4月9日豊橋公園定例観察会
4月9日は、東三河自然観察会主催の豊橋公園定例観察会でした。
*画像は4月6日の下見の時のものです。
4月のテーマは、「花の秘密を探れ!」
花についての仕組みについてどこまで切り込めたでしょうか??
9日当日は、出かけるときは雨が降っていて、参加者少なくなってしまうかな~?と心配でしたが、受付の頃には上がり、一般の参加者の方もそこそこ見えました。
なんと言っても今年の4月の観察会の特徴としては、遅れて開花したソメイヨシノが丁度満開に近づいてきたという、正にお花見にうってつけのタイミングとなったことでした。
豊橋市役所13階から見た公園の様子。9日の時は雨が上がり、遠くの石巻山などから雲海が上がっていく様子を見ることができました。
*会員の方から、20年ほど前の竜巻が豊橋市を襲ったとき、竜巻の通り道で屋根が損壊した様子が分かったそうです・・・。
画像悪い(苦笑)ですが、正にこんな感じ。ソメイヨシノの雄しべの数も参加者の方に数えていただきました。結果として18~24くらいの数になりました(実際は30くらいはあるそうです)。
その時見せて説明した資料がこちら。花の基本的な作りについて、前日にソメイヨシノの花の断面見て絵を描き、用語は図鑑見て。観察会で資料などを作ると自分自身が勉強になることが良くわかる。何となく知っていた「つもり」の「柱頭」とか「葯」の意味はこうなんだな~、と分かったのです。雌しべ?花柱?雄しべ?葯??のその意味を分からないと混乱するかも知れないですね。はい、こういうことなんでした。
(図鑑にまず説明図があるので、是非とも図鑑のプロの方の解説も見てくださいね!)
今回こちらも参加者の方に行ってもらいました。所謂、「スミレの福笑い」。これやったら面白そうだな~~、と頭に浮かんだので花びらばらばらに描き、コピー、厚紙補強して切り取り、両面テープ貼って作ったもの。台紙の葉っぱは、茎のないタイプにしました。その方が楽なので;;スミマセン。
行ってみて実際は、結構楽勝に出来た感じでしたでしょうか?ただ、真剣に、必死に貼り直しなどされていた方も見えて・・・。是非お気楽な気持ちで取り組んでください;間違ってもそこは全然ダイジョウブなので。
で、正解例を作ったのが画像でしたが、、ありゃ~~!!花の根元から離れてしまっておる!!
反省としては大きめの台紙に各自貼ってもらうなどすれば、挑戦した方以外の方も臨場感味わえたかな~、などと思ったりしたことでした。こういうことは実践してみないと分からないですね;
はい、花の形、こちらが正解例ですよ~~!!(実物)
市街地の公園のこんなところにもタチツボスミレがあるというのは素敵なことですね!
この後、市役所側問そばで、出始めた草花の似たもの同士を見たりして過ごしました。
そして、公園内で発見された新たな外来種、アフリカチゴアヤメの話も主にTさんよりありました。当日は花が見られなくて残念でした。なんでも元はアフリカ原産ですが、オーストラリアにも逸出、その固い葉っぱを牧場の牛が消化できず健康を害することにもなっているそうです・・・。人の踏みつけが頻繁に起こり、他の草が生えられないような場所を好み、公園内の色んな展示がされるエリアで勢力拡大中・・・。余所に広がらないで欲しいです。
コスミレも発見。
6日の時点ではつぼみも多かったシダレザクラは9日には満開でした。
このほか、タンポポの話や、アケビやヒメウズの花、ノキシノブの2媒体、4媒体、などなどの話題になりながら、周り、イロハカエデの両性花、雌花の見分けなどをしたりしました。
観察会終了後は、会員Nさんが見つけた新たな外来種を案内していただきました。
当日は紹介できなかったですが、ヤブニンジン。
こちらはそろそろ終わりでしょうね、セントウソウ。
観察会が終わった頃はお天気が回復したので急に、花見に訪れた家族連れで公園内が賑やかになりました・・・。
来月もあります!お天気であって欲しいです。
参加された皆さん、会員の皆さん、今回もありがとうございました。
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