊良湖の時からちょっと疲れが見えてきてはいたのでした・・・。やはり、色々走りすぎたり(つまり見たい場所に色々出たがること)、何かを抱え込んでしまったり(メリケントキンソウ駆除のことかな?)しがちなので、ツケが来てしまうのかも知れないです。

これは、今に始まったことではなくて、若かった頃もそれやって、偏頭痛を招き、当時は結果嘔吐して迷惑賭けたりした事を思えば(おいおい;)、今回はやはり判断は正解でしたね!

皆さん、済みませんでした;;;次回は元気に完歩したいと思います!

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先ほどのホオノキの花を描きたくなって描いてみました。

 

*体調のその後について。

この時左背中が痛かったり、左胸が痛かったりし始めていたので、肩こりの可能性が濃厚でしたが(ネットとかで見てもそうらしい)、念のため、循環器内科のお医者さんに診てもらうことになりました。結果は、心配ないとのことでヨカッタ;血圧測ってもらい、心電図、レントゲンも行っていただけました。親身な対応が嬉しかったです。

おそらくは自律神経からの不調もあると思います。偏頭痛も近いうちにきちんと診てもらう所に行かなくてはね。

多分12年前のそれよりは酷くないとは思いますが、波もあるのだとは思うのと、やっぱり年齢的にもあるので、気をつけていかねば。何と言っても野山は今後も歩きたいですしね。

*この後日訪れた海上の森は無事物見山まで歩いていけました!!

 

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無念のリタイアでしたが;;愛知県民の森

今年は体調が今ひとつです。そしてそんな中で起こったちょっと残念な出来事が・・・。

今年度、愛知県民の森では「愛知県民の森をきわめる」シリーズ「四季の花を知る」という観察会が5回行われることとなりました。

講師は愛知県の植物分布などに詳しい小林元男先生です。

全5回参加前提での申込みが要り、申し込んだのですが、初回の4月は不調により参加できず。2回目の5月のは参加しなくちゃ!と思い準備してきたつもりでした・・・。

しかし、この季節、見たい場所がいろいろで、他用も重なり、連休後に色々出ていたことはブログを見ればご存じと思います・・・。前日の5月10日はどこにも出ないで調子を整えるつもりでしたが、畑と買い物は行かねばならず・・・。

それでも、当日5月11日は超早起きして速い電車に乗って、9時前に愛知県民の森到着でした!!今回は一番ハードな北尾根を歩くコース予定。

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6日にも来た県民の森の山並みは、ツブラジイのクリーム色の花で彩られていました。40年前までの県民の森は松林で、ここまでシイが大きくはなかったそうです。

今年は全般、樹の花が少ない年のようで、タムシバも少なめだったそうです。マルバアオダモが咲き年であったそう。確かにハクウンボクも今年は少なめでしたね。

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シダの事も色々教えていただきました。ヘビノネゴザで良かったと思う・・・。銅のある場所に多く生息するそうで、昔の人はこのシダを見て銅山開発をしたとのことです。

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あるとは分かっていたけれど、こんなに大きな樹があるとは初めて知った、コシアブラです。

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こちらはミズメ。そう、樹皮をこするとサロンパスの成分と同じサロメチールの香りがする樹。面の木峠で最初に昔教えていただき、後に白川でも見たけれど、ここにもあったのですね。言われなければすっかり分からない・・・。

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左がおなじみのゼンマイで、右がヤシャゼンマイとゼンマイの合いの子であるオオバヤシャゼンマイとのことです。「こうして比べてみると分かるでしょう?」とのこと。

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ミヤマイタチシダだったと思います。県民の森には多く見られるシダだそうです。

そうそう、西尾茶臼山でMさんが教えてくれたキジノオシダとオオキジノオもありましたよ。

Mさんなら、この画像見てすぐシダの種が分かるだろうか?(写真は見分けのポイントが写っていないと難しいと言うことらしいです)

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ウワバミソウ。

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そして、6日の時もここ通っているけれど、この樹が実はクマシデだったんだね!!え~、気無しでしたねぇ~;

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そしてこちらがアカシデで。イヌシデもあるそうです。

こんな風に歩く度に色んな事を教えてもらえて、知らなかったことが沢山あることに気づきます。

続きます。

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いろんな観察会開催地に行ってみよう・・・。

子育てからおおよそは手が離れ、割と動きやすくは(時間的には)、なってきました。

数年前から段々色んな観察開催場所に、少しは顔を出せるようになったと思います。

色んな場所、というのは、単にフィールドが様々、ということではなくて、色んな観察会団体による観察会、とここでは捉えることとします。

それで思うというのか改めて気づくのは、観察会のカラーや雰囲気は、それぞれにあって、主催団体や観察会の主となる方によってまるで違ってくる、と言うことです。

自然観察会に関心を持って参加してみているという方に向けて伝えることがあるとすれば、一つの団体だけではなく、可能なら色んな主催団体の所の観察会をまずは参加してみることをお奨めします。2,3行ければ充分分かるかな・・・。

それそれの方向性や、何を大切にしているのか、和やかなのか、ちょっと肩が凝るような感じなのか、何より自分の方向性と割と似ていたりするかとか、合っていそうだとか、今後も楽しんで参加協力できそうだとか、そういった面が見えてくると思うので、本格的に肩入れしよう、と思うのはそれが見えてから、自分自身で(ここが肝心、他者に言われてなのではなく)選んで決められるのがベストだと思います。

本格的なガイドとしての観察会で、対価を頂いてのツアーとかでのガイド役は勿論責任もそれだけ伴いますが、基本的には観察会、自分勝手では行けませんが、主催する側、参加する側、それぞれ大きな垣根はなくて、肩肘張らない間からであることの方が多いですね。

大抵主催サイド、ボランティアですので(保険料は払うと言うところが多いと思いますが)。

こうした関わりに入るかどうかを選んで決定するのは自分自身の意思です。このことは観察会に限ったことではなく、様々なボランティアでは、代表者や事務局、または誰かの奴隷になる必要なんてありません。

そんなことを念頭に置いて、楽しく参加できるところを「選びましょう」!

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そして連休明け、トヨッキースクール!!

9日のご近所めぐりの後は、お昼ご飯を食べた後、地区市民館へ向かいました。

実は、この日今年度発のトヨッキースクールの担当となったのでした。勿論発担当。

トヨッキースクールって何?ということですが、こういう事のようです。

http://www.city.toyohashi.lg.jp/32005.htm

*因みにトヨッキー、とは豊橋市のマスコットキャラクターのロボットの名前。私的には宇宙戦艦ヤマトに出てきたアナライザーに似ている(笑);

校区の小学校1年生5人が今回のお相手でした。女の子が一人、後は男の子。

校庭で色んな草花や虫、カエルなどを捕まえたりして、プラスチックケースに入れていきます。みんな夢中!

人気の高かったのがアマガエルと、シジミチョウ(ヤマトシジミかな?)でした!

一通りケースに観察する生きもの入れたら、市民館の部屋に帰って、、

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用意した台紙に両面テープを貼ったものに、葉っぱや花などを貼っていき、その名前を書いたりするという試み。これは名古屋市で活動している地球ハグ倶楽部さんで行った手法をお聞きしてやってみました。ハグ倶楽部さんは、スケッチブックでしたが。

木の葉っぱや草の名前を書く子もいましたが、自分で付けた名前を書く子、上下貼った葉っぱで同じものを線で繋げる、所謂低学年の問題プリントみたいな感じにしていた子とか、思い思いに楽しんでいましたね。

やはり1年生だなぁ、元気いっぱいで、草や葉っぱ、虫集めに夢中という感じでした。もっと集めてくる!と言って市民館敷地でも草花など探していましたね。

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この日の宝物。カエルもいるよ。

今回市民館でケースなど備品を用意していただくことが出来たのと、サポーターの方が何人か見え、協力していただきました。実は、保護者時代小学校読み聞かせの時にご一緒だった皆さんだった。こうした形で会えたことが嬉しいですね。皆、それぞれのお子さんはもう大きくなっていますね!

時間になって、お迎えに来たお母さんに連れられて、皆、帰ったことと思います。

皆さんお世話になりました。ありがとうございます!

 

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そして連休明けのご近所めぐり!(ご近所の自然観察)

5月9日はご近所めぐりでした。連休中はやはり気が引けたというのもあります。

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声は、セグロセキレイでしたね。まだ若鳥でした。

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N池で。そろそろあの特定外来種オオキンケイギクが出始めました。この日はつぼみが出始めた株を一部分を除いて全部引っこ抜きました。結構時間がかかった;

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連休中に咲き出したね、スイカズラ。

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毎回ここを通るのはちょっと辛い;負けずに伸びたサルトリイバラ。ここは何かに転用されるのかな?それとも一旦伐採してこのままなのかな?

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こちらのはちょっと不美人なんですよね;コナスビ。

そして今回の残念な光景・・・。

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去年の除草剤からの生き残りだったトウカイタンポポの株も無惨な姿に;再び除草剤が池のフェンス内側にまでも蒔かれていました(小さい方のS池)除草剤は池の端は蒔かないで欲しい。

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テイカカズラが咲き出しました。

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コース最終地でのメリケントキンソウ、もう他の場所は駆除せずに、中学生が通る場所に固まって生えている1箇所に集中して抜き取りを。

右の掘り跡がこの時の成果です;1時間で限界。勿論全部の駆除は出来ず。この後予定もあるので・・・。

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もう花が咲いていて、中には棘付きの種子がこぼれだしているところも。拾えるものは拾って一緒にゴミ袋へ。靴裏も勿論種子が刺さっていないかチェックしました。

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なんだかこの日は観察に来たのか、外来種の駆除に来たのか分からないような日になってしまいました・・・。

自然環境が劣化してしまうようで切ないです。

そういえば、池にはオオヨシキリが来ていない感じです。今年来てくれるといいのですが。

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そして連休明け 伊良湖!続き

さて、毎年この時期の伊良湖のお楽しみと言えばね、潮だまりですよ。

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丁度潮が引いている頃でした。いましたよ、アメフラシが。

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こんなものがいました。ウミシダで良いのかな?

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Yu-Yuさんも見ております。生きものが凄く好きという訳ではないですが(鉄道はとても好きなマニアである)、こうして付き合ってくれるのは嬉しいね。

↓こんな頃から伊良湖には連れてきています(旧ブログ記事より)。

https://62753154.at.webry.info/200906/article_5.html

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毎年この時期アメフラシは産卵をしに潮だまりにやってきます。まだ活きも良いよ。

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イソギンチャクの仲間。

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フジツボとカメノテ。

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打ち上がっていた魚はフグの一種かな?

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コチドリだよね。

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葉っぱは多いのだけど、花を探すのは少々骨が折れる。少ないのです。辛うじてあったけどつぼみだったハマニガナ。

砂浜が減少すると生息が危ぶまれる植物です。

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ハマエンドウ。

*どうもこの頃から疲れ込みが来ていたみたいですね・・・。

 

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そして連休明け 伊良湖!

5月8日

7日に会社から帰ったYu-Yuさん、何と「明日は休み」と突如言い出した。

時折こういったことがあります。さあて、そうなると、、、、、

「お弁当作らなくても良くなった~~」と、途端にガクッと気が抜けてしまいます;

伊良湖に行く予定と言うと、丁度開催中の、田原市どんぶり街道スタンプラリーが行われていて、その一環でどんぶり食べに行こう、と言いだしたので、本人の運転する車に乗せてもらって、伊良湖へ。着いたらまずはスタンプ実施店の萬八屋さんにてお昼のどんぶり定食をそれぞれ。

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ご飯多かったので、途中で食べてもらいました;

さて、この時期の伊良湖に来た目的は、何と言っても、、

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この花!コバノタツナミ群落に毎年会いに行きたいからなのですよ!

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ここしばしは、5月も半ば過ぎくらいに来ることが多く、場合によっては終わってしまった頃になってしまったこともありましたが、今年は丁度良い見頃の頃に来ることが出来ました。

これが、、連休中来るとなると、、伊良湖はあまりにも訪れる車やバイクが多くて、とても恋路が浜駐車場までたどり着けない事もあるほど。なので平日でないと無理だったのです;この日は静かでした~~。

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花の下に、海上の森でもおなじみな、クワゴマダラヒトリの幼虫さんが。

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モンキアゲハがトベラの吸蜜に来ていました。

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まだタチツボスミレが残っていた。

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ホオジロ。良い位置で撮りやすかった。樹の上がソングポストですね。

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津波の時の避難路のようです。

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Facebookに挙げたところ、観察会のKさんが田原市勤務の頃手がけたのだそうです。

豊橋市では、表浜ネットワークが市民の力で避難路を造っている様子が紹介されていました。

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ハマヒルガオも見頃。

続きます。

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そして連休明け、豊橋公園!

平成から令和に変わる最中の連休中は割とのんびりでしたが、終わった当たりからやたら出ていた感じです;

5月7日、午前は家からやや離れた場所でさせていただいている畑の作業をしに行き、午後、豊橋公園に行ってきました。この日にしたのは理由があるのである。

まず、理由その1

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公園内にあるヒトツバタゴ(植栽)の花が丁度見頃となっているのをFacebookで観察会のKさんが話題にしていたので、観に行きたかったのでした。

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豊橋公園の特集記事でも取り上げようかと思います。

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まだトウカイタンポポが咲いていました。

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4月の観察会の時よりも、廻りの草丈が高くなってきていましたね。

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ムラサキサギゴケ。こうしてみると可愛いですね。

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コナスビ。ここのは花がべっぴんさんだと思います。

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まだハルジオンだと思います。

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気になっていた「イペー」という樹に花が咲いていました。

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こんなエキゾチックな花なんだなぁ、これは落ちていたもの。

実は、この当たり、メリケントキンソウの群生地が最初に発見された場でもある;

この日来た理由その2は、巨木の画像を撮りに来たこと。

また、豊橋公園特集記事で取り上げる予定です。

そして理由その3・・・。

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メリケントキンソウの駆除!

場所は、美術館前の噴水広場で。ここにもぽつぽつ出てきていて、気になっていたのです;

群生地は一人で抜くのにはとても手に負えないけれど、侵出しだしたばかりの場所はまだ手が打てるので、打てる内に。ただ、、美術館が開いていて、併設のカフェも開いているとねぇ、、お店の中から作業しているのが丸わかりになってしまう;;いくら許可もらって530の袋があるからって、ちょっとやりづらい;連休中は美術館やカフェは開いていて、且つ市役所は閉まっているので、作業がやりにくいのと、駆除した草を入れた袋を市役所に届けられないので、この日にしたのでした。

美術館は開いていたけれど、カフェはお休みでした(ホッ)。念のため、美術館の受付の人には作業の旨伝えはしましたが・・・。

さて、市の公園緑地課に駆除したもの持って行ったら、こんなチラシも作ったとのことです。

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看板にも募集の旨がありますが。

ただ、器具は自分持ち、市の方でボランティアを集めて駆除実施と言うことは考えていないそうです・・・。

この日の翌日には、群生地3箇所に除草剤を蒔くとのこと。また近いうちに観に行ってみようかと。駆除も出来るかな?→この辺、出来る範囲でやっているので無理はしていないつもりですが、抱え込んでしまっている嫌いはあるような;

こういったことは、市だけとか、ボランティアだけとかでは上手く行かないと思います。

凄く良い好例が、名古屋市笠寺公園で5月17日中日新聞県内版で載っていました。ボランティア40人集まるなんて、、豊橋でこういうのは出来るのだろうか?

 

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10連休の合間に その2 愛知県民の森へ!! 続き2

お弁当を食べ終わり、亀石の滝まで行けるところまで行ってみようと言うことになりました。

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この景色が今回の一番かな。このホソバシャクナゲも自生のような感じです。

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3月に24年ぶりに花を見たフサザクラの木。奥に行くと結構手の届く範囲にあるのね。葉っぱの姿は結構見てきているんですよ。

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横道に入る山道毎に「熊目撃あり、注意」の旨の貼り紙があります;まばらにいたはずの人の姿も見あたらず、しいん、とした感じ。

何となく、限界を感じ戻ることとしました。亀石の滝まであと10分、と言うところででした。まあ、一人で来ていたので、無理しない;むしろ今日はここまで結構歩いた方ですね。

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ミヤマガマズミ。コバノガマズミも花がありました。

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ここでもホオノキに花が。大分戻ってきたところで。

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近所ではもう終わりかけているクロバイの白い花がまだ咲いていましたね。

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ヤブウツギさん、戻りましたよ~。

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お気に入りの沢に降りて一休みしました。この日は時折カジカガエルの綺麗な鳴き声が聞こえてきていて、この時も鳴いていて、なんて幸せなんだろう!!という気持ちでした。来て良かった!

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クロバイの落ちた花が筏になって流れているよ。

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こっちにも。

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コハウチワカエデかな。花も咲いていますね。自生樹でしょうね。

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この日は、モリトピアでの立ち寄り湯にもいってきました。

実は、5日後の11日にもここには来る予定です。その時のコースについて職員さんに訪ねることが出来ました。その時はもっと飛ぶ(登る)ので体力備えておかないと・・・と思っていたのです。果たして当日は・・・?

その後帰りの飯田線電車に飛び乗って、豊橋まで帰ることが出来ました。

連休の最終日、すごく多いというわけでも無いながら、そこそこ訪れる人がいた愛知県民の森なので、割と奥まで行くことができました。これが普段の平日だったなら、まず絶対無理ですね;人気がすっかり無いですもの。この日は朝早くに来れたことも良かった。

ここと海上の森が森としてはとても好きですね。行く時間も同じくらいかかりますが(苦笑;)

この後連日して、むしろ連休後の方が忙しかったのでした。

 

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10連休の合間に その2 愛知県民の森へ!! 続き

この日は一人での県民の森への訪れだったので、去年ハイキング参加で行ったキャンプ場~東尾根のホソバシャクナゲの所ではなくて、比較的短い時間で行ける、国体尾根にあるホソバシャクナゲ自生地を訪ねることとしました。以前にYu-Yuさんとも行ったことがある場所。

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やっぱり好きだ、ヤブウツギ。

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遠くにですが、ホオノキの花も確認。花に会えるとやはり嬉しい。

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連休最終日ということもあって、訪れる人は割と見えました。キャンプ場周辺は特に多いですが、奥へ向かうとやはりまばらにはなりますね。

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あなたもアサヒナカワトンボなのだろうか?

これから向かう場所に行ってきたよと言うご婦人の方にお会いしました。大丈夫よ、との言葉に人気の少ない中、少々ドキドキしながらも向かいます。

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尾根に登る途中で出てきましたよ。

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やはり自生のホソバシャクナゲは綺麗です。風格もある。

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尾根道を少しだけ上ってみました。

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尾根から降りてきた人、これから登る人、何人かに出会いましたね。シャクナゲの絵を描いている方も見えました。

本当は登っていくと景色も代わり、植生も違うものが出たりで面白いのでしょうが、この日は一人で来ているし、熊目撃情報もあるところ。会わないけどね~、という声もあるけれど万が一が無いとも言えないし、イノシシにも遭遇の可能性もあったりするので、無理せず降ります。

そうそう、去年はカモシカいましたものね。

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一旦降りて、しかし林道を奥に向かう人はちらほら見えたので、亀石の滝くらいなら行ってみようかな、と思い直しました。

お昼になったので、景色が良くて日射しが当たらなさそうな座れる場所を探してお弁当にしました。

お弁当の場所、後々もう少し良い場所あったんじゃないか、と分かりちょっと後悔かな。でも沢を眺めながらのお弁当は美味しかったですよ!

続きます。

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10連休の合間に その2 愛知県民の森へ!!

5月6日の出来事です。

Yu-Yuさんはお仕事。お弁当作って送り出した後、片付け等は家人に任せて(お休みなので)今日は飛び出したよ!!

愛知県民の森へ!!

いつもなら、朝の片付け、洗濯物干しをして、10時台発の飯田線に乗り、車内でお弁当を食べて12時台に着くのがこの頃のお決まりのパターンですが、この日は頑張って8時10分頃発のに乗ることが出来たのでした。やった~!!

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10時前に到着。

植え込みにある黄色い花は、オオジシバリではなくて、山地の方に多いジシバリの方です。

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県民の森も新緑の中です。

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どうしてもジシバリを見ると撮りたくなるらしい・・・。

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その小さな葉と言い、小振りな花と言い、可愛いですね!海上の森では麓の方にオオジシバリが、物見山に登るに連れジシバリがあったことを思い出しますが、いまはどうなってしまっただろう?

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この時期会いたかった花がある。そう、ヤブウツギです!

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深紅の色の花が渋くて好きです。太平洋側の植物で、日本海側に主にあるのがピンクのタニウツギになるのです。海上の森ではタニウツギがあるのです。

ここの場所の光景も好き。透明な川に映えて綺麗ですね~。

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風穴の穴の方に行ってみる。

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ホソバシャクナゲが咲いていました。いえいえ、入り口から沢山のホソバシャクナゲの花が出迎えてくれるのですが、入り口付近のは植栽です。こちらは谷間にわずかにある自生の方だと思います。自生のシャクナゲは尾根沿いに沢山ある場所があります。

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風穴のそばに、

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タチキランソウですよね。咲いていました。

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気になっていたハクウンボクの木にも再会できました。まだつぼみで、花数も少なそうです。

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2018年4月29日にホソバシャクナゲを見に来たときの同じ木。去年は花付きが良くて、開花も早かったのですね。

 

続きます。

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10連休の合間に その1 田原蔵王山、滝頭公園 続き

頂上展望台で、いつものようにお昼ご飯を注文に。展望台も連休で人が多かったですね。芝地にはトランポリン場も設置されていた。

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あまりにも忙しいためか、通常のメニューは用意できず、サンドイッチや焼きそば、おにぎりなどの持ち帰り軽食が代わりに用意されていました。暑かったと思うので、アイスコーヒーにしてしまった。

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こんな可愛いクッキーも。降りる途中で頂きました。

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ウラジロの新しい芽がアンテナ状になっている。

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ヤマツツジかな。

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今日はいつもとは違う道を降りてみました。いつもの表参道コースとは違い、殆ど誰もいない・・・(表参道は人がこの日多かった)。

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会えましたね、ミカワオサムシさん。

今回気になっていた花が咲いていなかったり、タイミングが合わなかったりという感じになってしまいました。そろそろ夏鳥も渡ってきている頃なので、連休後の平日にもまたゆっくり鳥見も兼ねて行きたいところです。

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令和記念のタオル。タオルは何本あっても困らないので。800円でした。

この日はその後、畑、そして夕方Yu-Yuさんとアクシデントの事後処理に出かけたのでしたが、トリプルはもう今の自分の歳にはちょっときつかった・・・。

5月5日は、、

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滝頭公園へ。イノシシここでも出るんですね・・・。

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ここも・・・。(4月13日の画像)

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すっかり若葉一色に。

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カイツブリも池に泳いでいました。

この翌日は、ちょっと飛ぼうと決めたのでした。

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10連休の合間に その1 田原蔵王山、滝頭公園。

あっという間に日々は過ぎますね・・・。

10連休がありましたが、皆様の所はいかがでしたでしょうか?

我が家は前にも書いたと思うのですが、家族はあまり10連休とは関係のない日々を送っていました。家人が5月の後半ほぼカレンダー通り(皇室関係のお休みが予定されていなかった従来の連休)のお休みがありましたが、Yu-YUさんはその祭日も関係無しの、土日休みのみの予定の日々・・・。尤も、後半Yu-Yuさんは、別の時に連休がもらえることにはなっていますが。

・・・ということで、お弁当作りなんかも普通にあった、日々でした。

前半はお天気も雨でしたし、ちょっとアクシデントも我が家にあって、私も出かけたのは4月の海上の森野鳥の会観察会参加くらいでした。

しかし、5月3日、良い天気でもあるし、さすがに季節柄フィールドも気になる頃。

田原蔵王山に出かけて行きました。

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すっかり新緑の権現の森。

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このように採取は禁止となっています。この看板にさしかかる前に、サカキらしき枝を手にした方が降りてきて、じっと見る私から枝を隠すようにして去って行きました。まあ、後ろめたさはあったのでしょう・・・。

次回は穏やかにですが注意はしようかと思います。この辺相手にも寄るので難しいけれど。

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無断採取もですが、勝手な植え込みも止めてほしいのですよ;この植物は園芸種ですね。そうでなくても蔵王山は充分魅力がありますよ。

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山桜が咲いていた木々も、、、

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すっかり新緑~青葉へと変わりました。キビタキの声があちこちで聞こえています。

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ナガバノタチツボスミレが嬉しそうに咲いていた場所は、オニタビラコが花盛りに。

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ヨツバムグラ、でいいのかな。

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コウゾリナ。

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植えられてしまった園芸アジサイの前にも野生のコウゾリナが咲きました。

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手前にコウゾリナ、真ん中に園芸アジサイ、奥にタブノキなどの元の自然林・・・。植え込みはやはり要らない。

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もう終わりかな、と思っていたチゴユリの花、まだありました!

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続きます。

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この曲のように飛ぼう!

https://www.youtube.com/watch?v=Vj-k0hwST5I

Two Kites

アントニオ・カルロス・ジョピンの曲。

小野リサが、ジョピンのカバー曲アルバムの中で、お孫さんのダニエル・ジョピンと一緒にこの曲も歌っている。

オリジナルカルロスさんのは、なんだかつっかえるような感じ(笑)。

でも、この曲は爽快な感じで気分的にも高揚する。宮崎駿のヒロインが、ヒーローが乗る飛行機を眺めているような絵が思い浮かぶ感じ。

迷いやしがらみから離れて、この曲のような感じで飛びたい。

さて、そろそろ溜まった更新せねば!

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ホオノキ描いてみたらこうなりました。描きたい~と思って描いたものは大旨良い感じになるかも。

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来年は、

なるべく自分のやりたいことに特化していこうと思います。

不必要な気苦労は、身体をこわす元なので、そこに費やすよりはもっと建設的な活動の方向に向けていきます。

変な難癖対応に費やすよりも、別の所で生きもののデータ協力とか、観察会参加とか協力の方がきっと良い。

またあの場の活動も、秋には終止符を打てればと。*2箇所から多分離れる事に。

目を向ける先は違うのだな、と以前から思ってはいたけど、やはりそうなので。

勿論、誠実に対応して下さっている方には感謝は忘れない。

 

昨日は気になる調子があったので診てもらったけど心配していた内容ではなくて、笑い飛ばされてしまった。でも大元の調子は気になるので、近々昨日の所とは違う場所の、正に診てもらうべき症状を専門としている場所に行こうと思います。ちょっと距離があるのだけどね~;

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科学と感性は相反しないはず、、、、

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このアングルの方が好き。

前に、自然観察の意味とは、単に生きもののことを知識で知るだけなのではなく、生きものへの思いやりとか、人や廻りの世界と繋がっていることを想像できる感性を育てることにあるのでは、ということを書いたと思います。。。

元のいた場所がそうでしたしね。

但し、あまたある観察を行う場所の中では、そうした感性や生きものの様子についての意識よりも、活動体の維持のため?(紐解くと活動体よりも当人の思惑だったりする)についての注文や時に不要な気苦労を強いたり結果的にしてしまったりするなど、ともすればそうした感性を殺してしまうような所もあったりします(活動場所やそこの人をないがしろにしていい、と言うことではないですが、なんだかぎすぎすした居心地の悪さに結果なって、本来の目的が分からなくななったり、結果人が活動しにくい場所に却ってなることも)。

一方で、本来は大切にしたいみずみずしい自然に対する感性を感じられて、いいな、と思ったのに、、

どうかすると科学的には疑問がある手法に賛同してしまう動きを見ると、これも考えてしまいますね。

EM菌や、反ワクチン、実際に科学性が証明されているか分からない製品、ホメオパシーなど・・・。(済みません、これらを信じて取り組んでいる方も見えるかとは思いますが)

EM菌の家庭のお掃除や肥料に使用する範囲での事の是が非までは私は分からないけれど、川や池に環境のために、と投下するのは言語道断と思っていますし、反ワクチンの考えについては以前にも触れましたが、確かにワクチンの中には危険性のあるものもあったりしますが、一方で、接種しないことでの危険性の方が高いケースもいっぱいあります。ワクチン否定の考えの宗教団体の若者が、接種しなかった事による麻疹の流行の事態はまだ記憶に新しいところです。

様々なところでの環境への取り組みには、色々見極める事があるので、その判断が肝心なところかな・・・。

自然を大事にしていく活動には、正しく知ることの科学性も大事にして欲しいと思います。その科学性や客観性が、折角の感性を殺してしまうのか、と言われれば、そう言うことではないと思います。自然とのつながりを、真実に裏打ちされた目と、それに対する愛しさや思いやり、想像(宗教とか怪しい商品とかではなくて)に繋げていける活動であって欲しいな、と思います。そして、本来の目的を見失わない活動であって欲しいですね。

最近の不調で、自分のいるべき場所について、やはり考えています。

 

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飛ばしすぎたのか、抱え混みすぎたか、、少し反省。

10連休前半、真ん中当たりは割とまったりでしたが、最終日~終了後がむしろ突っ走りすぎました;

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そんなわけで、昨日ちょっと出かけ先の愛知県民の森で不調になり、途中退出となってしまいました。何事もなければ、結構ハードな尾根登りと色々知ることができたと思うと残念ですが、途中まででも色々知ることができたし、後々報告の公式Facebook画像の下りの様子など見て、ああ、あれじゃあの調子では無理だったな、、と思いました。何より、もしも無茶して登りに参加したら、調子が悪くなって迷惑架けたと思うので・・・。

若い頃から、関わりだしたフィールドの世界を無鉄砲に出始めて、結果疲れから来る偏頭痛→吐き気と繋がって、、まあ、廻りに迷惑かけてしまった時期を思えば、、

一昨日は家にいましたが、それでもアイロン架けや畑の水やり、買い物などを掛け持って忙しくなってしまったし、その前の数日は連日どこかにお出かけなどしていたので、やはり無茶振り?は変わってないのか;;

自分のキャパを越えて動きたがるのと、また、、諸々抱え込んでしまいやすい性分であるのが時に災いの元ですね;

年齢的な時期の事もあるかも知れず、ここは反省して、次に繋げたい。。

春に調子を崩し、復調したかな、と思い、丁度あれこれ花が咲き出すなど見たい場所に行くのに夢中になる→疲れて調子また悪くなる、というパターン2度目です;;

今回の不調も10数年前の絶不調の時のように長引くのかも知れません、、。人由来のストレスから来たそれは、そのものがひとまず収まったとしても、不調は長引くのかも(前がそうだった)。

今日はほぼ家にいて、夕方Yu-Yuさんの運転で畑に行ったくらいです。イチゴなどがなり出すとこまめに行かないといけなくなる;;

またこれまでの出来事ここにも載せていきます。

*画像は、昨日の県民の森の帰りに見つけた、目線の高さで咲いていたホオノキの花。良い香りでした。いくつかのアングルで撮ってあるので、気に入ったものを見て絵を描こうと思います。そうそう通信もまた描かないと。

ホオノキは、親戚の住む飛騨ではその葉っぱで朴歯味噌を味わうのでなじみが深かったし、木と花は瀬戸市定光寺で初めて見て、その後海上の森でも出会い、愛知県民の森でもある、シンパシーをとても感じる樹ですね。豊橋でもあるみたい。

 

 

 

 

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人はメリケントキンソウと戦えるのか?~駆除してみて言えそうなこと(まとめ)

主に近所で無謀そうなメリケントキンソウとの戦いをやってみて、何とか分かってきたことがあります。

・一人だけですでに膨大に増えてしまったメリケントキンソウを駆除しきるのは、やはり無理がある

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このように密生してしまった箇所は、なかなか駆除が出来ないです。一旦抜き取っても、時期によっては別の種子から発芽があったり、残った根から復活したりするので、何度も抜かなければなりません・・・。

広大な場所に及んだ場合も、一人の力では到底及ばないので、何人かでチームで当たった方が望ましいです

・しかし、だからといって、駆除が全く無駄なのではない

では、全く何もやらない方が良いのかと言えば、そうとも言えないです。駆除の仕方には、全部は出来ないなりにも、ポイントやコツを掴めば、それなりに効果があるのではないかと思えるからです。

一人で、または小人数程度で上の画像のような密生地に、あてどもなく取り組むのは効果面で疑問かも知れませんが、

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こちらのように、まだ侵出しだした場所=まばらに生えている場所、ならまだ手が打てます。

または人が必ず通るであろう場所に生えているのを徹底的に取ることで、広がってしまうのを防ぐ手だてにもなれそうです。全部の箇所ではなくても、抑えどころを集中してかかることで効果は期待できるかも知れません。

・行政だけにお任せでも、ボランティア任せでも、上手くいかないような気が・・・。

市の方が、人材的にも、財政的にも、とてもこの外来種に対して対策することに限界がある、ということは良くわかりました・・・。大きな公園でないと予算化は建てにくいこと、勿論公園緑地課のお仕事は、他にも色々沢山あることと思うので、外来種駆除ばかりに時間を割ける訳にもいかないでしょうね・・・

とはいえ、ボランティアに完全丸投げなのも違う気はします・・・。

特に密生してしまった場所は、人の手では限りがあるので、害の少ない除草剤を蒔くなどしないと防げなさそうです。また従来の草刈りを行う公園管理のあり方から、この草が密生してしまった場所で、入り込み制限可能であれば、立ち入り禁止にして、むしろ雑草などをはやして養生させ、メリケントキンソウが生息しにくい環境にしていくなどの手法も取り入れて欲しいところです。

ボランティア側としての可能性は、先ほども書いたように、

まだ侵出しだした箇所を駆除することで、次の群落地を作らせないようにする、

必ず人が通る箇所に生えたものを徹底的に優先的に駆除して広がるのを防ぐ、

市側が把握しきれない、まばらに生えている箇所を見つけて、取りのぞく、

等がありそうです。両者で連携して行ければ、効果的な駆除が出来そう、と思うのは私だけでしょうか?

但し、ここの地域でボランティア志願の人、他に現れるのかどうかが疑問な所でもあります。

こちらよりも早くに侵出が問題となっている地域(九州当たり)では色んな対策が取られてきていて、造園業者さんでも取り組みだしている所があります。いづれはここでもそうなっていくのかも知れませんね。この頃は個人の庭にも出始めているそうなので、是非とも皆さん公園や芝地を訪れたときはご注意を、そして庭先で見つけたら早めに抜き取ってください。

そして、できれば、身近な公園青での抜き取りのボランティア参加などしていただければ、、と思っています。

 

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人はメリケントキンソウと戦えるのか?~豊橋公園編

では、今度は豊橋公園編で。

最初にメリケントキンソウなる名前を知ったのは、豊橋公園定例観察会参加協力された会員の方からの話でした。

なんでもこの草が危ないとかで、ただそう聞くだけでは実感は今ひとつ沸かず、「ふ~ん、」という感じでしたが、2017年の春、愛知植物の会主催でこの地での観察会が行われ、参加した折になんと最初の群生地があることを発見するに至ったのでした。

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「あ~メリケントキンソウがもうこんなにも~!!」という感じでしたね。

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2017年4月22日の出来事でした。

「ここを見て、棘がもう出来ているでしょう?」という声に見てみると、中央の地味な花の周りを棘が囲んでいる状態でした。この棘1個を付けた種子が刺さるとけっこう痛いらしい・・・。

「何とかしなくては!」「みんなに知らせて見つけたら取らなくては!」などなどの声が上がってきていた中、豊橋公園内でもう1箇所の群生地発見。今度は吉田城隅櫓前の広場で。

今なら駆除に間に合うのでは、、と言う声もあった頃でした。

年が明けて6年目の定例観察会下見の後にでも駆除しようかとの提案してみたところ、勝手に公園で抜き取りするのはいけないので、公園緑地課に問い合わせた方が良いとのご意見があり、問い合わせたところ、

「できればボランティアで抜き取ってくれると有り難い、市では手に負えない」

「ボランティアとして活動できるアダプト登録というのがあるので窓口で行って欲しい」

とのことであったので、所属観察会の名で登録して、所定の袋ももらってきたはいいのですが、、

では、いざ、やろうか、と提案したところ、どなたも前向きに参加されようとはせず・・・。

(追記:一人、見かねて手伝ってくださった方が見えました。その際はありがとうございました!)

最初に提案した方も、ここは公園担当に任せた方が良いとか、却って中途半端に行ってメリケントキンソウを増やすだけになるかも知れないとか言われて、他も諸々時期的なことや天候などもあり、活動にまでは至らなかったのでした・・・。

確かに、1度や2度抜き取っただけでは根絶にはならないのが、この草のやっかいなところで、近所で実感したとおり、秋から冬に抜き取っても、次の種子が控えていてしつこく芽が出たり、残った根から復活したりするので、抜くこちら側も相当な根気は要りますね・・・。実際伊良湖で観察会の折に抜き取り活動を行ったそうですが、その後復活されたようで、そのこともあって慎重になる向きがあった模様です。

そうこうしているうちにメリケントキンソウは猛威をふるい、今度は第3の群生地が・・・。

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2018年12月7日、今度はヒイラギ老木のある、日時計のある場所でびっしりと・・・。

そして、きっとこちらは前からだったのだろうなぁ~、観察会では行くことの無かった、児童遊園でも。

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この地面の一面緑のものが、皆メリケントキンソウ・・・。

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2019年3月15日、児童遊園を個人で訪れたときに分かりました。ここが一番の高密度生息域でもあり。もう5月の頃は踏みいるのは怖い;;

公園緑地課の方でも、職員の方が抜き取り作業などは行っているようですが、追いつかない様です。豊橋動植物公園(のんほいパーク)では、シルバー人材の方が駆除に当たっているようで、ここでもそうされているのかと聞いてみたら違ったようです;お金の関係があるらしい;;

「何もしないともっと大変だし;」とこの件で最近電話したときは悲痛な叫びにも近い返答が(泪;)。

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群生地にはこのような看板で注意喚起はしていますが、職員の方が言われるには、「看板あっても見てくれるとは限らないので意味がないかも知れないし」とのことです;;

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このように、メリケントキンソウ駆除のボランティアも募集中とのことで、公園緑地課窓口ではチラシもありました。

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さて、今回は噴水広場の気になっている場所を退治しようか、、、。

5月7日に、4度目の抜き取り開始です。去年1度、今年はこれで3度、まあ、、私一人だけど、来れるときに、公園内の植物など画像を撮る用事ついでに駆除はしています。近所もあるので余り出来ないのですが。

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Tさんによれば、100円ショップで買える魚の骨抜きが適している、と言いますが、実際これで去年1時間以上抜き取りしたら、指が痺れました;地面が固いと効率も余り良くなかったです。

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一番効率が良いのは、この草抜き器ですね。コメリかカーマで買えます。300円代しますが。

追記:100円ショップでも同じ形態の物、売っていました!耐久性とか作りはそれなりかもしれませんが。

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画像の写りが青っぽくなってしまったけれど、ゴミゼロ運動で使用されている方もいるのではないでしょうか?アダプト登録手続きすると、この袋がもらえます。作業の時は許可を得て行っていることが分かるようにこの袋を使ってください、ということです。アダプト登録手続き自体はそんなに難しくはないです。印鑑も要らなかったと思う。

実際、作業していて、別の作業の方に「勝手に草取ってはいけません」と言われたので、袋と、市の方に許可をもらっていること、この草のことを伝えたら納得してくれました。

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もう既に棘がスタンバイしているので、3度ほど当たったら、なるほど確かに痛い!!

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この日の目的場所、ほぼ駆除完了(と思いますが、まだ残っているかもしれない;;)

1時間作業が限度です。何しろ相手が小さくて細かいのと、根っこも抜かないと行けないので手間もそれなりにあります。袋の大きさの割には相手が小さいので、かさとしてはこれくらい。所定の位置に置いておいて連絡すれば職員の方が取りに来てくれるそうですが、こんなに小さいとどこかへ飛んでいってしまいそうなので、毎回公園緑地課に届けに行きます。よって、駆除は市役所が開いている平日になりますね、今の所。

精神的に結構しんどい草取りかな(まあ、一人と言うこともあるからでしょうが)。

ただ、では、やっても無駄なのか、と言うとそうでも無いとは言える。それは次のまとめで書きましょう・・・。

その後、豊橋市公園緑地課では、

豊橋公園のメリケントキンソウ駆除対策として、薬剤(人に害の少ない除草剤でしょう)を蒔くことになったそうです。

場所は児童遊園、最初に群生地が見つかったシナマンサクがある当たり、日時計のある場所、の計3箇所とのことです。隅櫓前の群生地はやらないみたいですが、「お金が、、」とつぶやいていたので、予算的にぎりぎりの所での決定可能範囲内でこうなったのかも知れません・・・。

除草剤検討のことは、とある議員の方経由で伺っていましたし、直接担当の方にも聞いていましたが、ついに、ですね。

本来は除草剤って余り使って欲しくはないのですが、あの密生地を人の手で=しかも限られた中で、駆除しきるのは、到底無理でしたね;児童遊園なんて特に。

次は課題とまとめで。

 

 

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人は、メリケントキンソウと戦えるのか?~ご近所編

豊橋公園でやがて、市内中、いや東三河中、、いえいえ、愛知県中で各公園で繁茂し始めて問題になってきている外来種、メリケントキンソウ。既に九州当たりでは様々な駆除方法を模索しだしていて、造園業者さんでは駆除専門の仕事請負をしているところもある模様です。

この外来種に対しては、いずれ他の草との競合で勢力が収まるのでは、とか、見守るしかない、などの見方もある一方で、何とかしなければ、という声もあります。

では、果たして、人は、このやっかいな外来種と戦えるのだろうか??

2017年に豊橋公園でこの脅威の草と出会って、そう間が開かない内の翌年2018年、それまではなかった近所のある道を挟んで隣接している2箇所の公園でも出会ってしまうこととなるとは、、、

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2018年4月16日、ご近所めぐりの時に発見。ショックでした・・・。

一箇所目の遊具がある公園側は、芝地一面にほぼある感じ、2箇所目の道を挟んだ、ゲートボール場にもなっている公園にもありますが、そこは敷地の四隅にあるような感じで、どうやら人の足にくっついてと言うよりは、草刈り業者さんの機材か何かに種が刺さったりして運ばれた可能性の方が高いような気がします。

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2018年4月30日、もうこんな棘付きの小さな画鋲のような種子が出来ていました。

これが靴裏や草刈り器、あるいは車や自転車のタイヤに刺さったりして他の場所に運ばれて、生息域を拡げていくことになります。人の踏み込みが激しい公園内の遊具そばとか、最初に靴裏が触れる箇所なんかにはこの種子からメリケントキンソウが生えていて、次の来訪者を待ちかまえるような感じであります。

このスタイルは、在来のオオバコの繁殖方法と共通した所がありますね。オオバコの場合は、水に濡れるとゼリー状になる種子が靴などに運ばれて道ばたなどに増える仕組みです。

まさか、オオバコがそうであるように、例えば伊吹山山頂や上高地などの踏み込み場所に、この草がやがて侵出、なんてことにはならないよね;;嫌だよ、なっちゃ・・・。オオバコはまだ無害だが・・・。

棘付きの種子は刺さると痛いし怪我をする恐れもあり、そこが危険なところです。ですが、この種子の脅威は後々それだけでは無いことに気づく事となりました。

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区の自治会のかたには連絡しましたが、遊具のある場所は自治会の管轄ではなく市なので、草刈りなどはできないとのことでした。直に公園緑地課により、このような看板が立ちました。もう一方の公演地は草刈りしますとのことでしたが、この草はそれだと本来駆除にはならず、また生えてくるだけなのですが・・・。

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2018年5月24日、

そんなわけで、せめて、出来る範囲だけでもと、無謀と思いながらもご近所めぐりの最終コースでもあるので、その時抜き取りを行うことにしました(草刈りではなく、根元から抜かないと効果がない)。ただ全部は無理であるし、もう4月後半から5月のこの時期は、出来た種子がぽろぽろこぼれ落ちる状態に・・・。

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2018年6月13日、 周囲に種子を沢山ばらまきながらこの時期は枯れます。

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2018年6月22日、画鋲みたいな種子が沢山残りました。やがて秋になり・・・。

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2018年10月15日最初のメリケントキンソウ芽だし発見。

この時期に駆除をすればいいのでは、と思い抜き取り再開。しかし・・・。

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2018年12月6日、 棘こそもう取れているけれど、沢山残っている種子があるけれど・・・。

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2018年12月13日、 果たして芽吹き出しました。

種子発芽は一斉にではなく、時間差を置いて次々に芽吹き出す感じです。

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2019年2月27日、 何と!2月下旬ですよ!

どうかすると3月上旬まで!!発芽し続けるなんて!!3~4か月の発芽期間がだらだらと続きます。

また、一旦芽吹いた株の集まりを抜き取って、一件落着、と思いきや、そうはいかないことが判明!

残った根っこから復活するものもいれば、沢山種子が蒔かれているため、最初の株が抜き取られた後、次に控えていた種子が新たに芽吹き出すという事態が発生!!一見かわいらしい双葉がプチプチ芽吹き出す事が判明!

種子の脅威は、その棘で刺さって怪我をするだけではなく、圧倒的な物量と、

驚異的な発芽能力

これこそが最大の脅威なのだと分かりました・・・。なので棘が無くても扁平なこの種子が、もしも靴裏の溝なんかに入り込んで個人宅までお持ち帰りになったら、新たにその地で芽吹き出す可能性も高いので、生息地ではオールシーズン靴裏などはチェックしていかないと行けないことが分かります、げっそりです;;

駆除には、このやっかいな種子ができあがる前に、いかにどれだけ生息数を抑えるか、生息を拡げないように押さえ込むか、がポイントになるのですが、この種子のしつこい発芽率が悩ましいところです・・・。

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毎回こんな感じで抜き取っています。

固まって生えているマット状の密生地は、残念ながら根絶は一人ではとても難しいです・・・。

但し、クスノキのある周囲は土が軟らかくて抜きやすいことや、ばらばらに生えていたりするところだったので、かなり抜き取ることが出来ました。

市の管轄側の公演地は、チャレンジしましたが気休め程度くらいしか出来ませんでした・・・。

おおよその芽が出そろう1月~2月辺りに、中学生ボランティアさんなど複数の人数の協力が出来れば、大分抑えが効くかもしれません。この辺で上手く当たれるだろうか?

本当は芽吹きが止んで、花を付けようとする3月辺りに一網打尽がタイミング的には良いかも知れませんが、この時期は年度末、年度初めの忙しい時期ですからね~;;

近所はこんな所です。

次は豊橋公園編行きます。

 

 

 

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メリケントキンソウ特集記事また書く予定・・・。

ご近所にも現れだして、無謀とは分かっていても、抜き取りに挑戦、だからこそわかった奴らの特徴について、書けそうなので、構想練って書きます!

個人だけじゃあ絶対無理、でも全くの無駄でもないけれど、行政と市民と協働でないと難しいですね~。

駆除のコツみたいなのも分かってきました・・・。何もしないで指をくわえるよりは、いいです、という感じ。

近所のシルバー人材としてこの草と戦っている人もいるので、また聞いてみよう・・・。

で、この件について、そろそろあの種が出来出す頃なので、グループ投稿先に注意と言うことで書いてみたら、凄い反響で驚いています。良かったんだと思いますが、緊張の汗も;;今まで言っている所はやはり範囲が限られた中になってしまうので、広がりには限度がある、やはり何かを伝えるのには知恵が要ると改めて思いました。あ、自分が知恵があるとは言ってない;;無い知恵絞っています、ハイ。

で、コメントで現状と、少々愚痴も言ってしまったよ。でも事実ですね(きっぱり)。

何もしていないわけではないけれど、では一人でかぶるのも、得策とは言えないですしね、、可能性あれば色々当たってみますが、どうなるかは不明です・・・。

あ、でも記事は書く!!

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まとめ徐々に完成へ!!

遅遅として進まないまとめですが、、

生物暦表チェック。無いと思っていたミス、1箇所発見!やはりチェックは入念さが必要ですね~。

気候の章は完成です!

あとは植物のあの項目と、鳥のカウント最終チェックとグラフの詰め作業、そしていよいよ、あの図にかからないと・・・。

もたもたしていると、またレッドリスト改訂になってしまうようです;;;でももう多分変えないと思う。

もう少し。あんまりぐずぐずしていると、気力が失われてしまうので(そうなっていくのを周りで見て感じているので)進みましょう!

 

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自然を見ることは単に知識の取得なのではないことを改めて実感。

今日届いたある会報の巻頭の文に感銘を受け、そして枯れかけていたものが再びわき出てくる思いも感じました。

それは、初期に自然観察の世界に出会って感じた自然の恵に対する感激や感謝の思い、生命はそれぞれに繋がっていることへの想像力。

自然観察で一番大切なのは、その感性を育てていくものでもあったはずで、知識はその支えなのであり、科学性はその感性を損なうことなく客観視できる要素であるはず。

自然観察はつくづく、単なる知識の習得なのではないはずであること、次に繋げていくものであることを思い出させてくれました。

いるべき場所についてこうなると改めていよいよ考えさせられました。

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